緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

Happy Mother's Day(1)

2007年05月14日 | 家族

昨日名古屋に出向いてきました。
女性薬剤師会の方々のとても熱い思いに
逆にエネルギーを頂いた思いです。

夜、BSテレビ朝日の be MEDICAL を見ましたが
沢山の話の中から
上手くまとめてくださっていました。

昨日、この記事がなぜかアップできず
一日遅れでアップしています。

そして、今回は母の日にちなんで・・・


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母は、5年前に急性白血病で亡くなりました。

定年近くまで中学校の音楽教師でした。
今、私が余り抵抗感なく働いていられるのも
当時はパイオニア的な働く女性だった
母の影響が多分にあるのかもしれません。

亡くなる一週間前、父から突然電話がかかってきました。

「モルヒネを使うって言うんだけど
はやいよね。はやいよ。まだ、そんな状態じゃないよ」

「モルヒネは死ぬ直前に使う薬じゃないから、大丈夫。
痛いんだったら、始めてもらったほうがいいよ」

父も同年代の人たちが持つ疑問を普通にもっていました。
でも、一言大丈夫って言ってあげただけで
主治医にすぐにお願いしますと言ったようでした。

(明日に続きます)

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3 コメント

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beMedical (tanup)
2007-05-15 04:37:01
拝見しましたよ!こんなところで働いているんですね。とても丁寧でわかり易い話しで良かったです!患者さん本位の医療が行われているんですね。放映後、問い合わせが増えたのではないですか?
有賀先生の話し方、どこかで見たような・・・と思ったら、以前、小川洋子さんがテレビで話していたのと似ているかも。無駄のない話し方なのに角張ってなくて、知的な岡山県女性の話し方なんでしょうか。見習いたいものです。
この後、家族で回し見ますよ。
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主人の入院中も (ぴょん)
2007-05-15 07:10:14
主人が、癌性腹膜炎による腸閉塞になった時、即という感じで、モルヒネつかいました。
私、全然、抵抗感なかったですし。
私の実家の薬局にも念のため、聞いて見たところ「当たり前じゃん。」との答え。
全然心配しなかったのですが・・・。
同じ病室の他の方。モルヒネをつかわれるとなると、殆ど、皆さん慌てられる。
「シャブ中になるからいやだぁ!!」と名言を吐かれた方も・・・。
すかさず、若先生「そんな誤解を受ける様なこと、大きい声で言わないで下さいよ。他の方、みんなびっくりしちゃうじゃないですかぁ。痛いの、だいぶ楽になりますからぁ。」って一生懸命、説明されていました。
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いや~ (aruga)
2007-05-15 21:16:05
昔、テープレコーダーに吹き込んだ自分の声を聞いて卒倒しそうになりました。録音された地声ほどいごごちが悪いものはありませんでした。と、いうことで、恐る恐る・・さすがに、テープレコーダーではなく、声色も幾らでも変えられるそうな昨今、ほ~こんな風にもなるんだ・・と他人事でした。小川洋子さんのような美しい日本語を話す方と並べていただいて、本当に嬉しい・・

ぴょんさんもモルヒネにまつわる話がありましたね。
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