緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

交流の仕方を変えて、私たちがそれに適応していこう:新しい形のオリンピック

2021年07月25日 | 社会時事
オリンピックが始まりました。記憶にある過去のオリンピックから、様変わりしています。開会式・・広い会場に多くの人を集めて華々しく豪華に開会を宣言した過去のものとは異なり、切り替わりや接写ができるリモート発信を意識した ー 多分、現場ではこじんまりとしたお金がかかっていない感触の ー スマートなものに収まっています。(開会式にダイヤモンドプリンセスの感染対応にあたった医師を聖火ランナーの一人に登用した . . . 本文を読む
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バブル:海外とそもそも言葉の使い方が違う日本

2021年07月18日 | 社会時事
医療系Webニュースの中で東京オリンピックで来日したメディア関係者がWeb上で体験談などを報告していることを7月16日共同通信社の記事として配信していました。中国の記者から自国ではPCR(鼻)や唾液などの検体は医療従事者が採取するが、日本では自分で提出することに驚いた。(日本のやり方の緩さを指摘。 一方で、ごまかせるという印象も・・)韓国の記 . . . 本文を読む
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心から楽しみたかった・・気持ちを切り替えて・・

2021年07月11日 | つれづれ
2019年のコロナの前・・・都内の電車に乗ると、新調した車両や車掌さんが英語でアナウンスしていたり、路線図や切符購入には英語表記がされたりし始めていました。JRは、英語のアナウンスは録音を流していましたが、その私鉄は、生アナウンスで、どの車掌さんもとても発音が素晴らしくて、すごく練習したことがわかりました。素敵なおもてなしだなあと思っていました。タクシーの運転手さんもです。車内には、いろいろ工夫が . . . 本文を読む
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Shared decision making(患者・家族・医療者が対話をしながら方針を決めていくプロセスのこと)

2021年07月04日 | 医療
ライターさんと編集社の方が同席されたインタビューの時、電波の状態が一時悪くなり短い中断になりました。インタビューが止まってしまっていた時、編集社の方から、最近の話なのですが・・・と雑談というか、個人的なお話を伺っていました。がん患者さんのご家族が主治医に呼ばれて、治療どうしますかと聞かれたそうです。そして、数日内に(抗がん)治療をするのかしないのか返事が欲しいと言われたと言います。これ、どう思いま . . . 本文を読む
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