緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

がん患者さんが本当にうれしかったと思える44のサポート(リンク)

2015年08月30日 | 医療
ブログの友人がシェアされていました。そうそう・・と思いながら読んだところと、そうねえ・・と思いながら読んだところと。それぞれの患者さんで異なることもあれば、共通していることも。忘備録として、残しておきたいと思いました。 Elana Miller, MD  エラーナ・ミラー 精神科医 がん患者が本当に「うれしかった」と思える44のサポート (前略) 1. 食事を配 . . . 本文を読む
コメント (2)

ESRDの緩和医療

2015年08月26日 | 教育
私は、大学を出てすぐの研修は、腎臓外科という透析、腎移植、一般外科、泌尿器科が集合した診療科に席を置かせて頂いていました。腎・肝・心臓。。さまざまな臓器が障害を持ち、腎臓の透析を除くと移植がその手立てとなるような病態となっていった時、研修を始めたころ、移植しか生きる手立てはありませんと説明されることが大半でした。その時、私の中では、移植をしないとしても苦痛を保証されなければ、移植をするかしないかと . . . 本文を読む
コメント (4)

Integration

2015年08月16日 | 医療
2010年にTemelさんらの進行肺がん患者さんに対して早期から緩和ケアチームが介入した群の方が予後が長かったという論文がNEJに出されてから、こうした治療医と緩和ケアとの連携についての論文がぐっと増えました。1948年から2013年までMEDLINEとOvidで検索したシステマティックレビューを見るとこの65年間の論文の64%が2010年以降3年間に報告されています。そういう治療医と緩和ケアの連 . . . 本文を読む
コメント

長崎の原爆の日に想う

2015年08月09日 | つれづれ
写真の出典:己の如く愛した人 永井隆http://www.city.nagasaki.lg.jp/peace/japanese/abm/insti/nagai/nagai_s/nagai005.html35年ほど前、私は医学部大学受験に一度失敗し、心ここにあらず・・といった心境の中、何となく長崎に一人旅にでました。なぜ、長崎を選んだか・・あまり、記憶に残っていないのですが、高校生のとき、近所の教会 . . . 本文を読む
コメント (11)

夏期集中公開講座;講義室を大きな部屋に変更しました!

2015年08月02日 | 医療
緩和医療学講座夏期集中公開講座は、大変多くのの申し込みを頂き、150名程度の部屋から、200以上の部屋に変更することになりました!!引き続き、クローズにせず、申し込みを受け付けています。 http://www.teikyo-ganpro.jp/seminar/20150630医療者の方であれば、経験や職種は問いません。全国から申し込みをお受けしています。また、一講義以上をを申し込み、講義にいらっ . . . 本文を読む
コメント

小学生がん教育;サマースクールの報告がアップされています

2015年08月02日 | 教育
1年目に私が作ったフォーマットを使って、サマースクールが終わると、毎年、あっと言う間に、事務局で記事をアップしてくれます。今年も、早々に・・帝京サマースクール開催報告 子どもたちの感想もきちんとそのまま、書いてくれています。いつも、思いますが、本当に、この感想がスゴイのです。まだ、小学校位の年齢だと、楽しかった、面白かったといった、情動を示す言葉に集約されるのですが、 最後のレクチャーがかなり . . . 本文を読む
コメント (2)