緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

第4回緩和ケア勉強会のお知らせ

2010年11月30日 | 医療
回を重ねるごとに、参加者の方が増えていき多くの方に、普通の研究会などとは違って、参加者の方々が本当に勉強したいという気持ちで参加されている会ですねと言っていただいています。第3回は、130名の方に参加して頂きました。当初、40名程度でと考えていましたのに、こんなにも仲間がいるんだと思うと毎回開催させて頂く元気がでます。今回は、12月14日(火)「痛みの伝わり方と鎮痛補助薬の選択方法」です。エビデン . . . 本文を読む
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土日の疲労感・・

2010年11月28日 | つれづれ
学会の仕事で土日は大阪でした。帰宅して、どっと疲れが出てきました。緩和医療に携わっていると患者さんを、自分の価値尺度で評価しないような思考過程を意識します。目の前の人を評価する・・というプロセスは、自分をあらためて切り替えて望まなければいけません。ですから、評価する場面では心が痛むことがあり、疲弊します。明日は、もちろん普通に病院は勤務。今日の役割をこなしながら新幹線で爆睡し明日に繋いでいます・・ . . . 本文を読む
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ちょっとした息抜き

2010年11月23日 | つれづれ
眠りはいかがですか?他の事でネット検索をしていたところ、こんなところに行きあたりました。これ、ちょっと面白い・・「あなたの眠りを診断します」クリック  ↓http://bad.sleeptimes.jp/check?utm_source=貧眠診断&utm_medium=GD寝姿勢バナー&utm_campaign=ぐっすり眠ろう、NIPPON!!やってみました。わ・・・・  . . . 本文を読む
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ブダペストの学会

2010年11月19日 | 医療
ブタペストは、王宮があるブタ地区と新しい街のペスト地区を橋でつないでいます。学会会場は、ペスト地区側からブタ地区が一望できるところでした。   これが夜になると・・   本当に綺麗です。こんな所で、学会に参加しました。多職種の学会だけに、レクチャーが多かったのが特徴でしょうか。 ポートニーの鎮痛補助薬のレクチャーはあまり新しいことは盛り込まれていませんでしたが、今 . . . 本文を読む
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勉強に行ってきます

2010年11月08日 | 医療
International Multidisciplinary Forum on Palliative Care第1回の学術大会がブタペストで開催されるのですが、ここに今週、参加してきます。ヨーロッパ緩和医療学会のEAPCが学術的に先駆的な役割を果たす一方で、多職種のケアに焦点を当てたものが学際的な位置づけから立ち上がったことに何か、意味を感じます。専門医制度に関わり、どのように深く、緩和医療を掘 . . . 本文を読む
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市民公開講座のお知らせ

2010年11月07日 | 医療
としまコミュニティ大学講座http://www.thu.ac.jp/toshima/index.html東京都豊島区と帝京平成大学主催の市民公開講座です。場所:帝京平成大学(池袋)日時:平成22年11月20日(土) 14時~15時半内容:早期からの緩和ケア~どんなことをするの?~早期からの緩和ケアって、最近は普通に耳にするようになってきたと思います。でも・・昔から言われていた緩和ケアと    早期 . . . 本文を読む
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平成22年度 第2回 がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会

2010年11月07日 | 医療
第1回を 6月に開催しました時、あっという間に定員いっぱいとなり、緩和医療に取り組みたいと思ってくださる医療者の方々に本当に、申し訳なく思っておりました。ここに、第2回の開催をお知らせいたします。都に届け出たばかりなので、まだ、最終確定の手前ではありますが、今回は、土曜日13時~18時25分日曜日 9時~17時半の予定です。近隣の診療所の先生方にご参加して頂きやすくしました。また、今回につきまして . . . 本文を読む
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コミュニケーションの土台にあるもの

2010年11月01日 | 医療
京都の癌治療学会の会期中病院のスタッフから来たメールをみてずっと、考えていました。医療で、ちょっとしたことが起こると、「問題は、コミュニケーションのあり方でした」と結論付けて終わることが多いです。でも、こんなに包括的にまとめては、解決に繋がっていきません。コミュニケーションを良くするとは、表現能力を磨くなどという前に、”安心して表出できる環境を共に作り出せているかどうか”  . . . 本文を読む
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