第3回緩和ケア勉強会のお知らせです。11月16日(火) 18時~19時半今回は、オピオイドローテーションがテーマです。換算比を用いて一緒に計算し、実際に、どのような切り替え指示を出すか具体的な例を提示します。ですから、講義というより、演習ですね。例えば、オキシコドン 朝8時20㎎ 夜20時30㎎ レスキュー5mg/回を1~2回飲んでいる患者さんが、経口内服が難しくなりました。フェンタニル貼付剤に切 . . . 本文を読む
高校時代の友人から厚みのある郵便が届きました。何だろう・・・「花束」という、句集でした。友人は、俳誌に所属する知る人ぞ知る俳人です。何年か前、軽くはない病気で入退院を繰り返されたことがありました。何気に読み始め・・はじめは、動きや人の息使いのある句が多く、その内、静の中の柔かな句が増えていきました。ドキッとするような句もありました。「散るときの来ぬが如くに梅しづか」動きがとまったような静かな句は、 . . . 本文を読む
博士号をとるための実験を始めた時、私を指導してくださっていた先生は、国立大学の基礎医学にいらっしゃり、その後エール大学から私が所属していた診療科に異動されてきた方でした。テーマを見つけるまで、その先生がずっと言い続けられたことは、ただ、論文を書くことを目的にしないこと学位をとるためだけを目的としないこと患者さんのための研究であることそのことを一生にテーマにしようと思わなくてよいこと今まで患者さんを . . . 本文を読む
第1回の勉強会には多数の方々にご参加頂き、本当にありがとうございました。第2回勉強会は来週となりました。 平成22年10月19日 18:00 「便秘の看護ケア」
18:30 「疼痛② オピオイドの使い方、選択方法とと副作用対策」19:30 終了予定オピオイドについて、モルヒネ、オキシコドン、フェンタニルの特性を症例と基礎実験結果を紹介しながら解説します。長い治療過程を安定させて痛みの緩和を . . . 本文を読む
最近、こんな言葉を読みました。”キャリアのドアには、ドアノブがついていない”どこで、読んだか記憶が定かではないのですが、そう・・そうなの・・と、心にストンと入ってきたのを覚えています。”意識していることは、努力して得た、などというようなものであってそれ以上に無意識に過ぎていっていることのほうが余程多く、そうした無意識によって人は形成されていくものである。キャリア . . . 本文を読む
昨日は、午前中は古巣の緩和ケア研修会の疼痛レクチャーを手伝い、夕方から、女子医大と早稲田の共同大学院シンポジウムに参加。午前、午後ともに、色々な方にお目にかかることができ貴重な情報に参加した甲斐を感じました。今までは、緩和領域の会ばかりでしたが、他部門で働いている方との交わりや他領域の会への積極的な参加が大切だなあと切に感じた週末でした。保険適応外投与薬が多い緩和医療。学会からも幾つかの薬剤の新規 . . . 本文を読む