医師の方への情報提供です。がん対策基本法で、すべてのがん診療に関わる医師は緩和ケアの研修を受けることを謳っています。これを受けて、厚生労働省の委託事業として日本緩和医療学会では、まず、指導者養成のためのトレーニングコースが予定されています。PEACEプロジェクト身体症状緩和と精神症状緩和の2つのプログラムのいずれかを選択するのですが、7月14日から公募が開始されています。このPEACEプロジェクト . . . 本文を読む
午後、バスケ部保護者会学校で何やらドラマの撮影をしていました。役者さんの横を通っていたようなのですが、全然気づかず教室へ。夜は思わずROOKIES(ルーキーズ)にみいってしまいました。落ちは・・・ 予想通り。スラムダンクと同じでした。背水の陣となった強豪校との勝負。精一杯挑んで、勝利。その試合の中で諦めないで戦い抜いて本当に野球が好きなんだ(スラダンはバスケが好き)と実感。勝ち負け以上にこの瞬間に . . . 本文を読む
長男1歳半くらいのころ。母乳で育てていたのですが、おっぱい卒業をどうしようかなあと迷っていました。長男はまだやっと一つ二つの言葉が出始めた頃。いろんなことを伝えても、言葉を理解してそれに従ってくれたことはありませんでした。お猿さんみたいでした。おっぱい卒業・・赤ちゃん雑誌などを見ると、おっぱいにへのへのもへじを書いた話、からしを塗った話、苦労している様子が投稿されていました。長男・・きっとわからな . . . 本文を読む
湿度が高いのが苦手です。こんな時、もわっと温度が高いと呼吸困難感がある患者さんは、ちょっと辛いです。ひんやり冷たくて、そよそよとゆっくりとした風(というか空気の移動)があると呼吸って楽に感じるのですよね。このあたりは、非薬物的なケアのこつです。ところで、認定や専門を持った看護師さんで都内に異動したいなって思っている方いらっしゃらないでしょうか。特に、化学療法の認定を持っていらっしゃる方。がん疼痛緩 . . . 本文を読む
7月4、5日で開催された静岡での日本緩和医療学会2日目のモーニングセミナー、「英文の論文書き方ABC」日本語ペラペラの翻訳家で医科大学で教鞭をとるHull先生が最高に面白いレクチャーをしてくださいました。英語じゃないのよ、logical structureなのよ。論文はcircular chain.。日本人のは線。説明→事実→説明まとめとならなければならないのに、日本人のは、説明→事実→いつのまに . . . 本文を読む
「年を十分とったからとかではなくて、今、そのときだと感じるんです」名言だと思いました。生に固執せず、ありのままの自分の人生に、ただ、ただ感謝の内に、今、時が満ちたと言われました。50代とまだお若い。腫瘍の圧迫で食道の狭窄があり、肺病変の悪化も加わり、自宅に帰るにはぎりぎりという中、症状緩和がある程度できた時だったからこそ退院ということについて、話し合いたいと思いました。率直に尋ねました。病院という . . . 本文を読む
今年に入って、都内東芝病院で緩和ケア病棟を立ち上げられた茅根義和先生。学会の懇親会で久々にお目にかかりました。素敵な先生なんですよね・・メガネが、進化していっているような気もします。最近、いかがですか?15床中、11床でやっています~先生お一人ではないですよね。皮膚科の先生が兼任で・・皮・・皮膚科? ですか・・?皮膚科の患者さんは、悪性黒色腫や有棘細胞腫などを除くとあまり、悪性腫瘍の患者さんは多く . . . 本文を読む
今回の緩和医療学会でも、アナウンスされましたが、今、オレンジバルーンプロジェクトが走っています。多くの方に、緩和ケアを知っていただくことを目的とした国から学会への委託事業です。http://www.kanwacare.net/デザインや文言は、ワンダフル~! 絶賛!!って ところまでは到底・・・行きませんが・・・・・・・頭をポリポリしながら、まあ。。よろしく! 緩和!!って感覚でゆっくり、一緒 . . . 本文を読む
言葉にならないほど嬉しいことがありました。日本緩和医療学会のポスター会場で突然声をかけられました。「先生が、2年間の猶予期間を置いてくださったのですか?」一瞬、何のことかわかりませんでした。続いて説明してくださったことでやっと、専門医制度の更新制度の中に性差を問わず、妊娠、出産、介護、留学などの生活変化に応じて2年間、更新することが難しい場合を想定した猶予期間を明記しておりました。確かに、私の担当 . . . 本文を読む
静岡は雨です・・明日は、雷もなるかもと天気予報。泊まったホテルの部屋からは、富士山がみえますよと教えていただいたのですが雲で覆われています。二つの会議が終わって、電車で癌研の服部先生と濱口さんとご一緒し、ホテルのエレベーターで柏木先生や阿部まゆみさんとも一緒になりました。明日から、楽しみです。23階のホテルの窓に、羽がボロッとした蛾が一匹。普段は嫌いな蛾も23階の窓までどうやって昇ってきたのかなあ . . . 本文を読む
今年1月に承認が3ヶ月延長となったと聞いたままになっていた薬剤。4月に発売になっていました。RELISTOR (methylnaltrexone bromide、メチルナルトレキソン) 皮下注射剤緩和治療をうけている末期疾患患者の下剤無効オピオイド誘発性便秘の治療薬つまり、オピオイドによる便秘の治療薬です。オピオイドは中枢と末梢のμ受容体に作用します。中枢とは脳、末梢の代表的なものは腸管です。この . . . 本文を読む