緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

第10回癌治アップデート教育コースは3月7日日経ホールです

2014年12月30日 | 医療
(写真は、まもなく郵送されるポスター)一生の内にがんになる人は、男性3人に2人、女性2人に1人です。男性は、60%以上です・・がんは、高齢化によって増加を続ける一方で、5年生存率90%以上のがんも増えてきました。診断直後、経過観察中、治療中、治癒した後の方などがんと診断されたことがある方は、2015年には約530万人と推定されており、これは、国民44人に一人に相当します。がんは、増えているだけでは . . . 本文を読む
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緩和ケア病棟に電話をした時・・

2014年12月21日 | 医療
昔、短期間、勤務していたことがある緩和ケア病棟に患者さんを見舞いたくで電話を入れました。看護師「はい~、Aです」私「B病院、緩和ケア内科のarugaと申します」看護師「はい」 (復唱なしか・・)私「お世話になっております」看護師「・・・」   (え?無言??)私「先日、当院から転院なさった患者さんの〇〇さんのことでお電話しました」 (個人名を挙げたので、復唱があるかな?)看護師「はいはい」 (え? . . . 本文を読む
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スカイプは離れている距離を縮めてくれる

2014年12月14日 | つれづれ
今日は、緩和医療学会の広報委員会。委員は集まり易く、とにかく、少人数。年に1回は集まり、後は、できるかぎりメーリングリストのやり取り。もっと、スカイプ会議ができるとよいのだけど、今一つメジャーになりきらない・・ただ、今日の会議は、とても、サクサク進んで、さすが、できる委員の皆様のおかげでした。自宅では、週1回はスカイプ。イギリスの次男、九州の長男と顔を会せたり、声を聞いたりで、何て身近なんだろうと . . . 本文を読む
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タイトルを知らなかった大好きな曲

2014年12月06日 | つれづれ
Kathleen Battle & Thomas Hampson - Lippen Schweigen 08 / 16 嬉しいこと、悲しいこと、切ないこと・・何かあると口ずさんでいた曲。でも、タイトルも、何の曲かも思い出せないままいました。どうしてこの曲なのかも記憶がないまま・・患者さんを見送って、たまりかねて、病院のルーフガーデンで、このメロディーを口ずさみながら、ひとしきり泣いたこともあります . . . 本文を読む
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アグネス・チャン来る!

2014年12月05日 | 医療
ちらしを見た患者さんがおっしゃいましゃいた。「アグネスって、長生きでしょ。 それにあやかりたいなあ」ああ・・そうだなあ。そんな思いって、はじめて気が付いたけれど、わかるなあ・・ 12月20日(土)13時半~16時半帝京大学板橋キャンパス 臨床大講堂連携4大学合同市民公開講座シンポジウムがんを知り、がんと生きる「明るくさわやかに生きる~アグネスが見つめた生命~」その他、がんプロからの登壇もあります . . . 本文を読む
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