緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

ジェネラリストというプロフェッショナル

2011年12月25日 | つれづれ
週末は、大学生達が6人ほど集い、楽しい時を過ごしておりました。皆熱い思いを語っており、”今時の若者”という言葉に代表されるような印象と大きく違い、自分の意見を語り、共に議論してくれたことにちょっと、びっくりしながら、その逞しさに、感嘆していました。そんな中で、総合~学科という学科が増えてきたことに時代の流れを感じました。今までは、専門学科に特化していた学科が主流でしたが、例 . . . 本文を読む
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目を向けていなかったこと

2011年12月18日 | 医療
写真は、カレッタ汐留の癒しの森 オープン前日に偶然出会ったクリスマスイルミネーションです。最近、知り合いの医師のフェイズブック記事を読み、思い出すことがありました。結婚してすぐに消化管のがんと診断され、治療を行っていた患者さんでした。私がお目にかかったときには、がんがダクラス窩に転移をしていました。ダグラス窩とは、子宮と直腸の間の窪みのことで、女性にだけある窪みです。若い患者さんでした。痛みのこと . . . 本文を読む
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'Women hold up half the sky,

2011年12月11日 | 社会時事
http://cnn.com/video/?/video/world/2011/12/10/nr-nobel-peace-prize-ceremony.cnn(CNN, yahoo ニュース) ノーベル平和賞の授賞式(10日、オスロ)今年の受賞者は、リベリア大統領のエレン・サーリーフ氏(73)同国の平和活動家リーマ・ボウイー氏(39)イエメンの人権活動家タワックル・カルマン氏(32)女性への差別や . . . 本文を読む
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Passive-Aggressive PD

2011年12月05日 | 医療
汐留から見た今日の富士山快晴で、夕焼けに浮かんでいました。左は東京タワーです。   痛いときは、がまんせず伝えること。何度も伝えてきました。でも、時に、本当にその訴え通りにレスキューを使ってよいのだろうか・・・疼痛の客観性と副作用を観察し続けます。患者さんの訴えを疑うといったことではなくそのことが、患者さんにとって、害にならないようにつまり、予想外な過量投与とならないために、重要なこ . . . 本文を読む
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