ライターさんと編集社の方が同席されたインタビューの時、電波の状態が一時悪くなり短い中断になりました。インタビューが止まってしまっていた時、編集社の方から、最近の話なのですが・・・と雑談というか、個人的なお話を伺っていました。がん患者さんのご家族が主治医に呼ばれて、治療どうしますかと聞かれたそうです。そして、数日内に(抗がん)治療をするのかしないのか返事が欲しいと言われたと言います。これ、どう思いま . . . 本文を読む
がん診療を行っている病院には、全国にがん診療連携拠点病院が405箇所 指定されています。 都道府県がん診療連携拠点病院 51か所 地域がん診療連携拠点病院(高度型) 51箇所 地域がん診療連携拠点病院 298箇所 地域がん診療連携拠点病院(特例型) 2箇所 特定領域がん診療連携拠点病院 1箇所 国立がん研究センター & . . . 本文を読む
(H. Hach による Pixabay からの画像) 金・土曜日と日本緩和医療学会で横浜でした。昨年10月の癌治療学会ぶりの現地参加でした。かなり縮小され、参加人数も500名/日と1/10に限定されていました。一つの発表と一つの座長のタスクに厚労省健康局長の特別講演では、フロアから直接要望を伝えることができ現地に行った目的はきちんと果たせました。その翌日の今日は11時から17時半まで理事会、代議 . . . 本文を読む
近所のパン屋さんの2階に気軽なカフェがあります。垢ぬけているとはいえませんが、学生さんがコーヒー一杯で勉強していても、見守り続けてくれるような気取らない場所です。今日は、スメタナの「我が祖国」(モルダウ川の流れ)がかかっていました。あっ・・・と思いました。(Guenther FuchsによるPixabayからの画像)そう、先週の金曜日6月3日は冬が終わるスメタナの命日の5月12日から1か月続くプラ . . . 本文を読む
新型コロナは、ゆっくりと重症患者さんが減少してきていたように感じましたが、再度、増加の兆しを感じています。が・・・こうした上下の波に一喜一憂せず、ワクチン接種が、7割の国民に終了することを待つということでしょう。73%(変異型はイギリス型まででインド型は加味されていない数字です)の人々に接種が終わると収束に至ると、計算上は言われています。コロナからは離れて、日々のこと・・・在宅訪問診療は、大きく分 . . . 本文を読む
(지원 이によるPixabayからの画像 )先日の外来で、患者さんが新聞記事を持参されました。「これ、私にはどうなのでしょうか」治験終了後1年ほど承認に時間がかかった一般名アナモレリンが先月4月に発売となり、朝刊の一面に記載されたものは、がん患者さんの悪液質とその栄養状態を改善することに関するものでした。新規発売となった薬剤が自分には適応があるのだろうか・・病名は確かに一致していました . . . 本文を読む
先週は、管理当直でしたが、重症患者の要請を受けることができました。が、別の日には救急車は20数件目に当院に依頼して受け入れた事例があったという話を聞きました。とはいえ受け入れられているので都内はまだ、よいのだと思います。兵庫県や大阪で在宅訪問診療を開業している友人ら複数の医師から・・保健所から病院に空きベットがなく、コロナ陽性者で症状が悪化している患者さんの自宅への訪問診療の依頼が毎日入るというの . . . 本文を読む
数年前の母の日にもらったバラが毎年、この時期に咲きほこります。ありがたいことです。このところ、新型コロナの治療薬であるファララビルなどの保険適応外投与を審議する院内の委員会の開催出席依頼が緊急で、「30分後に開催したいのですが・・」といった具合で増えてきました。度々報道されていますが、1年前と異なり30代~40代の基礎疾患なしの患者さんの急な増悪を伴うコロナ感染が都内で急速に広がって . . . 本文を読む
今年は桜に続き、クレマチスが早くも満開になりました毎年大きな花を幾重にも咲かせてくれています2019年の4月、東大の入学式で女性学、社会学者の上野千鶴子さんが述べられた祝辞は大きな反響がありました。その中で「どうせ女の子だし」「しょせん女の子だから」と水をかけ、足を引っ張ることを、aspirationのcooling downすなわち意欲の冷却効果と言います。という話に続いて、ノーベル平和賞受賞者 . . . 本文を読む
医療者、特に看護師さんにやりがいを感じる場合はどんなときか尋ねると 患者さんが良くなって退院する時 治癒したと感じられるとき 苦しかったことが良くなったと実感してもらえた時 ありがとうと言ってもらった時などの答えが返ってきます。新型コロナウイルス感染症などで人工呼吸器治療を行う場合、自発呼吸(患者さん自身が自らする呼吸)と人工呼吸器から送り込もうとする呼吸とがぶつかってしまうことをファイティングと . . . 本文を読む
最近、がん患者さんから言われたこと。 白血病の水泳選手が 素晴らしい成績を出したことは、 とても素晴らしいことなのですが、 家族に 「あなたも頑張って!」 と言われたのが、きつい・・十数年以上前のこと。がん患者さんが自宅近くの病院で人生歩み切りたいからと転院されていく時、付き添っていた娘さん。そのご家族に、転院された数か月後、ご挨拶に来てくださった時にお話しくださったこと。 転院するとき、病院の玄 . . . 本文を読む
今日はイースターですね。先週、2回目の新型コロナワクチン接種が終わりました。同じ側にすることにした上腕接種でした。1回目の副反応は、疼痛だけでした。2回目は、同程度の疼痛と新たな症状としては、倦怠感微熱浮動性症状頭痛が、いずれも軽度ですが、ありました。(ここでは、あくまでも私個人が感じた副反応を 一例事例として記載したものにすぎないことに ご注意ください)疼痛は1回目より少しだけ早く、接種後3時間 . . . 本文を読む
Myriams-FotosによるPixabayからの画像 新型コロナのワクチン接種 第1回目が終わりました!!多くの方から海外での筋注の様子が映ったTVを見て、あんなに深く刺すなんて、怖い・・と言われましたが、筋注をするときは、ほとんど・・いえ、まったく痛みはありませんでした。三角筋中部の肩関節から3横指下に筋注します。注射後、3時間頃から違和感があり、その後、少し重い感じがしてきました . . . 本文を読む
下のリンク先の報告書 P.38 全体のP.46 掲載のコロナワクチンの海外治験時の副反応結果現在、コロナワクチン投与は、国立病院機構140病院、地域医療機能推進機構(JCHO)57病院(尾身先生理事長)、労働者健康安全機構(労災病院)32病院の、計229病院で始まっています。計画では、この229病院の内、1万人の副反応等のデータを集積させた後、民間医療機関や保健所に対象を拡大(400万人)続いて、 . . . 本文を読む
silviaritaによるPixabayからの画像 病院のコロナ感染症は、次第に下火になってきている感覚はあります。重症患者さんの数も、少しづつ減ってきています。ファビピラビル(アビガン®)、レムデシビル(ベクルリー®)の一人一人の患者さんごとの使用承認の委員会は、相変わらず何例も続いていますが・・後、一歩です!!昨日の地震はちょっと、心に応えました。東日本大震災から、ち . . . 本文を読む