江戸前ネギ巻き寿司

オタク一匹の日常を綴る。
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ネギま!24巻限定版-特典要素の感想。

2008年11月17日 00時36分46秒 | ネギま!・ネギま!?・UQ
 ども、日付変更後に更新している江戸です。



 それでは、ちょっと遅れてしまいましたが、予告通りにネギま!24巻限定版についての感想(主に特典要素)を書いてみましょうか。


 まず、特典その1。

     
     ラカンのパクティオーカード
 おっさんですが出来自体はいいので、仮に欲しくないという人でも、貰っても損は無いという感じですな。
 つか、種類を増やせばカードだけでも売れそうだなぁ。フェイトの従者とかも作って欲しいかも。


 次に特典その2のアニメですが、まずはジャケット。

     
 前回の作画が微妙な物と比べると、物凄く安心できる印象。まあ、トレスっぽい手段を使っている可能性もあるので(原作の絵とポーズが同じキャラが多いし)、それで酷いようなら問題ですが。でも、ハルナの頬の線だけ黒なのは明らかにミスだよな……?(;´Д`)
 あと、ブックレットですが、関係者のイラスト&メッセージが掲載されております。キャラクターデザインの人が描いた朝倉とか、声優陣の中で明らかに浮いた画力の井上麻里奈と別の意味で浮いている小林ゆう、そして野中藍のインパクトは必見ですな(笑)。


 さて、いよいよある意味メインとも言えるアニメの内容について。多少厳しい事を書くかもしれませんが、前回ほどではありません。つか、比較として前回の駄目だった部分にも触れたい思うので、どうしても厳しい事も書きますが、それが嫌な人は読まない方が良いかもしれません。 
 また、あくまで私の感じ方ですので、必ずしも正しいという訳ではありませんので、それを念頭に置いてお読み下さい。


 まず、私の評価基準(というとなんだか偉そうですが)を明示したいと思います。ともかく私は「原作準拠」というだけでは評価しません。このOADシリーズが「原作準拠」を売りにしているアニメである以上、それは出来ていて当たり前の最低ラインだと考えているからです。それが出来ないのならば「原作準拠」を謳う資格はありません。

 ですから私は、その「原作準拠」という最低基準を満たした上で、アニメという表現媒体独自の面白さを出せているか……という所に重点を置いて観ていました。

 で、そんな私の基準で観た場合、前作はアニメ作品としては平凡の域を出ていなかったと思います。とにかく動きがおかしい(動画枚数が足りない)ところが多々見られましたし、手抜きをしているのではないかとさえ思える部分も複数ありました。他にも、例に挙げ出すときりがないほど不満に感じた部分があったのです。

 しかも、「原作準拠」という面でもかなり怪しい作画レベルだったように感じます。たぶん、頻繁に原作の絵を模写している人なら、キャラクターの作画に微妙な違和感を感じた人もいるのではないでしょうか。一見似ているけど、何処か失敗している……そんな感じの違和感が。
 
 おそらく、前作は時間か予算、あるいはその両方が足りない状況で作られていたのでしょう。もしかしたら、そんな厳しい条件の中で最善を尽くしてあの結果となった事も否定は出来ません。スタッフの方々には頭が下がります。
 でも、作品の評価は別。客の立場で言わせて貰うと、正直満足していません。点数をつけるとしたら、前作は100点満点中40~50点くらいです。正直ガッカリでした。


 で、ここからが本題。今回の話です。

 実を言うと懲りずに今回の出来に期待していました。なぜならば、前回はかなり売れたので、少なくとも予算の問題はクリアされているだろうと考えたからです。金をかければ良い作品が出来るとは限りませんが、それでも質が向上する要素である事は間違いありませんからね。
 だから私は、「おそらく、最低でも60点くらいにはなっているだろう……温泉のお色気要素で、もう10点加算してもいい」……と予想していたのです。

 しかし、そんな予想は裏切られました。







 ……良い方向に!

 ハイ、今回は殆ど不満は感じませんでした。多少影の表現が鬱陶しく感じたりもしましたが、概ね許容範囲です。
 作画もほぼ問題はありません。多少原作の絵とは違う部分もありましたが、それはアニメ独自の魅力であると感じる物でした。

 そして、何よりも評価したいのがアニメの命ともいえる「動き」です。特にアーニャ関連のコミカルかつ迫力のある動き(+エフェクト表現)は素晴らしかった。もう、その動きを観ているだけでも楽しくなれました。これだよ! やっぱりアニメはこうじゃなきゃ!


 ……ともかく、「なんだよ、シャフトもやればできるじゃないか……」と、認識を改めました。そして、ようやく本当に理想的なネギま!のアニメを観る事が出来たような気がして感慨深いです……(;´д⊂)。
 だから、今回のレベルを維持してくれるのなら、今後はいくらでも制作をシャフトに任せてもいいと感じる。

 そんな訳で、今回のOADに点数を付けるとしたら……、

 80~90点。

 ……これくらいの評価をしてもいいです。前回の倍近くの点数になっていますが、単純に倍出来が良いという事ではありません。でも、それくらい満足できました。これなら他人にも自信を持ってオススメ出来る。


 さて、これで次回作も大いに期待できますね。今からワクワクして待つ事にしましょう。



 じゃ、今回はここまで。午後にはまた更新しますよ?
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (通りすがりますよ)
2008-11-17 02:16:10
細かいツッコミですけど「原作基準」じゃなく「原作準拠」では?
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Unknown (江戸まさひろ)
2008-11-17 17:58:57
通りすがりますよ 様

おお、言われてみるとそうですな。他にも使っている人が多い言葉なので、深く考えずに私も使っていたようです。ここは直しておきましょう。ご指摘ありがとう御座いました。
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