江戸前ネギ巻き寿司

オタク一匹の日常を綴る。
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ネギま!真の黒幕の正体について。

2008年11月13日 11時24分03秒 | ネギま!・ネギま!?・UQ
 ども、早起きをした江戸です。本来は眠っている時間帯なのですが、何故か目が冴えて眠れなくなったので、こんな時間に更新。



 さて、今回の話題は、今週のネギま!に登場した真の黒幕の正体について、一つの仮説を提唱してみましょう。

     
 まず、ここでは便宜上「黒幕」と呼称しますが、私はこの人物が「元凶」という意味での黒幕だとは考えていません。
 フェイトの「僕がすべての黒幕だと思っているのかい?」という台詞の直後に登場した事で、ミスリードを誘っていますが、少なくともこの人物はフェイトを操っているであろうと予想される制作者(以下、便宜上「本体」と呼ぶ)では無いと私は思っています。たまたまタイミングよく登場しただけで、フェイトの背後にいる者とは別の存在なのではないか……と。

 ただし、ラカンが「真の黒幕・悪の大ボスの登場」と言っているので、今回の事件の首謀者の一人だと言える事は間違いないでしょうし、フェイトの言う「黒幕」にこの人物が含まれている事も否定は出来ません(つまり黒幕は複数いる)。


 で、その正体が誰なのかといいますと、読者が真っ先に疑うのはフェイトの本体だというパターンが多いと思うのですが、前述している通り、私の意見は違います。
 私が今週号を読んで真っ先に思い浮かべた人物は……、

     
     黄昏の姫御子。
 つまり、明日菜です。漠然と心を操られたり、能力を暴走させられたりした明日菜なのではないかな……と思っていました。
 そして、一晩明けて考えがまとまったので、その根拠となりそうな描写を例に挙げつつ、私なりの推測を語ってみましょう。


 まずはこのシーン。

     
 これを見て私が連想したのは、明日菜の「無極而太極斬」です。

     
 微妙に攻撃エフェクトの演出が似ていると思いませんか? 攻撃がヒットした所を中心にして、対象が渦巻くように分解されているように見えます。

 また、この攻撃は、ナギとフェイトの魔法防御を完全に無視しています(油断していたとも考えられますが、高位の術者は常に魔法障壁を展開しているらしいので、全く無防備だったとも考えにくい)。
 これはフィリウスと呼ばれた少年の「最強防護」も同様で、

     


 あっさりと破壊されていますね。これは物理的な攻撃力が高い事も勿論ですが、魔法無効化能力の効果もあるのではないかと思えます。そうでなければ、最強クラスの術者が展開する、おそらくは最上級の防御魔法をここまで一方的に破壊できるとは思えません。

 そして、この真の黒幕の正体については……、

     
 クウネルは既に答えを得ているように見えますね。つまり、彼にとっては既知の存在だという事になります。
 また、ラカンも……、

     
 その正体を悟ったからこそ、勝てないと思ったのではないかと。実際、「力の差じゃない」と言っているのは、「相手が助けるべき対象(つまり明日菜)だからこそ戦えない」……というように解釈する事も出来ます。

 それに、仮にこの黒幕がフェイトの本体だとすると、後(10年後)にナギと相打ちになったのは誰なのか?……という事にもなります。
 勿論、ここで黒幕と完全に決着が付かなくて、再戦したとも考えられますし、フェイトの分身(二人目?)が相手だったとも考えられますが、ここで一番強いはずだと仮定される本体を倒している(もしくは退けている)のに、後にそれと同じ人物や分身と相打ちになるというのは、ナギの実力から考えるとちょっと考えにくいような気がします(人質を取られるなど、なんらかの罠にはめられたというのならば有り得ますが)。

 それよりも、むしろボス化した明日菜をここで制して、後にフェイトの本体と相打ちになったと考えた方が辻褄が合うように感じます。
 実際、黒幕の攻撃によって瀕死状態に陥ったナギが、まともに戦って勝てる要素は殆どありませんが、黒幕の正体が明日菜であり、彼女の正気を取り戻すという形ならば、状況を覆す事が可能ですし、逆転劇を成立させるにはそこに賭けるしか無いように見えます。


 なお、個人的には青年のフェイトは「二人目」であり、「一人目」は本体の事を指すのではないかと考えています。つまり、フェイトは本体の他に3人いる(合計4人)のではなく、本体を含めて3人なのではないかという考え方ですね。ただ、フェイトの仲間の小さいのが「四人目」の可能性も否定できないので、やっぱり4人いる事も考えられますが……。


 最後に、明日菜が黒幕だとすると、彼女が世界を破滅させようとしたその動機は何なのでしょう? でも、それはかなり簡単に推測できます。
 「黄昏の姫御子」という戦争の道具として扱われる自分と、そんな運命を自らに背負わせた世界に嫌気がさして、彼女は世界の崩壊を望むようになったのではないでしょうか。そして、そこにフェイト率いる「完全なる世界」が彼女に接触してきて、彼らが語る思想に同調してしまったのではないかと。

 つまり、明日菜は自ら計画に荷担した首謀者の一人だと言えますが、その幼さを考えると、フェイト達に騙されて利用されただけだと言う側面の方が大きいのかもしれません。
 ただ、今回の計画は明日菜抜きでは成立しないので、彼女が「黒幕」という呼び方も間違いでは無いでしょうね。でも、フェイトの言う「黒幕」とは、明日菜だけを指すのでは無く、やはり彼の本体の事も含まれていると思います。


 以上が私の仮説であります。まあ、はずれる可能性も大いにありますので、あまり真に受けないでください(笑)。



 じゃ、今回はここまで。夜にまた更新します。
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4 コメント

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Unknown (kk)
2008-11-14 06:50:22
並べられている理由を見るともう明日菜以外に考えられなくなってきましたわ

ですが、動機以外でほぼ同じ条件に当てはまる人物がいたのでその人を置いていきます

アリカ姫

この時点での所在が不明
明日菜と同じ血筋
ラカン達では倒せないがナギなら止められる

この黒幕(仮称)が操られているだけだというなら姫様もいいんじゃないかなぁ~、とか
また、ネギの母親が現在まで行方知れずというところも、この妄想に一役買ってたり
ネギの出生時期にもよりますけどね
返信する
Unknown (江戸まさひろ)
2008-11-14 17:58:13
kk 様

ハイ、私も書いてはいませんでしたが、明日菜が黒幕でなければ、アリカがそうだという可能性があるのではないかと考えていました。なにせ、現在は何処にいるのか分かりませんからね。他にも同じ事を考えている人がいてくれて嬉しいです。
返信する
どもです。 (ゆきを)
2008-11-18 22:13:58
僕も黒幕アリカかなぁって思ってしまいましたが、そうだったら悲しいですね‥


あと、コメント違いですみません(^_^;)

アリカとネカネとアスナの外見の共通点が出てきましたが、もしネカネもお姫様の血筋があったらの場合ですけど

ネカネの名前が「ネカネスプリングフィールド」じゃないですか?

って事はネカネのお父さんは、アリカ系の血筋と結婚したってなりますよね?(養子ってのもあるけど)
返信する
Unknown (江戸まさひろ)
2008-11-18 22:44:18
ゆきを 様

ネカネ達が「スプリングフィールド姓」なのは、姓をナギから借りて名乗っているからのではないかと、個人的には思っています。
つまり、オスティアの王族が魔法世界では暮らせない状況になったので、ナギの手引きで現実世界に移住したけど、そのままの姓では王族だとばれて色々と面倒な事になる為に、偽名が必要だったのではないか……と。
だから、ネカネもその両親も、元々はスプリングフィールド一族とは一切関係が無かったのではないかと思っています。
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