とりあえず一所懸命

鉄道の旅や季節の花、古い街並みなどを紹介するブログに変更しました。今までの映画や障害児教育にも触れられたらと思います。

銃を持つことも自由?

2007-04-18 23:55:38 | 日記
大変痛ましいニュースが飛びこんできました。一つはアメリカ、もう一つは長崎です。ともに銃による暴力です。

長崎市伊藤一長市長は選挙中だったようで政治的なテロかと思いましたが、暴力団幹部による個人的恨みだったようです。自分の私利私欲のために相手の生命を何とも思わずに銃を持ち出すあたりは、考えも及びません。長崎は以前にも市長が銃で撃たれる事件があり、市民に与える影響も大きいと思います。

 伊藤一長氏は、自民党の市長でありながら、核兵器廃絶のために尽力された方のようです。生まれが、山口県の長門市の通地区だそうで、金子みすゞさんと同じ所だそうです。惜しい人をなくしたものです。

 アメリカの銃の乱射事件は、ニュースの伝えるところでは、無差別殺人の様相を呈してきたようです。アメリカ国籍の韓国人ということだし、残されたメモを見る限りでは、人種差別の問題を感じさせるような状況になっています。

 それにしてもアメリカの銃社会はどうなんでしょうか?マイケルムーア監督の「ボウリング・フォー・コロンバイン」の例を引き合いに出すまでもなく、アメリカ国内でも話題になりながら、規制は進まないようです。テレビニュースの学生のコメントでも、「自由を優先すれば、安全が脅かされ、安全を優先すれば自由が規制される」と言ったような声が聞かれました。アメリカの人たちの自由の概念と私たち日本人の自由の概念はどこか違っているようです。

 銃を持つことが自由という概念は理解できません。目的があって自由は保障されるべきもののような気がします。殺戮のための自由は決して認められるべきではないと思います。

コメント (1)
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