とりあえず一所懸命

鉄道の旅や季節の花、古い街並みなどを紹介するブログに変更しました。今までの映画や障害児教育にも触れられたらと思います。

東京街歩き(神保町)~市ヶ谷

2012-11-05 10:22:57 | 写真日記

『さぼうる』という喫茶店は昔からある喫茶店です。

先日テレビでも紹介されていました。店の名前のさぼうるは「サボる」から来ているのではなく、スペイン語の「味」という意味だそうです。

何とも怪しい外見です。東京のど真ん中にある風景ではありません。

   

実は大変有名な店のようで、いろんな著名人が集まっている場所のようです。

でも、どうみても山小屋です。

以前店内にも入ったことがあるのですが、中もちょっと暗くて、壁一面にタイルが貼ってあって、落書きが一面に書き込まれている印象があります。

中には有名な人の落書きもあるように聞いています。

他にもランチを食べる店もいろいろあるようです。

この街はまさに老若男女が集う街です。いろんなジャンルが必要なんだと思います。

  

セブン・イレブンも街の雰囲気にとけ込んでいます。空気が読めるセブンというところでしょうか。

喫茶店が多いのもこの街の特徴です。

東京はコーヒーショップが多いのですが、そのほとんどは、チェーン店なのですが、この街はほんとの喫茶店です。

本を探して、買った本を片手にコーヒーを飲みながら時間を過ごすなんていいですね。

こういう文化に囲まれて過ごしてみたいですね。やっぱり田舎はいやだね~。

 

突然奇妙な建物が目に入ってきます。お笑い吉本の若手のシアターらしいのですが、それだけでなく、名画座も一緒にやっています。

ポスターは「明日に向かって撃て」や「雨に唄えば」のポスターがかかっていました。

こういう名画を大きなスクリーンで見られるというのはいいですね。

  

  

お酒が飲める店も古い建物があります。

地上げの中でもがんばってきたのかも知れないと思いながらリスペクトも込めて撮影しました。

早朝ではない時間に散策したいですね。

  

 
歩いて行く中で、上島珈琲の店がありました。懐かしい感じがしました。

今はさびれてしまって見る影もない徳山駅の駅ビルの3階に上島珈琲の店がありました。

高校時代も映画を観た帰りに必ず立ち寄っていました。

教員になってからもいろんな人とちょくちょく出かけていたように思います。

久しぶりに飲んだ上島珈琲はまろやかでおいしかったです。

街中にあふれているスタバやドトールより主張がすくないように思いました。

  

そのまま靖国通りをずっと歩いて市ヶ谷方面に向かいました。

古本市の本棚はずっと並んでいて、時間が許せばずっと見て歩くのにと残念な気持ちになりました。

 

少し歩くと岩波ホールがあります。

岩波ホールは何とも良い映画がかかっています。時間さえあれば…悔しい限りです。

カミュの自伝的映画は是非にも観たいですね。

歩いて行くと昔よく行った古本屋の看板が目に入りました。

この本屋では哲学・思想関係の本をよく買ったものです。

今でも我が家の押し入れの中にはこのテの本がたくさん眠っています。

こんな所にあったんだ…と久しぶりの感覚でした。

  

古くていい感じの店も見つけました。

昭和のにおいですね。

北の丸公園や、千鳥ヶ淵を横目で見ながら、靖国神社の壁をずっと見ながら歩いて行くと、そろそろゴールの市ヶ谷駅が見えてきました。

  

もう一度、コーヒーショップに寄って時間をつぶすことにしました。

朝から撮影してきた画像を見ながらポメラを使って、文章を打つことにしました。

前半の克明な文章はここで打ったものです。

こんなに街歩きをしていて会議にちゃんと出席しているのか、心配している人もいると思いますが、10時には会場に着いて出席しました。

コメント
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