パンと珈琲日記~整形外科じゃなくて成形~

パン焼きと珈琲を趣味とするある整形外科医の日記

パン作り~失敗作から学ぶこと

2007-06-28 07:12:20 | パン
グラハム粉が少量残っていたので、思い立ってスーパーキングと混ぜてイギリスパンを作ってみた。失敗作。

本当はプルマンに入れてプルマン型にしようと思ったのだが、ひっかけてしまい、しぼんでしまった。仕方がないのでそのままさらに発酵させてイギリスパンにしようとしたのだが、気温が高めのせいか、夕食をとっていて、知らないうちに結構なふくらみでオーブンに入れるときにこれまたオーブンの角に引っ掛けてしまい、また発酵させる羽目に。

で、2次発酵過多のため、釜のびが悪い。

きちんとした計画もせず、適当に作り始めていきあたりばったりで失敗を取繕うとしてさらに失敗をかさねた成果というか結果というか末路。

基本的なパン作りはだいたいの手順が決まっているので、手技は別としてパン作り自体の流れはそれほど複雑なものではないと思っている。
ただ、慣れたパンほどいいかげんに作り始めて些細なことでミスをすることがある。

パン作りは趣味なので仕事の時と違って、はっしょったり、気が抜けていることが多いせいもあるが、、、

今回は趣味だから、膨らみが悪かったで笑ってすませることができたが、オーブンやナイフを使ったりしているので下手すれば火傷などの怪我をするおそれもある。パン作りを生業としている方はたぶん、危険予知活動を日常的に行っているだろうし、趣味であっても、いいパンを作ったり、火傷などの怪我をしないようにするためにはきちんとした計画とともに必要かもしれない。

1.計画・手順の確認
2.点検簿による材料の確認と機材の点検
3.危険予知と指差し呼称
4.終了後、点検簿による機材の再点検

指差ししながら

「2次発酵よし!」
「オーブン温度よし!」

究極のパン作りのため今度のパン作りからやってみるか。

アスパルテーム

2007-06-28 06:32:06 | 食と健康
アメリカの消費者団体がアスパルテームの発ガン性についてFDAに再検討をよびかけたとの記事がCNNに掲載されていました。

イタリアの研究グループが4000匹のラットを使ってアスパルテームの発ガン性を裏付ける実験結果を出したためだから、とのことです。この研究が今までと違うのは今までの研究は2年でラットを処分してガンの発生を見ていたのに対し、イタリアのグループは自然死がおきるまで観察し、発生を見たということです。

発ガン性がおきる量とはだいたいアメリカの許容量の2倍。アメリカの許容量とはダイエットソーダで50ポンド(約22.5kg)の小児で2.5缶、150ポンド(約68kg)の成人で7.5缶とのことです。

FDAは今までの膨大な実験結果と今回の結果が一致しないこと、また発ガンがおきる量が多量であることから再検討はしない、とのことでした。