パンと珈琲日記~整形外科じゃなくて成形~

パン焼きと珈琲を趣味とするある整形外科医の日記

当直明けでもパン作り

2007-06-15 22:26:46 | パン
今日は当直明け、当直明けではあったが、忙しかった。午前は外来。午後は回診後、手術2件、術後管理後、帰宅。だいたい36時間は病院にいたことになる。

当直は別に忙しくなく、仮眠も十分取れたはずだが、やはり自宅で寝るのとは違い、朝起きてもなんとなく、体がだるい。
病院で午前中の外来中、最後の患者さんの検査待ちで10分ほど時間空いたときについ、診察室の椅子で英語の参考文献を読んでいるうちにうたたねしてしまった。日本語でもそうだが、当直明けは、やはり英語論文を読んでいると寝てしまうことが多い。でも、こういった合間のうたたねで頭がすっきりする。

昼食はちょっと遅い1時ごろ誰もいなくなった医局で。やはり文献を読みながら。先日のライ麦入りクッペを軽くオーブントースターで焼いて四つ葉の発酵バターともらい物のディアスープ、カキとトマトのクリームミネストローネでいただく。

焼かないでそのまま食べた先日より、外はさらにカリッ、中はさらにもちっ、ライ麦の豊かな風味と天然酵母発酵のかすかな心地よい酸味とバターのとろける風味が口の中で広がり、なぜだがわからないが、アンドリュー。ワイエスのクリスティーナの世界の情景が頭に浮かんだ。最初、文献を読みながら食べていたが、うまいパンを「ながら」で食べるわけにはいかない。文献をおいた。あらためて、自分の焼いたパンと向き合い、そして味わい、かみしめながら、大げさだが、いつまでもこの時間が続けばいいのにとふと思ってしまった。

前の晩、NHKの歴史番組で足利義政の湯漬けについて放送していた。それでも言っていたが、高価な食材や豪華な食事よりも、一見、質素に見えたり、ありふれていても本当にうまい物があるんだな、とあらためて実感した。ちらとしか見なかったが、旅ショーで豪華な食事も放送されていた。たぶん、あの伊勢海老の焼いたやつより、今だったらこっちを選ぶな。

ここまで長々と手前味噌(パン?)ですまない(笑)

とはいえ、悲しいかな。昼食にそれほど時間はかけられない。
回診、手術とあわただしく、午後が過ぎていった。
手術中はアドレナリンが放出されるのか、やりなれた手術でも眠気が吹き飛び、頭の重いのがすっきりする。

帰宅後、夕食をすませ、やはり、パン作り。分量量ってパンケースに入れてホームベーカリーのスイッチ入れるだけだけど、、
ちょっとシナモンロールの新しいレシピを試してみたくなったため。
大きめのタッパーにいれて一次発酵は一晩、冷蔵庫で。

シナモンロールはこのやり方でやったことないからうまくいくかな?

明日の朝、病院にも顔をちょっと出さないといけないから時間配分とかうまくいくかな?

綺麗にできるだろうか? ← 時間的余裕がないからたぶん無理。

とか色々考えるとつきないが、とりあえずはどうだかやってみることにする。