パンと珈琲日記~整形外科じゃなくて成形~

パン焼きと珈琲を趣味とするある整形外科医の日記

ウーヴリエとカナダ100 + 青サフでクッペ

2010-11-30 00:15:31 | パン
サフの青缶は酵母サッカロミセス・セレビシエだけのイースト製品。乳化剤など一切入っていない。匂いもいいが、これは混じりけなしということでナチュラルな感じがしてそのプラセーボ効果のためかもしれない。耐糖性にかけ糖分の入ったイギリスパンなどにはむかないハースブレッド向きの酵母だ。予備発酵が必要だし、ハースブレッドは作るのに時間がかかるので余裕のない時には使わなくなってしまいついつい青サフはあまってしまう。

その青サフが結構あまっているので消費を目的にクッペを焼成することにした。成形で楽をするために強力粉を一部配合した。

結構、きれいな形にできた。バゲットなんかを焼成するとなるとそれなりに気合を入れなければならないが、クッペは気楽に焼いてもそれなりに仕上がってくれる。気楽と言ってもハースブレッドなので時間はかかるが、、、




予備発酵

青サフ 3g
水   30ml
さとう一つまみ

缶の解説にしたがい予備発酵をする。

ウーヴリエ   500g
カナダ100    100g

塩       10g
にがり     10ml
モルト     大1
水       360ml


キッチンエイドでこねて一次発酵後、約100gに分割、ベンチタイム、成形
二次発酵。
焼成 300度予熱  スチーム注入、230度5分 200度 12~15分。



河内晩柑ピールでメランジェ

2010-11-28 16:28:32 | パン
河内晩柑ピールを入手した。河内晩柑は和製グレープフルーツとも言われる夏みかんの一種らしい。これを使ってドライフルーツ入りライ麦パン、メランジェを焼成した。

生地に力があり過ぎて爆発気味になっている。また、焼成時、スチームを入れすぎたのか表面が固くがさついてしまった。
メランジェには普段はオレンジピールを使っているが、味はオレンジピールを使用した時と比べやや夏みかん、グレープフルーツ系の特徴的な力強い風味がある。オレンジでは物足りない時にいいと思う。




基本的にこちらのレシピでオレンジを河内晩柑ピールに変更しました。

ムーラン

2010-11-24 23:38:55 | 料理
ムーランを購入した。ムーランは野菜などを裏ごしする器械だ。風車のようなプロペラをくるくる回すと野菜が押しつぶされて裏ごしが力を入れずに簡単にできる。トマト・ソースを作る時に裏ごしを手で行うのが大変で楽をしようと購入した。 実際、トマトの裏ごしが簡単に出来る。値段は1万円近くするが、こんなに簡単に出来るのだったら悩まずにさっさと購入すればよかった。 トマトはしっかり絞られ皮と種がきれいに残る。 ところでムーランというのはフランス語で「風車」という意味。ちなみにパリの有名なキャバレー・ムーランルージュとは「赤い風車」という意味で実際、屋根に赤い風車があるらしい。なお、ディズニーで有名になったムーランは「木欄」で風車とは関係ないらしい。

SOB-14でスコッチウイスキー・ローストビーフ

2010-11-21 06:37:10 | サンヨーSOB-14 チャレンジシリーズ
ローストビーフを作る道具としてはSOB-14と8インチのスキレットの組み合わせは最強だ。コンパクトオーブンの特性をいかし、加熱後の予熱を利用することによりエコでほとんど失敗が無くうまくできる。手間も少ない。

贅沢にもオーブンに入れる前にウイスキーを投入するのだが、香りが飛ぶのでフランベはしない。ウイスキーは基本的に飲まないのでもったいないと思いつつもオールモルトのスコッチを使用している。



材料

1)ローストビーフ用 牛肉   大きさは8インチのスキレットに少し余裕を持たせて入るぐらいの大きさ
2)塩 胡椒 砂糖 ナツメグ にんにく
3)香味野菜: もったいないのでいつも長ネギの葉の部分とセロリの葉の部分あとは人参、玉ねぎなど
4)ウイスキー(バーボンでもスコッチでもお好みで)
5)赤ワイン、白ワイン 適量


1.肉を焼く1時間前ぐらいに冷蔵庫より出しておく。

2.香辛料を調整する:塩は10g砂糖は5g ぐらい胡椒1g ナツメグ0.5g程度
 たこ糸でしばった肉にすり込む。

3.SOB-14最高温で上下火ともつけて予熱開始。

4.刻んだニンニクひとかけを少量の油とともにスキレットにいれ、火にかける。

5.肉の表面を焼く。ある程度焼いたら火を止めてウイスキー適量を注ぎ、上と下に野菜をおいてSOB-14の中に。

6.20分焼いたらそのまま火を止めてオーブンの中の予熱で1時間ほどおく。

7.肉を取り出した後にスキレットに残った野菜と肉汁でグレービーソースを作る。赤と白のワインをスキレットに注ぎ、煮ながらスキレットにこびり付いたブイヨンを溶かしだす。

8.グレービーソースの中に浸しながら肉を保存すると味がしみていい。

ライ入りイギリスパン (にがり入り)

2010-11-16 06:25:02 | パン
今年は暑い日が続いたせいでなかなか気温が下がらず、ハースブレッドを焼けず、で、気温が下がったら下がったで本業が忙しくなり、これまたハースブレッド焼きにいそしむ間もなく、以前に購入したライ麦粉があまっている。
ハースブレッドを焼くには時間と気合が必要なのでライ入りイギリスパンを焼成した。ついでにあまっていたデュエリオも入れて始末した。あまった粉の整理にしては風味良く焼けた。



ライ麦粉  100g
水     100ml
青サフ   1g
ヨーグルト 大1

一晩放置

カナダ100    860g
デュエリオ     160g
水         460ml
牛乳        200g
赤サフ       13g
塩          14g
砂糖         54g
にがり        20g

ライに上記を混ぜてこねる。ある程度まとまったら

バター56g を投入し、さらに捏ねて一次発酵。分割、成形、型に入れて二次発酵。焼成 ガスオーブン コールドスタート200度 10分 180度 30分。



米ペースト入りパンケーキ

2010-11-13 00:18:01 | 菓子
三洋のGOPANが発売された。5万円という高額商品にもかかわらず売れていて年内には手に入らない人も続出らしいのでちょっと驚く。確かに唯一無比のホームベーカリーということはわかるが、5万円はちょっと高いなぁ。それに場所をとりそうだ。で、あるからして、、、GOPANはちょっと買えないので3千円のフードプロセッサーを使い、手動で米ペーストを作ってパクリGOPANでいくことにした。

ただ、パクリGOPANばっかりでは芸が無いので米ペーストを何かに使いたいと思い、市販のホットケーキミックスに入れてみた。加えた米の量が少なかったのでモチモチ感は少ないが、いい食感だ。



水20ml
米20g  を一晩つけてフードプロセッサーでペーストにする。

市販のホットケーキミックス150gを指示通り牛乳、卵などを混ぜて作り、そこに米ペーストを入れ、フライパンでやいて出来上がり。

栗の素揚げ ~超簡単に栗をおいしく食べる方法~

2010-11-03 22:39:14 | 料理
栗は素揚げにすると早く簡単に甘く仕上がるということを聞いたので試してみた。
こんな簡単においしく出来ていいのだろうか、と思うぐらいおいしく出来た。普通、栗をゆでるとなると半日から1日水に浸してその後、一時間近くゆでてさらにそのままお湯が冷めるのを待たないといけないので時間がかかりすぎる。この方法は面倒なく簡単に栗がおいしく食べられます。お試しあれ。



1.鍋に油を入れ、縦に割った栗を投入した後、火にかける。

2.約120度まで加熱をして温度を保ちながら10分。

3.油からあげて出来上がり。

必ず栗は割ってから揚げること。そのまま揚げると爆発します。