パンと珈琲日記~整形外科じゃなくて成形~

パン焼きと珈琲を趣味とするある整形外科医の日記

真のナポリピッツァ

2009-04-30 23:38:57 | パン
知人が推薦するピッタゼロゼロという店にピザを食べにいってきた。なんでも真のナポリピッツァ協会認定、本場のナポリピザを提供する店らしい。

ランチセットのジュノベーゼピッツアを食べてきた。ゼロゼロ粉という精製度の高い小麦粉を使っているという触れ込みで、かなりモチモチしていた。薪による窯を使って焼き上げているためか、炭の香りがした。なんとなくインドで食べたナンを思い出した。

今までピザを作るのに中力粉を使っていたが、強力粉を使うといいかもしれない。




ホタルイカのオリーブオイル煮

2009-04-27 21:59:26 | 料理
刺身で食べようと買ってきたホタルイカが賞味期限切れて1日。
まあ、そのまま食べても大丈夫そうだが、一応加熱。ただ加熱するだけだとあたりまえなのでオリーブオイルで煮てみた。

とてもうまい。オリーブオイルはパンにつけて食べた。



ゆでたホタルイカをオリーブオイルにニンニク、ベイリーフを入れ、低温で10分ほど煮るだけ

長崎風角煮まん

2009-04-23 01:44:57 | パン
角煮があまったので昔食べた長崎風角煮まんを思い出し、急遽、作ってみた。
でも、今ひとつ昔食べたものと違う。

味が薄くてあっさりしすぎ。そして、皮が厚すぎるわりに皮に汁がしみてしまった。もう少し煮込んでとろとろにして皮を薄く作った方が良かった。あと皮のしっとり感が少ない。油脂をバターとして最初から投入してしまったからかもしれない。以前やったように油脂は後から投入すべきであった。まあ、思いつきで作ったので、しょうがない。



基本的に肉まんの皮のレシピで、60~70gに分割。ショートニング、ラードがなかったのでバターで代用。小判状にのばして角煮を包む。10~20分2次発酵後、蒸す。

ただ、40~50gとして皮を薄くした方が良かったかもしれない。

ドライフルーツ入りヴァイツェンミッシュブロート

2009-04-19 09:50:20 | パン
ドライフルーツ入りヴァイツェンミッシュブロート(ヨーグルトライ)を作った。そのパンのために作ったと言うよりは、引越しで継代培養(?)で熟成してきた自己流即席サワードゥ(ザワータイク)を捨ててしまったので自己流即席サワードゥ(ザワータイク)を作るために作ったと言う方が正しいかもしれない。





〈前種〉
ライ麦粉     150g
水        150ml
青サフ       1g
ヨーグルト    大1

室温で一晩放置。

〈本種〉
ブルーメ     300g
水        135ml
塩         8g

イーストは青サフ6g水30ml砂糖1gで予備発酵させたもののうち半量使用。

捏ねて一次発酵,うち約100gをサワードゥ(老麺?)用にとりわけ保存。

〈フルーツ〉
干しブドウ100g くるみ90g オレンジピール50g

を混ぜ込み成形、2次発酵、焼成予熱300度スチーム投入、3分、230度10分、200度30分

シンプルに作るバゲット

2009-04-15 22:55:19 | パン
小麦粉、塩、水、イーストだけでシンプルにバゲットを作ってみた。イーストはもちろん混じりけ無しの青サフ。

シンプルに作るためには長時間発酵が必要。よって作成方法はポーリッシュ法。



バゲット3本分


ポーリッシュ種

花象ブリアンス  150g
水        150ml
青サフ       1g

室温で一晩放置。


本種

花象ブリアンス  300g
水        135ml
塩        8g

イーストは青サフ3g水15ml砂糖0.5gで予備発酵したもの。


ポーリッシュ種と本種を混ぜ、餅つき機で5分こねた。1次発酵パンチを2回ほどさせて室温で4時間。

3分割、ベンチタイム、成形。

焼成予熱300度、スチーム投入230度8分、200度20分。

East meats (?) West at Backyard BBQ

2009-04-14 22:18:33 | 料理
久しぶりにBBQをした。BBQと言っても焼肉ではない。本物のBBQ(と自分では思っている)だ。

BBQには南部風にポークリブや鶏の丸焼がないといけない、と常々思ってはいるのだが、なかなかいいslabのポークリブは手に入りにくい。ということで、今回は適当にスーパーで購入した肉で様々な味を楽しむことにした。ただ、南部風の何かが欲しいのでテキサス風にドライ・ラブビーフ(本当はFlankと言って腹直筋の部分で作るのだが、今回はNew York Strip(Short Loin)で)を入れることにした。あとはタンドリー風チキン、そして叉焼風ローストポーク。



とても綺麗な色に仕上がった。1000円ちょっとの肉用温度計と少々のコツそして時間さえあれば、松坂牛、神戸牛でなくとも信じられないぐらいおいしい肉が食べられる。



~Texas style Dry Rub BBQ Beef, Indian style BBQ Chicken and Chinese style BBQ Pork ~

下ごしらえ

1)Texas style Dry Rub BBQ Beef
ドライ・ラブ用の香辛料(数回分)おろしニンニクとともに肉に適量すり込む。

塩      50g
砂糖     20g
黒こしょう   2g
白こしょう   2g
コリアンダー  1g
ナツメグ    2g
メース     1g
セロリシード  1g
パプリカ    2g
クミン    0.5g
シナモン   0.5g
お好みでマスタードやカイエンヌペッパーを1~2g混ぜる。

2)Indian style BBQ Chicken

とり肉              約500g
塩              小1~2(約3~5g)
カレー粉             3g
パプリカまたは唐辛子       2g
すりおろした玉ねぎ        1/3~1/4個
すりおろしたしょうが、にんにく それぞれ1かけ
ヨーグルト            大2

数時間から一晩つける

3)Chinese style BBQ Pork

ドライ・ラブのミックススパイスでラブしたあと、醤油とみりんを1:1でまぜたものをふりかける。

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おいしく作るためには下ごしらえも重要だが、それ以上に焼き方。

2段式のスモーカー(自分はコールマン)を使う。
炭火を下段にセットし、まず、下段で表面を焼いた後、上段にうつし、じっくり火を通す。この時、温度は100~150度に換気口をあけて調節する。上段に移したら炭火にスモークチップを投入してスモークの香りをつける。

肉の中心温度を63度に目標。温度計で見て63度以上に達したら、63度以上の温度で30分ローストする(低温殺菌法、パスチャライゼーション)少なくとも70度前半を超えないように気をつけながら最低で1~2時間じっくりローストする。

ポーリッシュ法でイギリスパン

2009-04-07 23:31:31 | パン
思いたってポーリッシュ法でイギリスパンを焼いてみた。本種でのイーストの量を抑えてしまったため、一次発酵が不十分で釜のびは今ひとつだったが、ふわふわ感は悪くなく、ポーリッシュ法ならではの味わい深いパンとなった。



ポーリッシュ種 一晩放置

ウーヴリエ  150g
水      150ml
青サフ    1g

本種

1CW    350g
全粉乳    25g
水      180ml
塩       8g
砂糖     25g
赤サフ     5g
モルト    小1

バター    30g

バター以外の本種、ポーリッシュ種を混ぜて捏ね、まとまったところでバター投入。一次発酵後、3分割、ベンチタイム、成形、パンケースに入れ、2次発酵。
焼成コールドスタート180度10分、160度30分。

ウーヴリエ(増田製粉所)を使ってポーリッシュ法バタール

2009-04-05 05:50:04 | パン
増田製粉所のウーヴリエという国産フランスパン用粉を手に入れたのでバタールを焼いてみた。ポーリッシュ法で焼いてみたが、比較的扱いやすい粉だった。味もいい。花象ブリアンスで焼成したバゲットよりも自分の好みかも。



ポーリッシュ種 一晩放置

ウーヴリエ  150g
水      150ml
青サフ    1g


本種

ウーブリエ  300g
水      150ml
塩       8g
モルト    小1
赤サフ     5g

捏ねてパンチを繰り返し、一次発酵、2つに分割、ベンチタイム、成形
焼成 予熱 300度 蒸気注入、230度8分 200度20分