パラドクスの小匣

南原四郎、こと潮田文のブログです。

フェデラーって何する人ですか?

2008-02-22 22:23:35 | Weblog
 小麦価格に続いて、わからないこと、その2。
 イージス艦が事故を起こし、一斉に自衛隊バッシング。私は高校時代に一時ボート部に入っていたので、水上交通にルールがあることくらいは知っているので、イージス艦がルール違反を犯したから非難されているのだろうと思っていたが、どんなルール違反なんだかわからない。そのうち、数日たち、昨日の新聞各紙に「イージス艦がルール違反をした可能性が出てきた」と一斉に報道された。んんん? じゃあ、いったい、糞マスコミは今まで何をもって自衛隊を非難してきたのだ?

 わからないこと、その3。
 わからないことというか、マスコミの呆れた無知体質についてだ。テニスに待望の王子様誕生ということで、ニシコリ選手が大活躍だが、それで、テニス専門誌の編集部にテレビだか新聞だか知らないが、情報を求めて一斉に電話がかかってきたそうで、その中に現世界チャンピオンのフェデラーを知らない記者がいて、「誰ですか、フェデラーって」というので、唖然としつつ、「史上最強のチャンピオンです」と教えてやったそうだ。おいおい。
 いくらなんでも、スポーツ記者がフェデラーを知らないはずはないので、聞いてきたのは非スポーツ部門の記者なのだろうが、だったら、なんで、自分のところのスポーツ部門にきかないのだろう。縦型のたこつぼ型組織になっていて、聞ける雰囲気ではないのかもしれない。だとしたら、知識不足より、むしろ、こっちの方が深刻だろう。

 また、ゴルフと言えば、はにかみ王子ばかりで、ひと月くらい前にアメリカのツアーでタイガー・ウッズについで2位に入った日本人選手がいるのだが、まったく報道されず、おかげで名前を忘れてしまったが、なんてことだと思う。

 明日、なでしこジャパン対チャイナ女子のサッカー試合がある。
 男子の日中戦では、チャイニーズのあまりと言えばあまりの狼藉。後半、スタンドがざわついてきた時、アナウンサーが、「スタンドが監督批判を叫んでいるようです」と解説していたが、実はそうではなく、「犬を殺せ」(殺狗)、つまり日本人選手を殺せと大合唱していたそうで、「監督批判」は、通訳の「意訳」らしい。
 それはともかく、サッカーに関しては、成績さっぱりの中国男子チームに比べ、女子はちょっと前まで世界でナンバーワンを争っていた実力チームだから、中国人たちの期待も大だろう。ということは、スタンドの雰囲気は男子チームの場合とは桁違いに凄そうだ。中国女性は中国男性がひたすら恐れるくらいに気が強くて、いざとなったら無茶苦茶やるそうだし、どんな試合になるか、オラ、わくわくしてきたぞ~って、思わずくれよんしんちゃんになってしまったが、本当にわくわくだぞ~。ま、無事に試合が終わることを望む。