ドッグシェルター

保護犬の紹介、お知らせ、ご支援のお願い

仔犬の譲渡会

2006年11月18日 | Weblog
先日某保険所で仔犬の譲渡会が行なわれた。
18頭の仔犬に約50件のお申し込みが寄せられたらしいが
行政の譲渡は避妊、去勢に対する啓発が緩いと言う印象を強く感じました。
行政機関だら民間団体の様に強制できないと言うのも
解らないでもないですが、そこを強く徹底させなければ不幸な犬は
減らせないのでは?根本が一番大事です。
今回仔犬の譲渡会で避妊、去勢が絶対条件としていれば、
飼い主お申し込み数は、50件もないと思えます。

現実は成犬の避妊、去勢が飼い主達に徹底されれば
処分頭数は明らかに減ります。

成犬を保健所に持ち込む人、どこかに捨てに行く人、みんな仔犬から飼い始めて
一時は愛情ぐらいはあったでしょう
でも何年もの年月と共にその愛情は色あせていったのでしょうか?
わんちゃんは人間を信じています。
わんちゃんは人間を裏切りません。
わんちゃんはご飯をくれる飼い主が好きです。
わんちゃんを裏切るのはいつも人間の方です。
譲渡する側も根本を忘れず責任ある譲渡をして欲しいと思うし
飼い主も最後の最後まで愛情と責任を持って大切に飼って欲しい。


物資支援のお願い!

2006年11月12日 | Weblog
新聞紙が切迫しております。
このままですと、後2,3日で無くなります。
仔犬や小型犬のわんちゃんも多数おりますので、緊急にご協力お願い致します。
堺市美原ドッグラン受付までお届け頂ければ、後日受け取りに参ります。
新聞紙につきましては運送便の送料がもったいないです。
指定の場所までお届け頂くという事でお願い申し上げます。
物資援助の際は必ず当メールアドレスまでご一報の程お願い致します。

他ササミジャーキーも直ぐ無くなります。
引き続きご支援のお願いをしております。
物資支援につきましてはこちらを御覧下さい。

又物資送付の際は送りましたよ!というご一報をお願い申し上げます。

徳島多頭飼育についてお知らせ

2006年11月11日 | Weblog
現在徳島多頭飼育での飼育頭数は21頭です。
今年の春より多頭飼育の犬達の所有権は保護主の息子さんへと
バトンタッチされております。

DSVでは毎月のフィラリアのお薬だけは継続して全頭に飲ませております。
これについては、つまり飼い主のいるわんちゃんにボランティアの厚意で
わんちゃん達のフィラリアが悪化する事で苦しまない様に
犬の為にさせて頂いております。
いつでも中止しょうと判断すればできることですが、飼い主からはフィラリアの
予防まではできないと言われておりまして
せめてこれだけは多頭飼育の犬達にして上げれる事として援助させて
頂いております。

それも支援者からの義援金がなければ継続は出来ない事ですが、
昨日も、徳島スタッフがフィラリアのお薬を21頭に飲ませに行きました。
今のところは皆元気にしております。
ただ、飼育環境については悪いにしても、あの子達にはお世話をする飼い主が
いて、直ちに命に危険性が及びません。

徳島多頭飼育の犬達をずっとご心配して下さっている方々もいらっしゃいます。
しかし、今DSVが出来る具体的な事といえば今のところこれだけです。

世の中には今助けないと明日保健所に送られて殺されてしまう犬達が
山ほど存在しています。
飼い主に放棄されて行き場を失い、行き着く所は処分場!
DSVは明日の命がない、飼い主も居ない犬達、
誰も救いの手を差し延べなければ、
殺されてしまうなどの犬達を優先順位第一に置き、
レスキューして参りたいと考えています。

世の中可哀想な犬達がたくさんいます。
DSVはもっともっと不幸な犬達を救って行きたいです。
それには皆さんの応援が必要です。
犬を預ることも、里親になることも、ご支援をして下さることも
DSVの存在を呼びかけて下さる事も
これら全てが応援です。貴方のできることにお力をお貸し下さい。


警察から保健所に送られると即日処分です。

2006年11月10日 | Weblog
皆さんご存知ですか?
大阪府動物管理センターでは警察経由で収容された犬に関しては
即日処分です。

各警察署に迷子犬で保管され、その後飼い主、又は引き取り手がなければ
動物管理センターに送られ即日処分されることを
迷子犬を警察に届ける人はその後、犬が辿る道を知っているのでしょうか?

警察に届けられた犬は殆どが飼い犬です。
警察に届けても、飼い主が見つからない場合のことも考えて欲しい。
何の罪のない命が殺されていく現実を!
可哀想だけでは助かりません。
犬を救うと言うことは勇気が必要です。
貴方の勇気ある一歩を踏み出して欲しいです。







2度と帰らぬ命!

2006年11月09日 | Weblog
アユミちゃんが管理センターで殺されてしまいました。


生前のアユミちゃん。警察で撮影 
  
某警察に迷子犬として届けられていました。
期限が来たら必ず引き取りますと担当者にも伝えていたにもかかわらず
何の断りもなく、確認の連絡一つもなく、保健所に渡してしまっていたのです。

この事実を聞いて、至急保健所に確認したら
今日の朝、大阪府動物管理センター(いわゆる処分場です)に送ったと聞かされて
直ぐに確認を取ってもらいました。
「あの犬は警察会計課の勘違いで保健所に送られてしまったわんちゃんなんです。
こちらで引き取ると伝えていたのにも関わらず、
勘違いで保健所に渡されてしまったのです。」と保健所にも説明しました。
ところが、本日の朝、保健所から処分場に送り即刻処分されていた事実に
愕然としました。

あの子の名前までもう決めていたんです。
引き取るはずだったんで、アユミちゃんとニックネームまで決めていたんです。
なのに、単なる人間の早とちりや、勘違いで殺されてしまいました。

アユミちゃんは、殆ど吠えず、おっとりしていて、かわいらしい女の子でした。
何一つ問題が見つからないくらい、いい子でした。
罪のない命が、動物管理センターに送られ即日処分。
いくら悔やんでも2度と生きては帰れない命!!

警察会計課担当者にどんなに怒りをぶつけてももう、生きては帰らない命
アユミちゃんはきっとひたすら迎えに来てくれるのを待っていたと思います。

初めて会った時から綺麗な澄んだ目で微笑んでいました。

あの笑顔を思い出すと、助けてあげる事ができなかったことが
悔やんでも悔やんでも悔やみ切れません。

勝手な人間の判断でこのような罪のない綺麗な命が日々殺されて行く現実
この現実に真正面から向き合わなければ前には進みません

これまでDSVは警察の犬は、ほぼ99%近い確立で引き出しております
警察の犬を引き取ることは最終処分場の犬を引き取るのと同じ位重要で命の重みを尊重する価値のあることなんです何故ならば今回のアユミちゃんの様に
管理センターで即日処分されてしまいます。

もっとたくさん一時預かりファミリーがあれば、
とっくに助けていたかも知れません。
どうか、警察で保護されている犬を救い出すのに
救いの手を差しのべて頂けないでしょうか?
DSVも頑張ります。そして貴方のお力もお貸し下さい。