ドッグシェルター

保護犬の紹介、お知らせ、ご支援のお願い

ほのかに

2007年09月16日 | ほのか
昨日ほのかを里子として引き取り、最後まで介護をして看取りたいとの
お申し出を頂きました。
先方に承諾の元一部抜粋させて頂ます。
   ↓
つい最近、亡くした老犬がいるだけに、とても気になっていました。
反面、別れがそう遠くないかもしれない老犬を、受け入れる勇気が持てません
でした。

暑い夏を外で暮らしている様子をブログで見ても何も出来ず、
いま、ほのかさんが倒れた時になって、このような申し出をいたしますのは、
大変御迷惑であり、身勝手なことかと思います。
そもそも譲渡条件に外れていますし。

申し上げられますのは、
今すぐ24時間体制で老犬を看ることが可能であること、
老犬介護の経験があること、なにより老犬を愛しく思う気持ちがあることです。
老犬に手間とお金が掛かるのは承知の上で希望します。

もう一頭の犬『さくら』は、持病を持っている結構な老犬です。
少々怖がりな面もあります。
ですが元気だし頭もシッカリしているので手が掛かりません。
人見知りは激しいですが、寝てばかりの老犬に対しては、
しばらくすれば慣れてくれると予想します。
もし同時に二頭とも介護が必要となったとしても、
その状態はすでに経験済みなので、可能と申し上げておきます。

以上、長々と申し訳ありません。
こんな飼い主と家族の手に委ねても良いと思ってくださいましたら幸いです。

うちの老犬たちは今まで何度も倒れましたが、そのたび持ち直してくれました。
そんな老犬の生命力を信じています。
どうか、ほのかさんも見事に持ち直し、ぶじに退院できますように。
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この様な健康状態のほのかを引き取り介護をし、
最後まで看取って下さる方など現れないだろうと思っておりました。
老犬介護という誰もが嫌がることに名乗りを上げて下さったこと
現在のほのかの全てを理解し受け入れて下さるお申し出に、
感激と感謝の気持ちで一杯です。

正直申しましてほのかの様態は良くありません。
まだ何も食べれません。
検査の結果老齢による腎不全と変形した腰の悪化です。
ほのか自身には痛み等による苦痛は感じられず苦しんでいるようにも見えません。
すやすやと寝ているかのような昏睡状態です。
現在でも飲食は取れない状態で、空腹のお腹から胃液のようなものを吐きました。
もしほのかにもしもの事があったとしても老衰ですと獣医からは言われました。

点滴の効果が効いているのか、今日もう一度血液検査することになっています。

例え自力で食べれなくても、せめて食べ物を受け付けてくれるまでになったら
と祈るような気持ちです。

ほのかへ・・・
ほのかは本当に我慢強い子だったんだね。
最後の最後に本当のお家がまっているよ。
介護をしてくれるよ。ほのかの全てを受け入れてくれるところが待っているよ。
だから頑張ろうね。奇跡がおきますように・・・