みことばざんまい

聖書を原典から読み解いていくことの醍醐味。この体験はまさに目からウロコ。

#74 終末預言 by R.C. Sproul

2022年03月29日 | 終末預言 
R.C. Sproul: Post-Christian Christianity

訳出時間枠:最初から5分43秒まで

◇◇

これは卒業式典ではありません。卒業証書をもらうことはあまり好きではありません。

私は結婚して新たになりました。

お越し頂き、心より感謝申し上げます。私たちはシアトルに来ることを心待ちにしておりました。

何故かと申しますと、この地は、キリスト教信仰に関して不毛な荒地だからです。

北西の地よりこのカンファランスにやって来られるクリスチャンは、本当に飢えており、また思いが新たにされることや近隣の人々やコミュニティーの人々に対する自分たちの働きや宣教活動が勇気づけられることにワクワクしておられます。

ご参加頂き感謝申し上げます。

さて、お時間を頂いて、ルカの福音書13章22節をお読みします。

この箇所が今夕のテキストであります。

ルカ福音書13:22~29
イエスは、教えたり旅行をしたりしながら、町や村を通り、エルサレムへと向かう途中だった。弟子の誰かがイエスに言った、「主よ、救われる人は少ないのですか。」イエスは弟子たちに答えて言った、「努力して狭い門から入りなさい。というのも、多くの者たちがその門から入ろうとするが、入ることはできない。その家の主人が立ち上がり、門を閉めると、外に立っていた人が門を叩き始めて言った、「主よ、私たちのために門を開けて下さい。」すると主人はこう答えるであろう、「私はあなたがたの出身を知らない。」すると、あなたがたは言い始めるだろう、「私たちはあなたの前で食べたり飲んだりしました。私たちが集う通りであなたは教えてくれました。しかし、彼はあなたがたの出身を知らないと言うだろう。ここなら出て行け。不法を行なうすべての者たちよ。イサクやヤコブ、そしてすべての預言者が神の国にやって来て、また人々が西や東、北や南から来て、神の国の食卓に着くだろう。しかし、あなたがたは追い出され、その場所には号泣や歯ぎしりがあるだろう。

お祈りしましょう。
父なる神よ、このひと時、劣悪なる霊的状態でありますこの世界、そしてわが国民について、私たちは深く思いを馳せようと思います。私たちの唯一の希望はあなたにあり、またあなたの贖いの力にあることを私たちは知っています。そこで、あなたの御霊により、私たちにこのカンファランスと私たちの希望、そしてあなたご自身が平穏の中にいて、私たちの王として、あなたの統治を楽しむことができますように心よりお願い申し上げます。イエス様の御名によりお願い致します。アーメン。

このカンファランスを通して、過去のさまざまな努力により、文化が如何にしてその時代の姿となったのか見てきました。

そして、ソクラテスやプラトン、そしてアリストテレスが古代哲学者として表舞台に登場する以前の人類史における多くの変遷について考察してきました。

古代哲学に関しては長期にわたる懐疑論があり、これを哲学者プロタゴラスによりもたらされたヒューマニズムと呼ぶことがあります。

彼のモットーは、単純にhomo men surah(人間は思考の尺度)であり、人間は万物の尺度であるというものでありました。

しかし、プロタゴラスが真のヒューマニズムの父であると私は思いません。

ヒューマニズムの父はプロタゴラスより前に存在していたと私は考えております。

ヒューマニズムの起源は、彼が若い女性に「あなたは神々のようになるだろう」と言った時よりも前であったと考えます。

このカンファランスにおいて、私たちは世俗主義と物質主義について考察してきました。

その中で私たちがくり返し聞いたヒューマニズムの誕生は、実は創世記3章にあったのです。




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