みことばざんまい

聖書を原典から読み解いていくことの醍醐味。この体験はまさに目からウロコ。

The Holy Spirit and the Body, #10

2016年11月29日 | 聖書研究・信仰
この11節によって、神は体における特権を子らに告げ知らせる。

体における特権とは、内住する聖霊を通して、死ぬべき肉の体(フレーム)にとって命となるものである。

「罪の体」が聖なる体になると言っているのではない。

「低級な体」が栄光の体に変えられると言ってはいない。

この死の体が不死になるとも主張してはいない。

この命において、このようなことは現実化しない。

我々の土くれの器の復活は、主が再臨し、我々をご自身に受容れるまで待たなければならない。

この時代において、我々の体の性質を変えることは不可能だ。

それ故、聖霊が我々の体に命を与える意味とは、以下のように要約される。

(1)我々が病気になると、聖霊は復して下さる。

(2)もし病気でないなら、聖霊はその状態を維持して下さる。

聖霊は、土くれのテントに力を与えて下さる。

以て、我々は神の要求を満たすことができる。

以て、自身の命ゆえの歩みを止める。

以て、神の国が我々の体によって病むことはない。