ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマン、趣味と独り言でストレス発散

それ行け、ホークス!

2011-04-22 20:34:49 | スポーツ観戦

    まだ明るい北九州市民球場。右下にたっ君が覗いています。

 

 

   今年もプロ野球が始まった。例年より半月以上遅れてのスタートだが、それも致し方ないと思う。何処かの球団は電力事情を鑑みずに強行したかったようだが、世論の圧倒的な批判を受けて撤回せざるを得なくなったらしい。当然だと思う。「プロ野球で元気を与える」と云うが、世の中が混乱している時に、電気がまだ通じていないところもあるこの時に、電車が動くかどうかも分からない時に、「元気」も何もあったものではない。生活基盤の充足が何よりも先決だ。

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 文句はさておき、我が北九州市民球場にも球春が訪れた。その第1弾がすっかり悪役と化した「巨人」。開幕を宇部(山口県)で迎えたようだが、その2戦目が小倉だったのだ。人気がある(?)巨人が主催ゲームで小倉に来ることは殆ど無い。だからお客で溢れる事だろうなと思っていたが、切符が残るくらいの不入りだったと聞いた。ナイターだったから寒さを嫌ったのかもしれない。あるいは最近の不人気、それに輪をかけた巨人軍トップの横暴さに嫌気が指したのかも。

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 そして20日。福岡の雄、ソフトバンクホークスの試合が開催された。相手は開幕から絶好調の楽天イーグルス。相手にとって不足は無いと、妻は早々と外野席券を3家族分、手に入れていた。

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 当日、天気は快晴の上天気。気温も20度に迫る勢いで、ナイターではあるが絶好の観戦日和だった。開門が4時20分と言う事で私は例によって席取りの大役を担って、3時半過ぎに家をでた。何しろ歩いて10分のところだ。3塁側外野席入場門にはすでに長蛇の列が出来ていたが、長年の経験でこれはもう織り込み済み。席は確保できる! 

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<o:p>    孫3人の応援風景。盛り上がってましたよ!</o:p>

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   列に並んで開場を待っていたら、球場関係者がしきりにマイクで放送している。「瓶・缶類の持込は禁止」、「シート類は1.2m*1.8mまで」と叫んでいる。入場時に持ち物チェックするとのことだ。<o:p></o:p>

私はビールなどの缶類は持ってなかったので良かったのだが、問題はブルーシート。席取りが使命なので1.8m真四角のシートを持参している。取り上げられるのだろうか? 昨年まではこんな規制はなかった。あらかじめ知っていたら小さいシートを数枚持ってきたのに!

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「まぁ、見つかったら仕方ない! シートは折り畳んで使うのだ!と言い張ろう」と覚悟を決めた。開場時刻になり、入場が始まった。持ち物チェックは瓶缶類を重点的にやっているようで、私はすんなりと入場できた。そしていつもの3塁側の中段、通路のすぐ上に陣取った。当然、ブルーシートは2段分(8人分)敷いて。

 

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試合開始まで1時間半、やれやれ一安心、だと胸をなでおろして孫達が来るのを待ちながら練習風景を観ていた。ところが5時過ぎ、孫達がまもなく到着する頃に、私服の管理責任者らしい人が私にブルーシートを取り外せと言ってきた。席取りを見回っているのだった。ちょうど孫達も来る時間だったので、押し問答となったのだが、「入場口にもう孫達が来ている」との頑固な主張に辟易したのか、他に悪質な席取りが目に入ったのか、他所に行ったので大安心。それにしても、家族で楽しく固まって応援したいというのは当たり前のこと。それに早くから全員が揃うのは到底無理な話。外野自由席なので、多少の席取りは仕方ないのじゃないだろうか。外野はコンクリートむき出しで、窪みには土も溜っていて、シートは不可欠だ。席取り不可なら、外野席も椅子を取り付けて指定席にすべきだ!

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さて試合が始まる頃には、孫たちも来て我が家の応援団は勢ぞろい。夕日も沈んで、薄暮からナイターに切り替わった。芝生の緑がカクテル光線に見事に浮き上がって。実に鮮やかだった。試合は1回からホークスの打線が大爆発。3塁側なのに殆どがホークスの応援で、外野席はもう大興奮。孫達も応援グッズを叩いたり大声を張り上げて盛んに声援していた。私は応援もさることながら、ホームランの打球が心配だった。私たちが陣取っている場所はホームランコースなのだ。昨年も妻にあわやと云うところだった(それも2本も)

 

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 結局、ホームランは3本が私たちのすぐ近くに飛んできた。その内の1本は2mくらい前に落ち、それを少年がグラブで見事にキャッチしたのだったが、ちょうどその瞬間が実況のTV放送に映し出され、それにブルーのジャンパー姿の和君が映っていたとの情報が、パパ方バァバから和パパに連絡が入った。さすがに和君を可愛がっているバァバ、和君が瞬時に判ったのだ。

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 良い天気ではあるが、さすがに夜は冷え込む。厚手のジャンパーで完全装備して、更に毛布を膝に掛けて観戦していたのだが、それでも寒い。ホークスが大勝していることもあって、7回の風船飛ばしが終わって孫達は帰ることになった。誰が考えたのか知らないが、やはりこのときが一番盛り上がる。にわかホークスファンに変身の私でも、このときは一緒に声援する。我がライオンズは出足がパタッと止まってしまい、もう4連敗。今年も苦難の年になりそうだ。

 

 ところで、今日の記事の題は「それ行け、スマート」をもじったものですが、判りますか? 団塊世代じゃないと判らない?

 

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コメント (10)
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