以前にも何度か書いた通り、箱根や八ヶ岳近辺のワインディングでは
993RSでもパワーがあり過ぎるし目方も重すぎて存分には楽しめません。
理想のスペックはタイトル通り。
ポルシェにライトウェイトケイマンを造って欲しいと願っていますが、
このスペック、実は35年前のポルシェ916と同じなんですね。
30年前の初代ゴルフは車重わずか750kgだったのに、
最新版のそれは驚くなかれ2倍の1.5トンにもなってしまいました。
1トンのスポーツカーなど、もう二度と出てこないと諦めていましたが・・・・
こんな車があったんですね。
もちろん日本でも発売されたことは知ってました。
ただ、イメージ的に“エリーゼの重たい版”という認識があって、
重たいエリーゼなんて意味がナイ!
こんなにデカくしちゃったらサーキットでタイムでないし!
というわけで、まったく存在意義を感じていませんでした。
このクルマのスペックをご存知ですか?
実は、車重996kg 200馬力。
何となくエリーゼのイメージが先行してしまって、サーキットを評価軸にしてしまいがちだけど、
考えてみたら、このクルマって、トランクスペースはあるし、エアコンもきっと効くだろうし、
理想の公道ツーリングスポーツかもしれないと気付きました。
そう思って、あらためて見直してみると、間延びしたエリーゼと思っていたヨーロッパが
突然と凄く良いクルマに見えてきます。
ケイマンかロータスヨーロッパSか、どちらかあげる!と言われたら、
ヨーロッパSをもらって帰ってくるだろうな。などとまた夢想しています。