グルメッチー☆TAKENAKA MUSIC PLANNING

☆アコースティックギターを愛し、Paul Simon、吉田拓郎などのカバー演奏を中心にライブ活動を継続中☆

祖師谷こましょうの美味しい中華そば

2007年05月06日 | Shops & restaurants(世田谷区)
世界中でミレニアムと大騒ぎをしていた2001年一月、一つの美味しいラーメン店が産声を上げました☆
その名は、『こましょう』☆
小田急線祖師ヶ谷大蔵駅近くにあるそのラーメン店は、とても丁寧にじっくり時間を掛けて作り上げるのですが、スピード溢れる現代では珍しいお店☆
しかし、その丁寧さが評判を呼び、今では祖師谷周辺の人気店の一つとして君臨しています☆

ここには以前「大起家」という、いわゆる“家系ラーメン”のお店がありました☆
当時、私がそのお店を訪問した時に、店主の方から、「お店にお客が中々来なくてね~、場所が悪いんですかね~」と言われた事があります☆
私はこう答えました☆
「祖師谷の人たちは新しいお店が出来ると少し様子を窺います、一生懸命直向(ひたむき)にしていれば、自然と繁盛するんですよ」☆
しかし、そのお店はその後閉店してしまいました☆
21世紀にあと少しという頃でした☆

そして、その後にデビューしたのが『こましょう』です☆
店名の由来は、店主のお名前、、、「小松正一」さんから来ているとの事☆
初めてご主人を拝見させていただいた時、無口で黙々と中華そばを作っている姿を見て、「(真面目なお店は繁盛するぞ)」、、、こう思った私でした☆

最初に食べたのは「中華そば醤油」、初回はメニューの一番最初と決めている私ですから、これは当然です☆
すると、ご主人が笑顔で、「茹で上がりに少々お時間を頂きますのでご了承下さい」と説明してくれました☆
この一言で、私はこちらのお店が一発でお気に入り、日本中に数々ラーメン店がありますが、こういう事を言えるご主人はまずいません、中にはお客へ向かって「静かにしろ!」だとか、「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」と言えない若い店主、、、どこかの評論家がそういうお店を褒めるので有頂天になっているんでしょう☆しかし、ここは違いました☆

そんな経緯があったので、祖師谷に用事が出来ると大抵の場合、『こましょう』通いになっていました☆

そして、今回もお邪魔させていただきました☆
注文したのは、「中華そば塩」☆
内モンゴル産の天然塩を使用した塩ダレは、一口飲んだらその凄さがわかります☆
最初から最後まで、高温から低温まで味も風味もコクも変わらないのです☆
汁物にとってこれは非常に素晴らしい事であり、こうでなければいけない事なのです☆
他店でよく見掛ける、冷めたスープに浮かぶラード状の物、、、下処理ができていないんです☆
こちらはそのような事は一切ありません☆
それだけ丁寧で一生懸命作っているからなのでしょう☆

麺は極細ですが、こしがしっかりしていますので食べ心地十分☆
そして、チャーシュー、、、とろとろの極上です☆
バラ肉のロールなのですが、その大きさといい、調度良い脂分といい申し分なし☆

世田谷の都心から少し離れた商店街の街にある名店、ここは宝ですね☆

『中華そば こましょう』
世田谷区祖師谷1-9-14
定休日 月曜、第1・第3火曜日
営業 平日 18:00 - 24:00 土曜日 17:00 - 22:30
メニュー: 中華そば(醤油)680円 中華そば(塩)680円 つけそば(醤油)780円 つけそば(塩)780円 チャーシューごはん350円 メンマ150円 味付け玉子 100円など