角ハイボール ～ 三十五番（３５番） ～

「もしもし、大ちゃん！これから『三十五番』に寄るよ～」☆
「はーい！グルメッチー☆さーん、お待ちしてまーす」☆
「今、三茶駅だから、３～４分後に行くよ～」☆
「今日は何名さまで？」☆
「お一人様でね～(笑)」☆



三茶栄町商店街はすっかり人の気配が少なくなってます☆
それもそのはず、時間は午前１時を回っちゃって(笑)☆



「大ちゃん、こんばんは～」☆
「グルメッチー☆さん、今日は遅い時間ですね」☆
「うん、これやってきてさ～」☆
「おっ！ギターケースだ」☆
「ちょっと邪魔になるけど置かせてくれる？」☆
「いいですけど、今日はライブか何かで？」☆
「今日はね、練習してきたんだよ」☆
「で、この時間で？」☆
「５時間ぐらいやってきたから、疲れちゃった～(笑)」☆
「５時間もですか？」☆
「夜７時ごろから１２時過ぎまでね」☆
「へ～、すごいですね」☆
「音楽は楽しいし、演奏はもっと楽しいからね」☆
「いい趣味ですね」☆
「趣味にお金も掛からないし、なにより音楽好きの大勢の方々と友達になれるからね」☆
「じゃあ、今日は疲れを癒すためにも、ゆっくりしてください」☆
「ありがとう、じゃあ、今日は“角ハイボール”ちょうだい」☆



「グルメッチー☆さんと、初めて『三茶氣』で会ってからかなり経ちますけど、最初は“黒ホッピー”だけだったんで、いつも駅から電話があった時はテーブルに“黒ホッピー”を用意してましたね」☆
「そうだった、そうだった(笑)」☆
「でも、渋谷の『巌』でウイスキーを頼まれた時に、グルメッチー☆さんはウイスキーも飲むんだ～って思ったんです」☆
「だったね～、大ちゃんは驚いてた(笑)」☆
「結局なんでも飲むってことでしたね(笑)」☆
「うん、うん、でも私たち世代はお酒のデビューはウイスキーだったんだよ」☆
「そうみたいですね」☆
「“角ハイボール”はその頃から飲んでたしね」☆
「そうでしたか～」☆
「もちろん、ホッピー、ホイス、ハイリキから酎ハイ（焼酎ハイボール）、、、ビールはアサヒスタイニーとかね」☆
「今のハイボールブームはリバイバルだったんですね」☆
「そういうことだね、ブームは２０年周期ということがあるから、グルメッチー☆は約２回転？(笑)」☆
「いや～、そんなことは、、、」☆
「なに～？(笑)」☆



「おっ！レンコンはいいね～」☆
「納豆を絡めました」☆
「剛柔の食感が味わえるし、ピリッとしてるからおつまみには最高だよ」☆
「ありがとうございます！」☆
「今日は“角ハイボール”だけでいっちゃうよ」☆
「そんなん日もありますね」☆
「それにしても今日の練習は充実したよ」☆
「すっかり力が抜けてますよ(笑)」☆
「今度、聴かせてあげるね」☆
「アタースッ！」☆
「“角ハイボール”おかわりー！(笑)」☆


『３５番』
東京都世田谷区三軒茶屋1-35-4 ファインローゼ1F
03-3412-3533
営業時間　月～木18:00～03:00/金・土・祝前18:00～05:00/日・祝18:00～01:00
定休日 無休

ジャージャー麺 ～ 丸美屋食品 ～

昭和３５年に発売された「のりたま」は爆発的ヒットになり、『丸美屋食品』の名前は一躍有名になり、その後昭和３８年に発売された「すきやき」ふりかけも大人気☆
同社はふりかけ業界での王者の地位に立ったのです☆

私も「すきやき」ふりかけは今でも大好きで、熱々のごはんにたっぷりとふりかけています☆
味も風味も食感も最高です☆

そんな『丸美屋食品』からは、「かけうま麺用スープ」という製品名シリーズでお手軽に美味しく麺を食べられるレトルトも販売されているのです☆

五目あんかけ麺、麻婆麺、ビビン麺、汁なし坦々麺、そして今回５種類のソースの中から「ジャージャー麺」を用意しました☆



麺はうどんでも、中華麺でも、そうめんでも、冷麦でもお好きな麺でＯＫ牧場！☆
今回はシマダヤの稲庭風細麺にしました☆
これは私のお気に入りの麺で、細麺に関わらずコシがしっかりしているので、茹で負けも少ないんです☆



作り方は、麺を茹でそのままレトルトを上からかけるだけなのですが、それだけでは面白くないので今回は鶏のひき肉を少し足してみました☆
鶏肉は脂分がさっぱりしているし、なんといっても低脂肪高カロリーが魅力☆



１００ｇ程度を塩コショウで下味を付け炒めておきます☆
レトルトなので、ひき肉は火を十分通した方がいいですね☆



出来あがった餡を茹でたての麺にかけて、、☆
細切りにしたキュウリを乗せて、、、☆



美味いですね～☆
さすが『丸美屋食品』！☆

これに「のりたま」かければよかったな～(笑)☆


『丸美屋食品工業』
本社所在地　東京都杉並区松庵1-15-18
設立 1951年（昭和26年）4月

焼とん 焼とり ～ 薬師四文屋 ～

「飲み足んないな～」☆
「今日も調子が良さそうですね～」☆
「もう、三軒茶屋をウロウロして何時間経ってるかな～」☆
「相当経ってますよ」☆
「じゃあ、すずらん通りに入ろうか」☆
「相変わらず賑やかですね～」☆
「この通りは大昔から人通りが多くてさ～」☆
「ファストフードからラーメン、お寿司、カレー、カラオケ、欧風レストラン、バー、居酒屋、中華料理等々、交番までありますもんね(笑)」☆
「ん？」☆
「え？」☆
「あれあれあれ～」☆
「なんすか？」☆
「あの黄色い看板は、、、」☆



「中野区新井薬師に本店を構える『四文屋（しもんや）』だぁー」☆
「へ～、三軒茶屋にも進出してきたんだ～」☆
「ここは以前『小紅楼』という中華料理のお店だったよね？」☆
「よし、入ろう！」☆



「ここは新井薬師、沼袋、江古田、高円寺、練馬、鷺宮、秋葉原、池尻大橋に数々のお店があって、三軒茶屋は２１店目かな？」☆
「お店によっては、魚の専門店もあるし、牛の専門店もあるんだね」☆



「はあ～～、いいね～、ひゃっこいルービーは最高！」☆
「グルメッチー☆さんは色んないい方をしますね～(笑)」☆



「飲み物は他にもたくさんあるからね」☆
「四文屋ハイボールは梅が入ってるからすっきりで飲みやすいよ」☆



「お酒を飲んだら車の運転は絶対にダメだよ」☆
「そうですよね、、、あれ？」☆
「えっ？」☆
「なんかお知らせの文章がちょっと変(笑)」☆
「あはは、なるほど～、今の時代なんだね～(笑)」☆



「いつものようにポテトサラダからね」☆



「これは『四文屋』名物の煮卵だよ」☆
「いいですね～、堅い茹で卵は好きだな～」☆
「味噌もつ煮込みの中に入ってるから、ちょうどいい味になるね」☆



「さてと～、焼きにいくよ～」☆
「とんととりでいきましょうか？」☆
「うん、とりととんでもいいかもな～、、それともとりととりか、とんととんか、、、」☆
「もういいから！(笑)」☆



「結局、とり２種類と、とん１種類ですね(笑)」☆
「とりは、もも肉とつくね、とんはカシラだよ」☆
「で、たれで」☆
「グルメッチー☆は、たれ派だからね」☆



「つくねが美味いね～」☆
「たれがよく絡んで最高だね」☆
「これからはわざわざ中野へ行かなくても、三茶で美味しい串や煮込みを食べられるからいいね」☆



「三茶すずらん通りはどんどん進化してるね～」☆
「目の前には「スタ丼」の工事してるし」☆
「今日はまだ帰れないな～」☆
「すずらんのせいにしてる(笑)」☆


『四文屋　三軒茶屋店』
東京都世田谷区太子堂４－２３－５
03-3795-1129

新規オープン ～ いわもとＱ池袋 ～

「あれ～？グルメッチー☆さん、新しいお店がありますよ！」☆



「ほんとだ！そば、天丼、、、２４時間、、、」☆
「なんでしょね～、、、あっ！」☆
「なになに？」☆



「こっ、これは！、、『いわもとＱ』じゃないですか！」☆
「おおーっ！あの『いわもとＱ』か～！」☆
「麹町、歌舞伎町ときて、ついに池袋にも来てくれたんだ～」☆
「入りますよね？」☆
「ったりめーよー」☆
「なんで江戸っ子弁？(笑)」☆



「グルメッチー☆は、小天丼セットだ！」☆



「私は野菜天そばで」☆

「こちらは５月１１日（金）にオープンしたばかりだそうですよ」☆
「それで店内が綺麗なんだ」☆



「カウンターにはいろいろ調味料が並んでますね」☆



「こちらは揚げたての天ぷらを出してくれるからいいね」☆
「サクサクのいい感じですからね」☆



「おっ！来た来た～、小天丼セット～」☆
「なす天、アスパラ天にエビ天付きですね」☆
「自家製の麺はもりそばでね」☆



「サクサク天ぷらは美味しい～」☆
「天ぷらは揚げたてに限るよ」☆



「そばも箸を持った瞬間に美味しさがわかるね」☆
「そうなんですか？」☆
「そばのコシがあるから、麺離れがいいだろ？」☆
「はい」☆
「これが茹で過ぎるとひと固まりになっちゃうから、見た目もよくないからね」☆
「こちらはさすがです」☆



「ひと口分をつまんで、麺はつゆの半分漬け、、、、あとは一気にすすっちゃうんだ」☆
「いよっ！江戸っ子！」☆



「こちらの野菜天そばも、鰹のいい風味が漂ってます」☆
「食欲がそそられるな」☆



「そうそう、これも付けといたよ」☆



「おおーっ！お稲荷さんだぁ！」☆
「そばにはこれだよ」☆
「ですよね～」☆

「都内はちょっと見ないと街は大変貌してるよね」☆
「ここに『いわもとＱ』があるとは夢にも思いませんでしたから」☆
「今後も都内のパトロールを強化して、お店探しをしましょうよ」☆
「これからじゃなくて、今から行くよ～」☆
「うわっ！薮蛇だった～(笑)」☆


『いわもとＱ　池袋店』
東京都豊島区池袋2-14-3　MKビル1F
24時間 年中無休

センベロ ～日本再生酒場 ～

「次はここね」☆
「えっ？映画館？」☆
「えいがかん～？」☆
「だって植木等、ハナ肇、谷啓の看板がかかってるから、、、」☆
「よーく見てみなよ～(笑)」☆
「あっ！『日本再生酒場』って書いてある」☆
「そうだよ、ここはスタンディング～」☆



「東京都調布市の有名店、もつ焼き『い志井』のグループのお店なんだよ」☆
「へ～、そうなんですか～」☆
「調布はいいところだよね」☆
「すみません、行った事がなくて、、、」☆
「新宿から京王線の特急で１５分で着いちゃうんだ、あの街は、、、」☆
「グルメッチー☆さん、今日は調布の話を詩に来たんじゃないので、、、」☆
「えっ？あっ、あはは～(笑)」☆



「どうですか～、店内は」☆
「これが昭和の雰囲気なんですね」☆
「うん、でも家の中には網棚やつり革は無かったけどね(笑)」☆
「あれば便利なのかな～」☆
「う～ん、どうだろう、、、」☆
「真剣に考えないで下さいよ～(笑)」☆
「ふりをしただけ(笑)」☆



「もつの部位の説明も黒板に書かれてますよ」☆
「ほんとだね～、意味深だ(笑)」☆



「グルメッチー☆は、いつものように麦のロックで」☆



「いろいろおつまみがあるけど、最初は例のやつですよね？」☆
「おっ！わかってらっしゃる～」☆



「ポテトサラダは必須だよ」☆
「必須って、、、アミノ酸みたい(笑)」☆



「厚揚げもいいね～」☆
「味噌が美味いっす」☆
「ほんとだね～、八丁が入ってるんだ」☆

「麦の量が多いから１杯でも十分気持ちよくなれるね」☆
「そうですよね～、、、なんて、グルメッチー☆さん、２杯目飲んでるし(笑)」☆
「まあまあまあ、じゃあ、そろそろ次へ行くよ」☆
「早っ！」☆
「アルコール３杯に、ポテトサラダ、厚揚げ、お通し込みで、２０９５円です」☆



「あっ！お金出し過ぎた！(笑)さすが庶民の味方！お一人様１０００円」☆
「１０００円でベロベロになれるから“センベロ”ですね」☆
「２０００円浮いたから次に回そう」☆
「グルメッチー☆さんにはお金持たせちゃダメだな(笑)」☆
「うるさい！(笑)」☆


『日本再生酒場 池袋店』
03-5951-2220
東京都豊島区池袋2-13-3 １Ｆ
営業時間　17:00～24:00
定休日　なし