深川太郎の厚焼玉子

昭和４９年（1974年）、門前仲町で創業した『太郎』☆

会長の高瀬健二さんにより、寿司、季節料理、ふぐ料理のお店として始まりました☆

昭和５５年（1980年）には中華料理も加わり、幅広い料理を堪能できるお店として成長し続けています☆

そんな『太郎』が全国の百貨店だけに販売している「太郎の厚焼き玉子」を手に入れました☆



私たち世代は子供のころ、「巨人」「大鵬」「玉子焼き」が大好きでした☆
古いな～(笑)☆

これは昭和３６年にできたコピーですが、当時の「巨人」は王、長島のＯＮコンビが活躍☆
各界では昭和３５年に「大鵬」が新入幕を果たし、その年の１１月場所、、、たった６場所で大関に昇進（史上最年少記録の２０歳６か月）したことで大人気に☆

そして「玉子焼き」☆
やや甘めの味付けが最高でしたね～☆
私も大好きでした☆

実はこのコピー、堺屋太一さんがその時の大人を揶揄して作ったのだそうです☆
コピーの真意は、子供の好きな物ということではなく、大人になっても子供と同じような物が好きだと大騒ぎしている「半人前で子供っぽい使えない大人」ということ、、、、なんか、身につまされます、、(笑)☆



玉子焼きは英語で「Japanese Omelette（ジャパニーズ　オムレツ）」と呼ばれるほど、海外でも名の知れた料理なんです☆
ふわふわの食感、甘い味付け、だしの風味、、、これには外国の方々もシャッポを脱ぎますよね☆



最近、玉子焼きの作り方の勉強をしていますが、火加減が難しんですよね～☆
最初は強火で玉子全体に火が回るようにフライパンの中で掻き回し、固まり始めたら火を弱くするのですが、そのタイミングが、、、☆

やはり、プロの味に近付くにはもっと修行しなくてはね(笑)☆


『有限会社　太郎』
東京都江東区深川2-1-20　ＴＲビルディング（太郎ビルディング）

宝家

「どうしても、門前仲町の『こうかいぼう』へ行きたい！」☆

葛飾グルメ会のＴＪちゃんが叫んでます（笑）☆
『こうかいぼう』というのは、門前仲町にあるラーメン専門店です☆

『こうかいぼう』
江東区深川2-13-10
03-5620-4777
営業時間: 11:00-15:00、17:30-20:00頃（早仕舞い有り）
土日祝11-16頃
休日: 水曜、第一日曜

私は何度もお店に訪問していますが、彼は未経験☆
「どうしても行きたい」とい気持ちはよく分かります☆

岸田屋を出た一行は、月島から都営地下鉄大江戸線に乗り次の「門前仲町」駅で下車、北側の葛西橋通り方面へ向かいます☆
お店に近づきますと、、、電気が消えています☆

「スープ切れで早仕舞いだ！」☆
「え～！！そ、そんな～、、、」☆

彼の落ち込みようは見るに耐え兼ねないほど、、、☆
「Ｕちゃん、他にラーメン店はあったっけ？」☆
「グルメッチー☆さん、この辺りは疎いんですよ～」☆

すると、落ち込んでいたＴＪちゃんが、何か閃いた様子☆

「心当たりがあるから、そこへ行きましょう！」☆
「え？どこどこ？」☆
「宝家っていうんですが、かなりご無沙汰なんでお店がまだあるかどうか、、、」☆

門前仲町の赤札堂というスーパーマーケットの前にパチンコ屋さんがありますが、お店はその裏手になります☆

「あった、あった！　よかった～！」☆
ＴＪちゃんは先ほどの落ち込みが嘘のように笑顔になっています☆

店内は左にカウンター８席、右にテーブル３卓の可愛い造り☆
すでに満員の盛況です☆
私たち３人は入り口すぐのカウンター席をなんとか確保できましたので、早速ビールで乾杯☆

　　　
　　　

カウンターの後ろにいらっしゃるご主人と奥様に料理の注文を告げます☆
最初は“お刺身盛り合わせ”☆

　　　

中トロ、ヒラメ、ヒラマサ、キンメ、マダイといったラインナップ☆
中トロは絶品でした☆

そうそう、こちらのお店は中華料理店ですので、次は“餃子”☆

　　　

そして、“ラーメン”☆

　　　

考えてみれば、私は今から２０年前に一度こちらへ来た事がありました☆
その事をご主人へつ伝えますと、「ああ～、あの時の！」☆
ホントですか～（笑）☆

こちらのお店、店内が満員の時トイレへ行く事が困難になります☆
その時は名物“厨房通り”ができるのです☆
一度お店の外へ出て、厨房入り口から店内へ入り、そのまま厨房を通り抜け、そしてトイレへ、、、☆

これが面白いんです☆

『こうかいぼう』から『宝家』になりましたが、食の楽しさは十分満喫できました☆


『宝家（たからや）』
江東区門前仲町1-12-5
03-3643-4538

蘭丸のつけめん

江東区の門前仲町駅近くに、葛西橋通りという幹線道路が通っています☆
中央区日本橋方面から永代通りで来ると、隅田川を渡った所から左に分岐する通りが葛西橋通り☆
読んで字の如く、江戸川区の葛西まで通じています☆

この通りを知っている方はお気付きかと思いますが、ＮＴＴから大和総研辺りにかけて、ラーメン店が数多く出店しているんですね～☆
２０００年に『こうかいぼう』がＯＰＥＮしてお客さんがドッと来てからというもの、その後５～４年の間、あっという間に１０軒ほどが建ち並びました☆

最初の『こうかいぼう』のレベルが高かったので、この界隈の他のラーメン店はそれに追いつかないとなりませんから、切磋琢磨しながらどんどん腕が上がってきています☆
そんな、“ラーメン激戦区　葛西橋ストリート”の中から、今回は『支那そば屋　蘭丸　門前仲町店』にお邪魔しました☆

こちらのお店は蘭丸の２号店☆
第１号店は江東区大島にあります☆
都営地下鉄新宿線「西大島」駅から南へ約２００メートル、明治通り沿いに構えています☆
そちらへは今までに何回かお邪魔した事がありましたが、２号店は今回が初めて☆

実は、前出の『こうかいぼう』はお隣なんです☆
『蘭丸』が出店した時は、隣り通しという事でラーメン通の間で話題になったものです☆

古い木製の引き戸を開けますと、直ぐ横に券売機があります☆
店内は懐かしき日本家屋をイメージしていまして、座敷の占める割合が非常に大きいのが特徴☆
　　　　　　　　　　　　

こちらは、支那そば屋という屋号が示すとおり、醤油味がメイン☆
一番上のボタンはもちろん醤油☆
大島店で醤油は食べ済みですので、こちらでのチョイスは「醤油つけめん」にしました☆

出来上がりまでは約５分ほど☆
思ったよりは早く到着しました☆
「つけめん」の具材は、麺の方に盛られているタイプ☆
私はどちらかというと、つけだれ側に入っているのが好きですが、具材が華やかに入っていたので、目の保養ににもなるので「よし」としましょう☆

チャーシュー、乾燥岩海苔、若布、メンマ、味付け玉子、カイワレ、ネギなどが乗っていますが、私はそれらをすべてつけだれの器へ移動させます☆
程よく浸した後に麺をつけます☆

こちらの麺は、縮れの細麺☆
つけだれは濃い系ではないので、麺を啜る時にちょうどいい感じになります☆
少し麺ヤワなのは全体のバランスを取るためなのでしょうか、歯応えを味わいたい方は固めにしてもらうのがいいでしょう☆

ランチ時は、大盛りでも特盛りでも同じ料金のサービスがありますが、特盛りでも３００グラム程度ですし、細麺ですから意外とペロッと食べられますから多い量をお勧めします☆

２００３年の７月にオープンしてから、ずっと営業を継続されていますので、激戦区の中では老舗の部類☆
これからも色々な味を提供していただく事を楽しみにしています☆

『支那そば屋　蘭丸　門前仲町店』
江東区深川2-13-1
03-3630-0063
営業時間: 11:30-15:00、17:30-21:00頃、スープ切れまで
無休

こうかいぼうの絶品らーめん

親友のＴＫちゃんが長い独身生活とオサラバする日が近づいてきました☆
来月には新婚生活が待っている、、、という事は、自由が利くのは今のうち☆

そんな訳ではないでしょうが、彼からランチのお誘いがありました☆
「こんにちはグルメッチーさん、無理にお誘いしてすみません」☆
「いいんだよ、ところで話は進んでるの？」☆
「はい、お陰様でなんとか、、、」☆
「ん？　なんか元気ないね」☆
「はい、まあ、いろいろありましてね～」☆
「まあ、他人同士が一緒になるんだから近くなればなっただけ、いろいろ障害が出てくるよ」☆
「障害ではないんですけどね～」☆
「じゃあ、マリッジブルーかな？」☆
「そうかもしれません」☆
「まあ、来るものは来るんだから、ランチで美味しい物を食べて元気出そうぜ！」☆
「そうですね、行きましょう！」☆

ようやく彼は元気を取り戻したので、私は提案をします☆
「美味しいラーメンはいかが？」☆
「はい、ラーメン食べたかったんです」☆
「よし、決まり！」☆

私たちは江東区へ向かいました☆
江東区には門前仲町という地域がありまして、深川とも言われている地域です☆
その地に今から丸６年前、２００１年１０月１４日にとても美味しいラーメン店が生まれました☆

その名は『こうかいぼう』☆
葛西橋通り沿いにお店を構えています☆
今回私は約２年振りにお邪魔する事になりました☆

何年も経ってお店に来た時に、そのままあるという事は本当に嬉しいものです☆
店内に入るとご主人も奥様もまったくお変わりなく元気にラーメンを作っています☆
こちらのご夫婦は共に美男美女☆
仲が良いので羨ましく思えます☆

カウンターに並んで座り、私はなんといってもこちらの「らーめん」が大好きなので、メニューもそこそこに注文☆
待つ事５分、アッという間に到着です☆

こちらの麺は、埼玉の丸富製麺が作る「玉子麺」☆
ツルシコの太麺で、尚且つ適度な長さですのでササッと口に収まるのがいいですね～☆
そして、名物のメンマ☆
とにかく大きいんです☆
それにいい味が沁み込んでいるので、食感を楽しみながら味も楽しめる、、、一石二鳥そのものなんです☆

チャーシューはロースの極柔（ごくじゅう）☆
噛まなくても溶けてしまう感じで、たまらなくなってしまいます☆

そして、スープ☆
トンコツ、鶏ガラ、真鰯煮干のトリプル☆
お店がオープンした頃はそれぞれの素材が、バチ－ンと競い合っていた感じのスープでしたが、今は非常にそれぞれが助け合うような優しいスープになっていました☆
隣りのＴＫちゃんは、「美味いっすね～」と、大盛りをペロッと一気に完食☆
私も滅多にしないスープ全部飲みです☆

ご主人に、「お店は７～８年経ってますよね？」と尋ねますと、「お陰様で、７年目に入りました」、「（その頃から来ていただいたんですね、ありがとうございます）」という目をされながら、、、☆

このところなかなか立ち寄れませんでしたが、こんなにいい雰囲気の店内で、こんなに美味しいラーメンをいただけるのですから、なんとか用事を作って伺いますのでこれからも美味しいラーメンをよろしくお願いします☆

『こうかいぼう』
江東区深川2-13-10
03-5620-4777
営業時間: 11:00-15:00、17:30-20:00頃（早終い有り）
土日祝11-16頃
休日: 水曜、第一日曜

葛飾グルメ会、最後はどこのお店へ

ＴＪちゃんに拉致されて、私はタクシーに☆
この頃になると、お酒のお陰でかなりの酩酊状態☆
タクシーから見える風景も車窓からただ流れるだけなので、一体どこを走っているのか全く分かりません☆

「グルメッチーさん、まだまだ飲みますよ！」☆
「え～、まだ飲むの～」☆
この会話だけは覚えているのですが、その他は何を喋ったのか途切れ途切れの記憶なので思い出せないんです☆

車は永代通りの門前仲町駅付近で止まりました☆
大通りを渡り、何やら飲み屋街に入っていきます☆
見た事も聞いた事もないお店の電光看板が眩しい☆

私たちは、細い路地をうろうろしながらお店の物色です☆
しばらくすると、一軒の小さな居酒屋が見えてきました☆
「ここにするよ！」☆
ＴＪちゃんはそう言うや否やお店の暖簾を潜っていました☆

「いらっしゃいませ～」☆
店内は座敷とカウンター、お客さんは１０人程度入ってました☆
女将さんとアルバイトらしき、若いお兄さんの二人で店内を仕切っています☆
「ウーロンハイを二つ下さい！」☆
こういう所では、ＴＪちゃんのようなしっかりした奴がいると助かります☆
「あと、山芋の千切り、鯨ベーコン、中落ち」☆
なんと、手際がいいのでしょうか☆
　
こちらのお店で３軒目、普通なら話が尽きそうに思えますが、そこは葛飾グルメ会、まだまだ話は続きます☆
ただ、何を話したかは定かではありませんが、、、☆

１時間近く飲んでお店を出まして、やっと本日の打ち止めとなりました☆
二人は門前仲町の駅で別れ、それぞれの帰途に☆

「ふ～～、今日は疲れたな～～、帰ったら直ぐに寝ようっと」☆
電車のシートがこんなに快適なのは初めてかもしれません☆

「ところで、最後のお店はなんという名前？？」☆

肝心な事を忘れてしまいました☆
ＴＪちゃん、このブログを見ていたら教えてください☆