今日は夢をみた。
なくなったひとの夢。
といってもなくなったのは、昔のことなんだけど…
わたしが若いころの、大人のひと。
そのひとがなくなったのは、そのひとがいくつのときだったんだろう…
わたしのいまの年齢と…と…
調べてみると、わかった。
記憶をたどるとああ、たぶん いまのわたしより若い年齢で亡くなっている。
まだまだ、全然若かったんだあのひとは。
告別式にも出たけど、私は今よりさらに、そのひとが亡くなった意味を 全然わかっていなかった。
わたしは…
いつでも、『こういう時は、こう思わないとおかしいんじゃないか』と ずっと昔から思ってきたから
自分のほんとうの感情が、いまひとつよくわからない。
何を言っても、嘘みたいに感じることがある。
言葉は万能ではないけれど、それにしても。
本音を言わないってことなんだろうか。
…振り返るとそのひとは、いまのわたしよりずっとずっと、きちんと生きていたんだと思う。
そのひとの奥さんは、わたしの…友達というか…友達というまでほんとうに近い感じではなかったかも知れないけれど
仲間だった。
わたしはひとを怖がってばかりで、見栄っぱりで、狭いところで小さなことばかり考えてる人間で
だから自分のことしか考えていなかったけれど
彼女は信頼に値するようなひとだった。
わたしより何倍も、何倍も、人として優れているんだと思う。
いまのわたしを、過去のわたしが見たら、なんと言うんだろう。
わたしはなんにもわかっていない。
そのひとがなくなったとき、まだ子供も小さかったはずだ。
彼女ならちゃんと育てているだろうって わかる。
彼女みたいなひとと関係を築くのは、こんな自分じゃとても無理だからと
わたしは遠ざかったんだと思う。
自分のしょうもなさ。
でも彼女も、あのひとも もっともっと、一緒にいたかったんだろうと思う。
いまでもつらいだろうなと思う。
わたしは
やっぱり現実的なことがなんにもわからない、夢ばっかりのばかな子だったし
だからこうなって当然だったのかもしれない。
でも、夢ばっかりのばかみたいな直線的なところ
そういうところは持っていてもよかったのかも知れない。
いまのわたしは、腐りかけている、そんなふうに自分で思うことがある。
いまから、若いころ見ていた理想を見るのも違う気がするし
そこは修正しないといけないだろうし
腐った、って元がどれほどいいもんだと自分のこと思ってんだよ…と
もともとそんな人間だろ、ってことなんだろうけど
それでも、もうちょっと変わった方がいいんじゃないか
とも思う。
ただ…
もうだめかな、とも思う。
自分のつまらなさ、自分という人間の範囲のあまりの狭さ
もうこれで限界で、だめなのかな、とも思う。
落ちきったところで、なにかが見えそうな気もするけど
そこに落ちる勇気もないんじゃないか
自分って、最低だ。
そう思う。
なくなったひとの夢。
といってもなくなったのは、昔のことなんだけど…
わたしが若いころの、大人のひと。
そのひとがなくなったのは、そのひとがいくつのときだったんだろう…
わたしのいまの年齢と…と…
調べてみると、わかった。
記憶をたどるとああ、たぶん いまのわたしより若い年齢で亡くなっている。
まだまだ、全然若かったんだあのひとは。
告別式にも出たけど、私は今よりさらに、そのひとが亡くなった意味を 全然わかっていなかった。
わたしは…
いつでも、『こういう時は、こう思わないとおかしいんじゃないか』と ずっと昔から思ってきたから
自分のほんとうの感情が、いまひとつよくわからない。
何を言っても、嘘みたいに感じることがある。
言葉は万能ではないけれど、それにしても。
本音を言わないってことなんだろうか。
…振り返るとそのひとは、いまのわたしよりずっとずっと、きちんと生きていたんだと思う。
そのひとの奥さんは、わたしの…友達というか…友達というまでほんとうに近い感じではなかったかも知れないけれど
仲間だった。
わたしはひとを怖がってばかりで、見栄っぱりで、狭いところで小さなことばかり考えてる人間で
だから自分のことしか考えていなかったけれど
彼女は信頼に値するようなひとだった。
わたしより何倍も、何倍も、人として優れているんだと思う。
いまのわたしを、過去のわたしが見たら、なんと言うんだろう。
わたしはなんにもわかっていない。
そのひとがなくなったとき、まだ子供も小さかったはずだ。
彼女ならちゃんと育てているだろうって わかる。
彼女みたいなひとと関係を築くのは、こんな自分じゃとても無理だからと
わたしは遠ざかったんだと思う。
自分のしょうもなさ。
でも彼女も、あのひとも もっともっと、一緒にいたかったんだろうと思う。
いまでもつらいだろうなと思う。
わたしは
やっぱり現実的なことがなんにもわからない、夢ばっかりのばかな子だったし
だからこうなって当然だったのかもしれない。
でも、夢ばっかりのばかみたいな直線的なところ
そういうところは持っていてもよかったのかも知れない。
いまのわたしは、腐りかけている、そんなふうに自分で思うことがある。
いまから、若いころ見ていた理想を見るのも違う気がするし
そこは修正しないといけないだろうし
腐った、って元がどれほどいいもんだと自分のこと思ってんだよ…と
もともとそんな人間だろ、ってことなんだろうけど
それでも、もうちょっと変わった方がいいんじゃないか
とも思う。
ただ…
もうだめかな、とも思う。
自分のつまらなさ、自分という人間の範囲のあまりの狭さ
もうこれで限界で、だめなのかな、とも思う。
落ちきったところで、なにかが見えそうな気もするけど
そこに落ちる勇気もないんじゃないか
自分って、最低だ。
そう思う。