
ダンエレクトロは1969年に工場が閉鎖され、いったんその歴史に幕を閉じます。その後、1990年代にエヴェッツ・コーポレーションによってダンエレクトロブランドが復活しました。このエヴェッツ・コーポレーションの社長はオクターヴ・ファズの名機FOXX TONE MACHINEを作った人だということはよく知られていますが、そのせいかどうか、ギターだけでなくエフェクターも現行のダンエレクトロの主力製品となっています。
ダンエレクトロのギターとアンプの虜となった私は、自然とエフェクターにも関心を抱くようになりましたが、そのとき目の前に現われたのがFAB TONEでした。凄まじい轟音を出す、最狂の歪みと謳われることの多いこのディストーション・ペダルに強く魅かれるものを感じた私は、早速入手し試してみることにしたのでした。

高出力のピックアップを搭載したギターにつなぐと、評判どおりノイズまみれの凄まじい轟音になりましたが、決してコントロールできないほどではなく、TREBとFABのツマミを下げることで心地のいい歪みを得ることができました。ダンエレクトロのギターにつないでみると、TREBやFABをかなり上げても暴れることなく、倍音成分がジワーッと広がっていく、いい感じの歪みが得られました。
FAB TONEは愛好者も多いが持て余す人も多いというペダルですが、これは決して轟音を出すために設計されたのではなく、ただ、「あのモグワイも使用している轟音ペダル」というイメージが先行しているため、轟音を出しつつそれをコントロールしようとすると音作りが難しくなってしまうということなのだろうと思います。
ダンエレクトロのエフェクターの筐体はとてもユニークなかたちです。一見するとミミズクのように見えますし、Dのロゴマーク部分はおそらくキャデラックのエンブレムを模したのだと思われます。ときにアール・デコ調の筐体だと言われることもありますが、他のメーカーのエフェクターと比較すると装飾性の高いデザインでしょうし、コントロールノブを目に見立てて全体を顔として構成するファズフェイス以来のデザイン伝統を踏まえているようにも思います。
ユニークなかたちと個性的なサウンドを持ったダンエレクトロのエフェクターに出会ったことで、それまでアンプ直結主義であった私は見事に転んでしまったのでした。
ダンエレクトロのギターとアンプの虜となった私は、自然とエフェクターにも関心を抱くようになりましたが、そのとき目の前に現われたのがFAB TONEでした。凄まじい轟音を出す、最狂の歪みと謳われることの多いこのディストーション・ペダルに強く魅かれるものを感じた私は、早速入手し試してみることにしたのでした。

高出力のピックアップを搭載したギターにつなぐと、評判どおりノイズまみれの凄まじい轟音になりましたが、決してコントロールできないほどではなく、TREBとFABのツマミを下げることで心地のいい歪みを得ることができました。ダンエレクトロのギターにつないでみると、TREBやFABをかなり上げても暴れることなく、倍音成分がジワーッと広がっていく、いい感じの歪みが得られました。
FAB TONEは愛好者も多いが持て余す人も多いというペダルですが、これは決して轟音を出すために設計されたのではなく、ただ、「あのモグワイも使用している轟音ペダル」というイメージが先行しているため、轟音を出しつつそれをコントロールしようとすると音作りが難しくなってしまうということなのだろうと思います。
ダンエレクトロのエフェクターの筐体はとてもユニークなかたちです。一見するとミミズクのように見えますし、Dのロゴマーク部分はおそらくキャデラックのエンブレムを模したのだと思われます。ときにアール・デコ調の筐体だと言われることもありますが、他のメーカーのエフェクターと比較すると装飾性の高いデザインでしょうし、コントロールノブを目に見立てて全体を顔として構成するファズフェイス以来のデザイン伝統を踏まえているようにも思います。
ユニークなかたちと個性的なサウンドを持ったダンエレクトロのエフェクターに出会ったことで、それまでアンプ直結主義であった私は見事に転んでしまったのでした。
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