ダンエレクトロの5000番台というと、化粧板の貼られたメゾナイトをトップの材としたモデルで、StandardとConvertibleとCompanionの3種類がある。そのうち5025というのは2ピックアップのモデルのことで、StandardとCompanionがある。
CompanionはConvertibleのようにアルミのテールピースとボディに乗せるだけの木製ブリッジが採用されたモデルだが、サウンドホールは開けられていない。またピックガードが独特なものとなっていて、Standardのアザラシ型ピックガードの緩やかな曲線部分がカットされたよりシンプルな形状である。
要するにStandardとConvertibleを足して2で割ったような感じのモデルというわけだが、それゆえにか、1959年から1960年までの1年間ほどしか生産されなかったため、現在ではかなりレアなモデルとなっている。