似たスポーツはやらない方がいい

似たスポーツはやらない方がいい。

中国拳法を身につけたいのなら空手はやらない方がいい。

キックボクシングを身につけたいのなら、空手はやらない方がいい。

硬式テニスを身につけたいのなら軟式テニスはやらない方がいい。

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キックボクシングを身につけたいのなら空手はやらない方がいい。

なぜなら空手を身につけてしまうと、空手はパンチ、キックが完全に完成された技術であるから、その後、キックボクシングを身につけようとしても、パンチ、キックを出す時に、どうしても、身についている空手の突き、蹴りが出てしまいやすくなるからである。

何かの技術を身につける時には白紙の方がいいのである。

つまり何も出来ない方がいいのである。

そうであれば、たとえばキックボクシングを身につけようと思った時、キックボクシングのパンチ、キックを習得するしかないから、キックボクシングのパンチ、キックが身につくのである。

「硬式テニスを身につけたいのなら軟式テニスはやらない方がいい」

もそれと同じ理屈である。

ただ、全く違ったスポーツ、たとえば、スキーと硬式テニスは全く違った技術なので、スキーを身につけても、硬式テニスを身につけることには全く悪い影響はない。