小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

gooブログは金の亡者である

2021-09-01 02:55:55 | 考察文
gooブログは金の亡者である。

ブログの本来の目的は何か?

それは、自分の考えを、世間の人に知って欲しいと思っている、個々人が、自分の意見を、世に発表すること、出来ること、である。

誰だって、自分の記事を多くの人に読んで欲しいと思っている。

そこには、各人が、書いたブログ記事が、公平に、見てもらえる、という、平等性がなくてはならない。

gooブログでは、「アピールチャンス」というのがあって、それが、時々やってきて、それは、gooブログを利用している人に、自分のブログを見てもらえるチャンスなのである。

去年は、「アピールチャンス」は、平等に、時々、やってきた。

しかし、多く記事を書いている人、や、「アピールチャンス」であらわれた他の人の、gooブログ記事に、「いいね」を押している人に、「アピールチャンス」は、やって来やすかった。

それは、去年(2020年)のことである。

しかし、そこに、gooブログは、目をつけて、金儲けにしてしまった。

「有料プラン」というのを、作って、月、524円、払えば、「アピールチャンス」が出る頻度が多くなる、という、プランを作ったのである。

「有料プラン」にすると、その他にも、投稿できる画像の容量が多く出来たり、アフィリエイトが利用出来たり、ブックマークの数を多く出来たり、と、様々な特典がある。

しかし、gooブログの「無料版」を使っている人には、そういう特典はない。

「アピールチャンス」がやって来る機会も、「有料プラン」の人に比べて少ない。

金を払えば、自分のブログ記事を、金を払っていない人より、他人に、自分の記事を、見てもらえるようにしたのである。

誰だって、自分の記事を、多くの人に読んで欲しい。

そこには、モラルとして、ブログ利用者、全員に、平等に、ブログ記事を読んでもらえる、公平性があるべきなのである。

そこを、gooブログは、金を払えば、金を払わない人より、自分のブログ記事を、多くの人に見てもらえるようにしたのである。

これは、全く、道徳的モラルのない人間のすることである。

gooブログとしては、月、たった、524円、なのだから、「有料プラン」にしても、いいじゃないか、という考えなのである。

しかし、それは間違っている。

gooブログの利用者は、300万人、くらいいて、これからも、もっと増えていく。

全員が、「有料プラン」にしたら、どうなるか?

gooブログとしては、300万×524円、で、月、15億円の儲けである。

そして、「アピールチャンス」の出現率が増えるのは、「無料プラン」で、gooブログをやっている人と「有料プラン」で、gooブログをやっている人との、差別化によって、起こっているのだ。

実際、「有料プラン」が出来てから、僕には、「アピールチャンス」が全く来なくなった。

gooブログの利用者が、全員、「有料プラン」に変更したら、どうなるか?

「有料プラン」で、gooブログを使っている人と、「無料プラン」で、gooブログを、使っている人との、差別化が、なくなってしまうから、「アピールチャンス」の出現率が増える優位性もなくなってしまう。

非情に悪質である。

gooブログとしては、出来るだけ多くの人に「有料プラン」にして欲しいと思っているだろうが、そうなると、「有料プラン、にすると、アピールチャンスが増えます」という、宣伝がウソになる。

これは詐欺的と言って、なんら、間違いではない。

それに、「有料プラン」にしている人は、他人を蹴落としてまで、自分のブログを、よりたくさんの人に見て欲しいと思っている人であって、そういう人には、人間としてのモラルがない。

もちろん、僕は、「有料プラン」にする気など全くない。

僕は、人間としてのモラルを持っているからである。

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