小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

両腕の無いスイマー

2020-02-09 12:21:27 | 武道・スポーツ
数日前、プールで泳いでいたら、先天的に、肩から両腕の無い、障害者が泳いでいた。

両腕が全く無いので、ドルフィンキック、というか、手を使わない、バタフライのような、泳ぎ方だった。

母親らしき人が、ついていたが。

「あー。偉いなー。すごいなー」、と、吃驚した。

僕だったら、両手が無くなったら、即、自殺するだろう。


足より、手が無い人の方が、間違いなく、生活が、大変だと思う。

歯を磨けない。

自分で服を着れない。

箸、や、フォークを持てないから、自分で、食べられない。

鼻をかめない。

ワープロを打てない。

スマホが使えない。

大便をしても、自分で、尻をふけない。

ドアノブを回すことが出来ない。

その他、あらゆる事が出来ない。

しかし、ああいう人が、頑張って、生きているのだから、ああいう人を見せつけられると、自分も、もっと、頑張らねば、と、ファイトが沸く。

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