小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

異次元の金融緩和

2017-10-19 20:36:33 | 政治
安倍晋三の、異次元の金融緩和は、もう、徐々にやめるべきだ。

5年、経過したが、経済は、何の効果も上がっていない。

日本が債権国で、国債の90%以上を国内で消化していて、発行した国債と同額ほどの資産があるから、日本は、絶対、デフォルトしない、という、ことに、政府、自民党は、甘えきっている。

それで、選挙に勝つために、「景気回復」、だの、「経済成長」、たのと、威勢のいい、国民受けするウソを、言っているのに、過ぎない。

GDPの6割りを、占める、民間消費が伸びない限り、国内経済は良くならない。

1%の富裕層ではなく、90%以上の、圧倒的な、割合を占める、国民の、実質賃金を上げなくては、消費は上がらない。

そうしないと、日本人のほとんどが、生活保護まがいの非正規社員になる。(もうなってる)



だからといって、僕は、個人的には、政策として、出生率を何とか増やそう、というバカげたことは、すべきでないと思っている。

人間は、幸せになるために、生まれてくるべきなのだ。

幸せになれないのなら、人間は、生まれてこない方がいいと、僕は思っている。

今、生まれてくる子供は幸せには、なれない。

高橋まつりさんのように、東大を出て、一流企業に就職しても、自殺してしまう。

(少子高齢化と、団塊の世代が大量に退職しているから、結果として、雇用は良くなっているが、大企業でも、国際競争力は落ちる一方である)

グローバリズムによって、非正規社員が増え、賃金が下がり、結婚も出来ず、子供も産めず、(もちろん家も持てず)、生活保護まがいの、孤独な、スマートフォンのピコピコゲームをやってるだけのような、人生を送るような人間など、産むべきではないのだ。

たとえ日本が滅びようとも。



そのためには、待機児童対策だの、高校無償化(私立まて)、なんかより。

(当然、そんなこと、出来っこないが)

(自民党、と、その金魚のフンである、公明党は、選挙公約で、それをやると言っているが、そんなの口先だけのウソである)

安倍晋三や、自民党、が、いかに卑劣で、国民をだましてきて、数々の独裁主義国家法案を確実に通してきた実績から、安倍晋三は、ウソをつく人間だということは、ちゃんと証明されているじゃねーか。

まず、大企業のウジ虫どもから献金を受け取るのをやめ、国民の大多数の、中間層を、(労働法を改正して)、正社員にして、賃金を上げるべきなのだ。

経済は、消費(所得)から動く。

所得が上がれば、生活に、わずかでも、ゆとり、が出てきて、財布の紐かゆるみ、民間消費が伸びる。

民間消費が上がれば、企業は、設備投資を増やし、雇用を増やす。

結果、税収が上がる。

税収が上がったら、それを社会保障の財源にに充てられる。

そのためには、消費税の増税など、なくすべきだ。

そして法人税を上げるべきだ。

しかし消費税の増税は、各省庁、特に、財務省の(ハイエナども)のために、中止することは、出来ない。

つまり、政官財の癒着の安倍政権では、いつまでも、経済は、良くならない。



日銀の金融緩和政策で、マネーサプライを増やそうとしても、国民が消費しない(出来ない)限り、企業は、設備投資など、しないのは、当たり前である。

買う人がいないのに、商品を作る会社などない。

また。

インフレにすれば、景気が良くなると、思っている、安倍晋三の思考は、高度経済成長、や、安定成長時代の、時代遅れの考え方である。

経済低迷の、結果が、それをあらわしている。

安倍晋三は、バカなのか、ワルなのか、(その両方だと思うが)、昔の経済学の考え方のまま、思考停止している。

それと。

異次元の金融緩和政策を、「やめる」、とか、「見直す」、とか、言ってしまうと、今までの、経済政策が失敗だったことを、認めることになるから、そうすると、選挙で勝てなくなるから、異次元の金融緩和政策には、触れられないのである。

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平和が人類を滅ぼす、という矛盾

2017-10-19 19:21:34 | 考察文
平和が人類を滅ぼす、という矛盾。

もちろん、安倍晋三の、(真)成長戦略である、三本の矢、(戦争推進、国民弾圧、搾取)、は、やめるべきだか。

第二次世界大戦によって、8500万人もの死者が出たが。

もし、第二次世界大戦が行われず、平和が続いていたとしたら、今頃、人口は、爆発的に、増えていたはずだ。

それによる、食糧、住居、社会保障、などは、とても、もたず、世界的な問題となっているはずだ。

第二次世界大戦に限らず、人類の歴史は、戦争の連続の歴史だが、もし、戦争が一度も、行われなかったら、食糧、住居、社会保障、を、世界という、限られた空間の中では、とても、支えきれず、人類はパンクしていた。

戦争による人間の、間引き、があったから、人口爆発せずに、人類は、何とか、やってこれた。



医療の進歩によって、平均寿命は、どんどん、延びる。

社会保障の財源が、破綻する。

IPS細胞など、素直に喜べない。



日本は、島国で、(内戦は無数にあったが)、他国との戦争を知らない。

それに、日本は、単一民族であり(アイヌ民族とか、多少は、あるが)、民族問題の実感もない。

宗教も、日本は、仏教という穏やか(マイルド)な宗教なので、(仏教は厳密には宗教ではない)なので、宗教戦争も経験していない。

だから、日本人は、温室育ちの、か弱いパンダのような感性の人種なのだ。



しかし、それでいいじゃねーか。

戦争放棄の、日本の平和主義こそ、世界で一番、誇れるものなのだ。

それは、被爆国である日本の宿命でもある。

こんな、立派な、世界で唯一の、世界に誇れる国(憲法)はない。

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