小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

母親の子供への愛情

2017-02-03 15:29:24 | 考察文
母親が子供に、かけがえのない愛情を注ぐことは、決して、子供を、甘ったれた人間にはしない。

愛情を受け続けて育った子供(人間)は、むしろ、独立心の強い、何事にも、くじけない強い人間になる。

生まれてから、乳児、幼児、さらに、義務教育、終了まで、母親が子供に愛情を注ぐことは、必ず、すべきであることは、小児科学では、当然のことである。

しかし、実は、母親の愛、というのは、子供が社会人になっても、さらに、子供が生きている限り、一生、注ぐべきものなのである。

それによって、その人間が、独立心の無い、甘ったれた人間になることなど、絶対、ないのである。

むしろ、人間は、母親からの愛が無いと、「いびつ」、な、人間になってしまうのである。

北風と太陽の喩え通りなのである。

子供は、母親から、本当の愛を受けると、(受けていると)、「こんな優しい母親に、いつまでも甘えていては、いけない。自立しなければ」、と、考えるものなのである。

これは、きれいごと、なんかではなく、100%の、人間にあてはまる法則なのである。

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