小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

ソチオリンピック

2014-02-15 13:13:37 | 武道・スポーツ
相手のミスを心から望み、相手がミスしてくれたおかげで金メダルをとれたことを心から喜ぶ選手や国民の心理が、私には全くわからない。

相手のミスや怪我、0.1秒の差で負けて、もう一度やれば、結果が逆転するような、そんな勝敗に何の意味があるのか私には全くわからない。

金メダルがそんなに欲しいのか。そんなに価値のあるものなのか。

まあ金メダリストという肩書きは、一生、有利に働くが。私には、くだらないことに見えてしまう。

しかし、古橋廣之進のように、明らかにオリンピックで金メダルをとれる実力があるのに、不運で、取れず、世界記録達成者という、肩書きでとどまってしまう、のは、やはり、その人に対する見る目が、どうしても低くなってしまう。

なので、やはり実力だけではなく、メダル獲得に、こだわるのは仕方がない面がある。

「古橋廣之進は明らかに金メダルをとる実力があった。彼は世界新記録を何度も出した」という、説明よりも、金メダル獲得という、説明無用の栄誉の方が歴然とわかりやすい。

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