小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

菅直人新総理

2010-08-13 00:57:18 | Weblog
菅直人。私の知る限り最悪の総理大臣である。野党の時は、政権とろうとする意欲は一番強かった議員だと思った。言い換えれば権力欲だが。だいたい野党にいた時、さんざん自民党の揚げ足とって批判してきたのに。その批判も、正論もあったが、正論とは言いがたい、批判のための批判、も多かった。当然、与党になれば、野党の批判を覚悟し、ちゃんと答弁するかと思ったら、あきれるほどの軽率、厚顔無恥。所詮、彼は批判者でしかなく権力欲しか頭にない。
「超党派で」などと言っているが、その発言の心理は、あんたら(自民党)は、ダーティーな利権の政党だが、我々(民主党)はクリーンな政党なのだから、という心理からなのではないか。氏は、極めてしたたかで、人格というか人間性に問題がある。荒削りな所もあったが小泉純一郎の方が遥かに誠実である。自民党の谷垣総裁も菅直人よりはずっと誠実である。政治主導は結構だが、というより本来そうあるべきだが、組閣にしても今までの功績に対して大臣の座を与えているのだから、自民党と変わりはない。だから大臣はアマチュアで、官僚は一つの分野のプロである。官僚と良好な関係をつくって官僚をうまく使わなければ、官僚に払ってる税金の無駄である。

マニフェストにせよ、どうして現状で上手くいっているものまで変えなければならないのか。もう理性ではなく、自民党に対する生理的嫌悪感で、自民党とは違うものでなくては気がすまない感情的になっているだけである。まあ、かってにやってな、である。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする