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寝る子は育つ

2016-03-23 11:16:05 | コラム

こんにちは、ダンワールドです。

 

「寝る子は育つ」という言葉があります。

ふだんからよく寝る人は健康的で、成長が早いということわざです。

これは、生物学的にも正しいことのようです。

 

人の身体の成長には、脳下垂体から分泌される成長ホルモンの働きが大きく関与しているとされます。

成長ホルモンには、成長を促すだけでなく、体を修復・再生させる働きもあります。

 

成長ホルモンは、いつも一定に分泌されているのではなく、寝ているときなどに分泌が盛んとなります。

とくに、「ノンレム睡眠」と呼ばれる深い眠りをしているときに、分泌が活発になるといいます。

 

通常は、眠りについてから20分~30分すると、最初のノンレム睡眠を迎える場合が多いようですが、この時から3時間くらいは成長ホルモンが一日のうちでもっとも多く分泌されます。

 

また、成長ホルモンには、新陳代謝を促す役割もあり、女性の肌のツヤや張りにも大きく影響するとされます。

よく「お肌のゴールデンタイム」という言葉を耳にしますが、ほんとうのゴールデンタイムは、最初のノンレム睡眠の時間帯なのですね。

 

睡眠中は、脳や体の機能も活発でなくなり、「活性酸素」の出る量も少なくなります。

さらに、寝ている間は、メラトニンという脳内物質も活発に分泌されます。

メラトニンは昼間に作られた活性酸素を除去する働きがあります。

 

このように、人間の体は睡眠中に、昼間受けた疲れやストレスなどを癒すことができます。

睡眠は、細胞の若返りを促す役割も担っているのですね。


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