ダンワールドから皆さまへ

体と心と脳の健康づくり
人と社会と地球の健康づくりをサポートします。

2月8日は針供養

2017-01-25 10:53:32 | コラム

こんにちは、ダンワールドです。

 

毎年2月8日は、針供養の日です。昔から、この日1日針仕事を休んで、さびたり折れたりした針を社寺に供えて供養し、裁縫の上達を祈ってきました。

 

裁縫の針を供養するために、折れた針を豆腐やコンニャクに刺して川に流したり、淡島神社に納めたりします。和歌山県の淡島神社、東京では浅草寺の境内の淡島神社が有名です。

 

豆腐を使うのは、色の白い美人になれるようにとも、やわらかい気持ちになれるように、また、まめまめしく働けるようにとの願いからだとされます。

 

針仕事が、お花、お茶などとならんで女性のたしなみのひとつであったことから考えるとうなずける解釈ですね。

また、洋裁学校などでも、行事が行われます。

 

きものの仕立てやつくろい物を自分でよくした昔と違い、今は針を持つこともまれです。

手縫い針の販売本数も年々減る傾向にあるといいます。

 

しかし、針を持つ習慣は失いたくないものですよね。

何かを縫ってものを作るには、いろいろ想像力を働かせますし、デザインや糸の色を選ぶ時には、周りのものをよく観察するようになります。

“創造の喜び”が味わえるうえ、手先の仕事は頭の刺激にもなります。

 

今でも一番必要に迫られて針を持つのは、ボタンがとれた時などでしょう。

最近はとても小さく携帯に便利なソーイング・セットをたくさん見かけます。

外出中に既製服のすそかがりが一度にとけるなど、万一の時に困らないよう、たしなみとしてバッグには必ず入れておきたいものですよね。


「一期一会」の気持ち

2017-01-18 19:36:37 | コラム

こんにちは、ダンワールドです。

 

仕事などで接客や応対するときに大事だとされるのが、心をこめることです。

そして、その心をこめるうえで大切なのが、「一期一会」の精神だと言われています

 

「一期一会」という言葉は、仏教の教えから出てきたものです。

「一期」は「人の一生」「生まれてから死ぬまで」のこと、「一会」は「集い」とか「縁」のことをいいます。

 

つまり、「一期一会」とは、「人との出会いはそれが最後であるかもしれない」ということです。

 

接客・応対するとき、その人とは、もう二度と会うことがないかもしれないと思えば、最善をつくそうという気になるでしょう。

 

自分の都合や、自分の気分はあとまわしにして、とりあえず、いまその人に、自分のできる最高、最善のことをしてあげたい、これが一期一会の精神だといえます。

 

茶道などの日本の礼法には、この精神が脈々と流れているとされます。

何も改まった礼法の場面でなくても、この精神をもつことは、自分の気持ちを引きしめるとともに、包容力を高めてくれるものなのですね。

 

ビジネスの場面で接客をするときなどは、自分がどんなにつらい精神状態にあったとしても、にこやかに応対することが求められます。

 

これは、たいへんむずかしいことですよね。

またときには、相手が失礼な言動をするかもしれません。

 

そういうとき、こちらも人間ですから、ムッとすることもあるでしょう。

そこで思い出したいのが「一期一会」の精神です。

 

「この人とこうして応対するのも、これがはじめでもう二度とないかもしれないのだ。

最善を尽くし、よい印象をもって帰っていただこう」。

いつも上手に応対のできる人は、多かれ少なかれ、こういう自分への語りかけをしているのではないでしょうか。


エビネ

2017-01-14 19:40:21 | コラム

こんにちは、ダンワールドです。

 

草花というと、太陽がいっぱいの日当りが必要と思いがちですが、強い太陽の光や熱を好まない植物もたくさんあります。

 

そうした植物のひとつが、エビネです。エビネは日本にも自生している山野草で、鑑賞用としても世界的に人気が高まっています。

 

エビネは、ごく柔らかい光を好みます。

エビネの自生地の環境を考えると、日光は約80~90%遮光し抑えることが大切だといいます。

 

十分に日の当る南向きの場所なら、よしず越しの光の量が適当で、1日に1~2時間しか、日の当らない所や直射日光のない建物の北側では、間接光が充分にある所であれば、むしろ日の強い所よりも、良く育つとも言われます。

 

また、四季を通じて空中湿度の保てる所、そして空気の緩やかな流れがある所が良いそうです。

一方、強い風が吹き抜ける所はNG。エビネの葉が薄く、広く柔らかいので傷みやすいためです。

 

エビネの自生地は、常緑樹の下です。

つまり、雨には直に当たらない場合が多いということです。

育てる際には、この環境にも合わせる方がよいので、天井部分は日当りでは板、日陰ではビニール、トタンなどで覆ってやるといいでしょう。

 

鉢数を多く持った愛好家は、壁や塀を利用してエビネの置き場所を作ったり、独立したエビネ小屋を作ったりして楽しんでいるそうです。

 

品種によっては絶滅が危惧されているエビネ。

栽培や鑑賞を楽しむ文化を大切にしていきたいですね。


成人の日

2017-01-07 09:30:36 | コラム

こんにちは、ダンワールドです。

今年も成人の日がやってきました。

 

昨年、選挙権が得られる年齢が20歳から18歳に引き下げられましたが、まだ民法などでは、成人年齢は20歳と規定されており、今年も20歳を迎える人たちが成人式を祝うことになります。

 

成人の日が祝日として定められたのは1948年(昭和23年)。

この年、「祝日法」が施行され、こどもの日(5月5日)や文化の日(11月3日)などと並ぶ国民の祝日として、1月15日が成人の日になりました。

 

祝日法は1998年に改正され、月曜日を祝日にして3連休を増やす方針(ハッピーマンデー)が打ち出されたため、成人の日は2000年から「1月の第2月曜日」となっています。

 

成人の日の由来は、かつての「元服」だと言われています。

日本では古くから、公家や武家の男子が大人への通過儀礼として、髪形などを変える元服式が行われ、女子についても「裳(も)」と呼ばれる腰巻きを初めて着ける「裳着(もぎ)」などが行われてきました。

 

とはいえ、昔は一律で20歳が成人と決まっていたわけではなく、何歳で成人になるかは、時代や階層、地域によって違いがありました。

15歳だったり、18歳だったり、さまざまだったようです。

 

明治になって髪形や服装が西洋風になり、儀礼は廃れましたが、代わりに男子は20歳をめどに徴兵されることが人生における一つの区切りとなりました。

 

一方、中国や朝鮮半島では、15~20歳で男子が冠をかぶる「冠礼(かんれい)」、女子はかんざしを付ける「笄礼(けいれい)」と呼ばれる成人式がありました。

たいへんめでたい行事とされていましたが、今では、あまり盛んではないようです。

 

日本でも成人式の形骸化が指摘されていますが、時代背景が変わっても、何らかの形で伝統として残していきたいですね。


新年の挨拶と20周年のお知らせ

2017-01-04 10:00:00 | ダンワールドニュース

新年あけましておめでとうございます。

ダンワールドです。本年も宜しくお願いいたします。

 

2017年、ダンワールドジャパンは20周年を迎えます。

日本においてこれだけ長きに渡り活動してこられたのは、ひとえに皆様方のご愛顧があってのことと、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

イルチブレインヨガは、東洋の伝統的なヨガや東洋医学をベースとして、現代の脳科学の成果を取り入れた体・心・脳の健康プログラムです。

「脳活性化ヨガ」として親しまれています。

 

その特徴は、体・心・脳をバランスよく整えることで、脳の潜在能力を引き出すこと。

人間の脳がもつ無限の可能性に働きかけ、自分の望む目標や夢を実現する力を高めます。

 

また、体質を改善し、自然治癒力を高めることにも力点が置かれています。

全身のバランスを整えながら、血液と気エネルギーの流れを滑らかにして、冷えを解消するとともに、免疫力をアップしてきます。

 

イルチブレインヨガで脳が活性化すると、これまでの習慣を変えることができ、人生が豊かになります。

自分自身の価値に気づき、自信が回復します。

感情をコントロールしやすくなります。

自分の人生は自分自身が創造することを自覚し、未来への夢と希望を持って人生を主体的にデザインできるようになります。

 

全国の地域社会や教育現場で着実に広がっているイルチブレインヨガ、そして、脳教育。

ダンワールドは、その普及にこれからも全力で取り組んで参ります。

これからも、ダンワールドジャパンをよろしくお願い致します!