こんにちは、ダンワールドです。
朝夕に肌寒さを覚える今日この頃、秋もめっきり深まってきました。
日本はもともと四季の変化がはっきりしており、季節の変化を比較的とらえやすいと言われています。
しかし、保育士さんによると、子どもにとって、四季を抽象的な概念としてとらえることは、そう簡単なことではないそうです。
保育の現場では、子どもに様々な四季の行事を体験させ、その体験の積み重ねによって、次第に四季の概念の初歩を育てていくようにすることが推奨されているといいます。
四季の行事は、日本では古くから数多く行われており、主なものを列挙すると、お正月、節分の豆まき、おひな祭り、さくらの花見、花祭り、端午の節句、七タ祭り、お盆、お月見、お彼岸、冬至、クリスマスなどがあります。
こうした伝統的な行事に子どもを参加させる場合、ただ単にお客様的に参加させるのだけにとどまらず、その子どもにできる簡単なお手伝いをさせるとか、子ども自身の役割を認識させることが望ましいといいます。
大人側も四季に関する行事の意義をよく理解したうえで、子どもに四季の変化をより深く認識させるようにしたいものです。
こうした伝統行事に加えて、植物の栽培や動物の飼育と四季を関係づけることで、より豊かな人間性が育まれるそうです。
四季を味わう感性をぜひ大切にしたいですね。