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日本食の良さ

2018-06-20 16:29:20 | コラム

戦後、日本人の食卓は欧米化が進みました。欧米化された食生活は、肉類が中心で油脂を多く使った料理法が多くなりがちです。このため、動物性たんぱく質や脂肪のとりすぎに、注意を払う必要があります。欧米諸国に多い心臓疾患や糖尿病、大腸ガンなどが戦後の日本で増えたのは、食生活の変化と深い関係があると言われています。

 

伝統的な日本食(和食)は欧米の食事に比べて、豆腐など植物性たんぱく質を含んだ食品が多く使われます。動物性たんぱく質でも魚が中心であるなど、コレステロールが肉類に比べ少なく消化吸収もよいものです。

 

また、動脈硬化や大腸ガンなどの予防に役立つ食物繊維や、ストレス解消に欠かせないビタミン類(ビタミンA、C等)、ミネラル(カルシウム、鉄など)等の微量栄養素も豊富に含む四季折々の野菜類、そして四方を海に囲まれているわが国ならではの海藻類などが豊富に使われています。

 

ただ、和食には、保存食品(漬物、佃煮、干物等)も多く、塩分のとり過ぎには注意したいところです。

 

和食の特徴の一つが、豆腐をさまざまな形で取り入れていることです。豆腐は、その昔中国から伝来されたものといわれ、庶民的で栄養的にも恵まれた食品です。

 

豆腐の原料は、「畑の肉」といわれる大豆です。消化のよいたんぱく質、脂肪、ビタミン類などが豊富に含まれています。ビタミン類では、ビタミンE、ビタミンB等が含まれています。

 

日本食は四季感や色彩も豊かです。目で楽しみ、自然も味わいながら毎日楽しみたいですね。