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3世代同居

2020-09-26 11:05:44 | コラム

こんにちは、ダンワールドです。

 

3世代同居が改めて注目されています。子どもたちがお年寄りと接すると、いたわりの気持ちを学ぶことができる、というメリットが指摘されています。

 

最近のおじいちゃん、おばあちゃんはとても元気な方が多いですよね。孫の朝食の支度をしてくれるというケースもよく聞くようになりました。それがやりがい、生きがいにつながる面もあるようです。

 

近年の少子化も、3世代同居を考えるうえで大事なポイントです。一人っ子同士が結婚すると、夫婦一組が最大4人のお年寄りの介護を引き受ける、ということも考えられます。そういう状況下では、離れて暮らすよりも、同居のほうが普段からサポートをしやすいでしょう。

 

三世代同居の家庭におけるおじいちゃん、おばあちゃんの役割としては、碁、将棋、トランプ、花札など、伝統的なゲームを教えるというものがあります。こうしたゲームを通して、ルールを守ることが他人との間に良い関係をつくるのに役立つということを学ばせることができます。これらのゲームは、思考力や計算力の訓練にもなります。また、昔から伝わる童話や童謡を伝えるのも、貴重な教育でしょう。

 

サルの世界では年をとって木にも登れず、目も見えなくなったリーダーもまれにいます。しかし、皆が毛づくろいしてやったりして本当に大事にしているといいます。十何年自分たちを養ってくれた年寄りを大事にするのは自然な感情ではないでしょうか。