こんにちは、ダンワールドです。
米国のジャーナリストのグロリア・スタイネム氏は、
フェミニスト運動を率いた活動家として有名です。
アメリカはもとより、
世界中の人々に大きな影響を与えました。
ジュリアン・ムーア主演で、
伝記映画の準備が進んでいると伝えられています。
スタイネムは、フェミニズム運動において
まず重要なのは社会変革の実現であり、
内面を変えるのはその後だと考えて、
「外界の変革」を推し進めるために全力を注ぎました。
ところが社会が変わりはじめても、
自分の能力やせっかくの機会を
生かすことのできない人が多いことに気づきました。
そんな人たちをつぶさに観察したところ、
自信を喪失している傾向が強いことが分かりました。
世の中にふたつと存在しない
ユニークな自分自身に対する信頼、
あるいは、
あるがままの自分に価値があると考える
「自尊心」が足りないのでは、と感じたそうです。
自尊心を育む方法として、
スタイネムが注目したのが、瞑想でした。
瞑想により、過去の自分に戻っていき、
これまでの人生で受けた深い傷を癒やしてあげられる、
と考えたのです。
自尊心は、人生を謳歌するためのカギです。
瞑想は自尊心を蘇らせてくれます。
あるがままの自分が愛され、
その価値が認められ、
貴重な存在なのだという確信をもたらしてくれます。
受験競争が重視される教育、
性・人種・学歴による差別など、
社会には個人の自尊心を揺るがすような
マイナス要素がいくつもあります。
自分らしさをなくさないためにも、
ふだんの生活に瞑想を取り入れてみませんか。