こんにちは、ダンワールドです。
暑い日が続き、ウナギを食べてスタミナをつけたいところですが、地域によっては、ドウナギの代わりにジョウを食べる家庭も少なくないようです。
「土用ウナギ」ならぬ「土用ドジョウ」ですね。
ドジョウ(泥鱈)は昔から体に良いと伝えられ、体力の衰弱や貧血の対策にも効果があるとされます。
胃腸の活性化にもドジョウが役立つとか。
「ドジョウを少しでもいいから毎日食べると10年長生きする」との言い伝えもあるほどです。
ドジョウ栄養が豊富で、ビタミンB、ビタミンD、カルシウム、リン、鉄分、亜鉛などはウナギよりも上だそうです。
ドジョウの脂肪は、見た目より少なく、自身魚程度の量。
暑い日にこってりしたウナギよりも、あっさりしたドジョウを好む人がいるのも、これと関係しています。
ドジョウには「踊り子」という別名があります。
これは、身をくねらせる様が踊り子のように見えるからです。
踊るような動きは、水面にまであがり、空気を吸い込むためだそうです。
ドジョウは通常の魚のようなエラ呼吸だけでは酸素を十分に吸収できず、空気を呼吸しなければなりません。
さらに、ドジョウには肺もないため、水面で口から空気を飲み込み、それを腸に送り、腸から酸素を吸収しているそうです。
もしかしたら、ドジョウの栄養価の高さは、この「腸呼吸」と関係しているかも知れませんね。