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夏バテにドジョウ

2016-07-30 10:34:14 | コラム

こんにちは、ダンワールドです。

 

暑い日が続き、ウナギを食べてスタミナをつけたいところですが、地域によっては、ドウナギの代わりにジョウを食べる家庭も少なくないようです。

「土用ウナギ」ならぬ「土用ドジョウ」ですね。

 

ドジョウ(泥鱈)は昔から体に良いと伝えられ、体力の衰弱や貧血の対策にも効果があるとされます。

胃腸の活性化にもドジョウが役立つとか。

「ドジョウを少しでもいいから毎日食べると10年長生きする」との言い伝えもあるほどです。

 

ドジョウ栄養が豊富で、ビタミンB、ビタミンD、カルシウム、リン、鉄分、亜鉛などはウナギよりも上だそうです。

 

ドジョウの脂肪は、見た目より少なく、自身魚程度の量。

暑い日にこってりしたウナギよりも、あっさりしたドジョウを好む人がいるのも、これと関係しています。

 

ドジョウには「踊り子」という別名があります。

これは、身をくねらせる様が踊り子のように見えるからです。

 

踊るような動きは、水面にまであがり、空気を吸い込むためだそうです。

ドジョウは通常の魚のようなエラ呼吸だけでは酸素を十分に吸収できず、空気を呼吸しなければなりません。

 

さらに、ドジョウには肺もないため、水面で口から空気を飲み込み、それを腸に送り、腸から酸素を吸収しているそうです。

もしかしたら、ドジョウの栄養価の高さは、この「腸呼吸」と関係しているかも知れませんね。


日本料理の基礎知識

2016-07-28 10:00:00 | コラム

こんにちは、ダンワールドです。

 

夏バテ対策には、「おいしいものをバランス良く食べる」のが基本ですが、今日は、ついつい見落としがちな伝統的な日本料理の基礎知識を紹介させていただきます。

 

まず、本格的な日本料理には、「本膳料理」「懐石料理」「会席料理」の3つの形式があります。

 

このうち、本膳料理は日本料理の原点ともいえる形式で、昔から冠婚葬祭などに使われてきました。

現在では宮中の儀式などに、その形が見られます。

 

一方、懐石料理は茶会の席で出される料理です。

千利休が本膳料理を基本に、独特の形式を作り上げたものです。

 

会席料理は、現在もっとも接する機会の多い形式で、本膳料理を簡素化した酒宴向けの料理です。

会席料理には、「懐石風」と「本膳風」がありますが、これは料理の出され方の違いです。

 

懐石風の会席料理は、一品ずつ順番に出される形式で、料亭や少しあらたまった店などでよく使われています。

この料理の基本の流れは、前菜、吸い物、刺身、煮物、焼き物、揚げ物、蒸し物、酢の物、ご飯・汁物・香の物、果物、茶という順序です。

 

本膳風の会席料理は一度に料理が出され、天ぷらやご飯、汁物などが、あとから出されます。

よく、旅館などで使われている形式です。

 

西洋料理のテーブルセッティングのように、日本料理にも配膳の基本があります。

ご飯が左、汁物は右、香の物が真ん中、ほかの料理がいっしょに出される場合は、その向こう側に置かれます。

箸はいちばん手前に、箸先を左にして、横向きに置かれます。

 

シンプルな定食や丼物などの身近な和食もいいですが、たまには、本格的な日本料理をフルコースで楽しんでみてはいかがでしょうか!?


世界の森が減っている

2016-07-25 10:00:00 | コラム

こんにちは、ダンワールドです。

今日は、地球の森林について考えたいと思います。

 

いま、世界の森が減っています。国連食糧農業機関(FAO)によると、1990年から2015年までの間に、世界で1億2900万ヘクタールの森林が失われました。

これは、日本の国土面積の3.4倍にのぼります。

 

このほかに、木を切りとられたりして弱っている森が、その何倍もあります。

とくに深刻なのは、熱帯雨林です。

熱帯雨林では、チッ素やリンなどの栄養分は90パーセントが植物の中にあり、土の中には10%しかないと言われます。

つまり、とてもやせた土壌です。

 

木をとってしまったり、畑にして使われたりすると、栄養分がなくなって、すぐに荒れてしまいます。

だから、一度荒れてしまった森をもとにもどすのは、とても大変だといいます。

 

熱帯の森がなくなる直接の原因は、森を焼いて畑にしたり(焼畑耕作)、牛や羊などの家畜をたくさんかいすぎて、草木を食べつくさせてしまったり(過放牧)、マキとして木をとりすぎること、などです。

 

また、先進国などの木材消費も、世界の森林の消失の原因の一つとなっています。

日本は木材の主要な輸入国です。

輸入した木材は、ビルをつくるときのコンクリートのワク(形ワクといいます)や割りばしなどに使われています。

紙の原料としても、木材が大量に使われています。

 

地球の森を守るためには、まず、木から作られるものを大切に使わなければなりません。

できる限り再生紙でできたものを使うとか、割りばしをなるべく使わないとか、身近なところから心がけていきたいですね。


エネルギーを上手に使う

2016-07-21 10:00:00 | コラム

こんにちは、ダンワールドです。

 

いよいよエアコンを酷使しがちな季節になってきました。

 

地球温暖化を食い止めるためには、エネルギーを使いすぎる生活をしないことも大事ですが、それと同時に、エネルギーを上手に使うことも大切だと言われます。

 

エネルギーを上手に使うための方法の一つは、熱の逃げる量を少なくすることです。

 

たとえば、熱をにがしにくい材料(断熱材)をビルや家のかべ、野菜のビニールハウスや工場の加熱装置などに使う方法があります。

 

また、発電のときに熱が逃げるのを少なくするために、化学エネルギーを電気エネルギーに直接変えて発電する方法(燃料電池)も有効で、さらなる普及が望まれます。

 

もう一つの大事なポイントは、逃げる熱をつかまえて利用する装置などを使うこと。

 

たとえば、ビルなどで発電して、そのときに出るお湯を使って暖房や冷房をする方法(コジェネレーション)などがあります。

 

このほかにも、ビルの冷房から出る熱でいろいろなものを暖める方法、工場から出る熱を上手に使う方法などの実用化が進められています。

 

下水や川の水がもっている熱のエネルギーをビルの冷房や暖房に使う工夫も始まっています。

 

ゴミを燃やすときのエネルギーを冷房や暖房に使う装置も、省エネに大いに貢献します。

 

私たち一人一人が、エネルギーの有効利用について高い意識を持ち、実践していきたいですね。


観葉植物カラジューム

2016-07-18 10:00:48 | コラム

こんにちは、ダンワールドです。

 

蒸し暑いこの時期。

心を癒してくれる植物はとても貴重ですよね。

我が家では、カラジュームという観葉植物が活躍しています。

 

カラジュームは涼しげな白い葉が特徴で、夏のオアシス的な存在です。

 

育て始めたのは、去年の初夏。

最初のころは、新しい葉が急にだらりと垂れてしまい、葉の色も悪くなってしまいました。

 

よく調べてみたら、日光不足と冷房の冷たい風に当たっていたことが、元気がなくなった原因のようでした。

 

カラジュームは、もともとサトイモの仲間で、よく見ると葉がサトイモと同じ形。

根元にはイモがなっています。

そして、サトイモと同様に、球根を太らせてふえ、何よりも日光を好みます。

そのため、生産地では、日光が一日中当たるような畑でつくられているそうです。

 

それを知ってからは、レースのカーテン越しくらいの弱い光に、当てるようにしました。

すると、途端に元気になりました。

美しい新葉が現れ始め、元のよい格好を取り戻しました。

 

太陽光と水、そして肥料を与えてあげれば、カラジュームは夏バテ知らず。

それどころか、気温が30℃以上になると、さらに元気になるのがわかります。

その姿を見ると「自分も暑さに負けていられない」という気になります。

 

暑さを肥やしにして成長するカラジュームと共に夏をイキイキと過ごしていきたいです!


ダンワールドが全国のスタジオで「へそヒーリング」実施中

2016-07-14 15:47:06 | ダンワールドニュース

ダンワールドは、全国のイルチブレインヨガのスタジオで、体質改善から美容・ダイエットまで様々な効果があると言われる新しい健康法「へそヒーリング」の体験会を実施しています。

 

おへそは、胎児のときにお母さんのお腹の中で酸素や栄養をもらう所です。

生まれた瞬間、お母さんとつながっていたへその緒を切ることで、役目は終わったと思われがちですが、実は、へそは内臓やリンパ節、神経が集まった「健康ボタン」です。

 

へそヒーリングは、へそ周辺に働きかけることで、リンパや血液の流れをスムーズにして、胃腸から全身、そして心や脳までトータルで元気にします。

へそヒーリングを5分すれば、誰でも自分で身体と心の健康を守ることができます。

 

私たちのおへそは、お母さんから来ました。

数千年、数万年、受け継いできた生命の糸を、今の「私」につなげてくれているのがへそです。

 

へそヒーリングでは、おへそに手をあてて、生命の息吹を感じてみます。

へそを意識することで生命の価値を感じ、身体をどう管理すべきか、どんな風に愛すべきかが分かるようになります。

 

へそを通して地球を感じ、地球の意味を知ることで、身体と心に同時に変化が起こります。

身体の感覚が開き、循環が良くなることで、意識が目覚め、その意識が成熟した人格をつくりだすのです。

 

へそヒーリングの体験会のスケジュールはイルチブレインヨガのホームページ(http://ilchibrainyoga.com/event/)をご覧ください。


土用の丑の日とウナギ

2016-07-11 10:00:00 | コラム

こんにちは、ダンワールドです。

 

もうすぐ「土用の丑の日」がやってきます。

今年(2016年)は、7月30日の土曜が土用の丑の日なので、週末にウナギ(鰻)をじっくり堪能できそうです。

 

ところで、土用の丑の日になぜウナギを食べるようになったのでしょうか?

 

一説によると、江戸時代のなかば、学者の平賀源内がウナギ屋の依頼で、店頭に「本日土用の丑の日」と書いたのが始まりだとのこと。

 

有名な先生が一筆書いたというで、「この日のウナギには、何かあるにちがいない」と人々の関心を集め、大いに売れたそうです。

 

もうひとつ、春木屋善兵衛が起源との説があります。

 

文政年間の夏、ウナギ屋である春木屋善兵衛は、藤堂の殿さまから大量の蒲焼きの注文を受けました。

 

土用の子の日、丑の日、寅の日の三日にわたりウナギを焼き、それぞれを床下に貯えて一週間後に出してみると、丑の日に焼いたウナギだけが悪くなっていなかったそうです。

 

そこで丑の日の蒲焼きがもっともよいとして、殿さまに届け、それを店の看板にしたとのこと。

 

当時、「う」の字のつくものを食べると夏バテしないと考えられており、ウメ、ウリなどがよく食べられていましたが、これにウナギが仲間入りしたという面もあるようです。

 

丑の日の起源はともかく、ウナギは古くは「万葉集」の時代から強壮食品として愛用されてきたといいます。

 

ビタミンA、B1、B2、D、E、さらにはカルシウム、鉄分と体に必要な栄養素がこれでもかというほど含まれているウナギ。夏バテ対策にピッタリですね。


夏バテ対策に中華料理!?

2016-07-04 10:27:43 | コラム

こんにちは、ダンワールドです。

 

いよいよ本格的な夏が近づいてきました。

 

この時期、気をつけたいのが夏バテですが、夏バテ対策の大きな柱の一つは、おいしいものをしっかり食べること。

いろいろな食べ物を偏りなく摂取するのがポイントになります。

 

おいしい食事の選択肢の一つとしてぜひ組み入れたいのが、グルメの王様とも言われる中華料理。

おいしいだけでなく、その多彩さも魅力です。

 

日本でもうどんの汁やお雑煮の味が地方によって違いがありますが、日本よりはるかに国土が広く、4000年の歴史を誇る中国の料理は、土地柄によって味も作り方も大きく異なります。

 

その種類は50以上ともいわれますが、そこをあえて大きく分類すると、以下の4つの地方料理に分けられます。

 

(1)北京料理

北京料理は、魚よりも肉料理が多く、味も濃厚。

清朝の宮廷料理から発達しただけあって、盛りつけ方は大変美しいものです。

北京ダックが代表料理です。

 

(2)上海料理

素材の味わいを生かした、淡白で上品な料理です。

海産物や魚を多く使った料理が主流です。

 

(3)四川料理

辛いことで有名な料理。冬の寒さが厳しいため、香辛料をたっぷり使います。

海から離れているので、あわびやほたて貝などは乾燥物が使われています。

 

(4)広東料理

ヘビから犬まで、あらゆる材料を駆使して、料理もバラエティに富んでいます。

「食は広州に在り」という言葉もうなずけます。

あっさりした味つけが特徴です。

 

いずれの料理も日本人にはなじみ深いですが、夏バテ対策のついでに、中国の4大料理をじっくり食べ比べてみるのもいいかも知れません!