ダンワールドから皆さまへ

体と心と脳の健康づくり
人と社会と地球の健康づくりをサポートします。

夏越、小暑、大暑

2017-06-29 09:54:33 | コラム

こんにちは、ダンワールドです。

 

梅雨が終われば、いよいよ本格的な夏ですね。

中国伝来の二十四節気によれば、夏というのは、立夏、小満、芒種、夏至、小暑、大暑という6つの段階にわかれています。

 

このうち、7月7日ごろが「小暑」(しょうしょ)。

太陽の黄経が百五度に達するときで、この日から暑気にはいるとされます。

 

そして、7月23日、24日ごろが「大暑」(たいしょ)。

太陽の黄経が百二十度に達するときで、暑さがもっとも厳しいときとされています。

 

このほか、二十四節気ではないですが、小暑の前の6月30日に「夏越」という節目があります。

日本では昔から夏越が夏にはいる区切りの日とされ、「夏の御喫」「夏越の節供」「夏越の神楽」などのことばが残っています。

この日にカッパ(河童)が山から降りるとの言い伝えもあります。

夏越から一両日たつと、海水浴にいったり、高い山にのぼったりしても害がないとされる一方で、カッパが残っているかも知れないので、注意が必要だといいます。

 

天武天皇の時代の674年ごろから、夏越と12月の晦日に、親王をはじめ在京の百官を朱雀門に会して、万民の罪機を祓う神事が行なわれており、これを「大祓」(おおはらえ)というそうです。

全国の各神社でもこれにならい、現今にいたっているといいます。

 

地球温暖化もあって、日本の夏も猛暑になりやすくなっています。

しっかりと規則正しい食事をして、睡眠も十分にとりながら、楽しい夏を過ごしたいですね。


庭づくりに見る「中心」の大切さ

2017-06-21 10:10:50 | コラム

初めて庭づくりを試みるとき、どんな庭木をどんな型に植え込もうか、と迷うものです。

設計の段階できちんとした配植を考えないと、しまりのない庭になってしまいます。

 

専門家の間では、昔から配植の基本として、「天・地・人」の型が伝えられ、今でも引き継がれているそうです。

天・地・人型とは、真木(主木)を中心にして、副木と対木の三つの役木を不等辺三角形に配植するものです。

 

この型を完全にマスターすることによって初めて、あらゆるアレンジ型(変型)の庭をつくることが可能となる、といいます。

親しみのある庭、落ち着いた庭など、その基本型はすべて天・地・人にあるのだとか。

 

真木には高木の常緑樹(マツ、マキ、カヤなど)、副木には中木の常緑樹(マツ、マキなど)、対木には、副木よりやや低い落葉樹(カエデ、モミジなど)を配するのが一つの例です。

 

配植にあたって初めての人は、あれこれと迷う前に、庭の主となる位置に、天・地・人型に庭木を置いてみるといいようです。

 

ポイントは、庭の中心に真木(主木)をしっかりと配置すること。

それがないと、いくら立派な木をそろえても、全体のバランスが崩れてしまいます。

 

人間の体でいえば、真木にあたるのは「へそ」です。

へそという中心が活性化することで、体全体がイキイキとしていきます。

 

へそヒーリングで「中心」をしっかりと働かせていきましょう。


父の日

2017-06-14 14:39:19 | コラム

こんにちは、ダンワールドです。

 

6月の第三日曜日は父の日。今年は6月18日になります。

 

父の日が誕生したのは、20世紀の初め、革新主義時代を迎えたアメリカだと言われています。

1910年、ワシントン州に住むソナラ・ドッド夫人が、男手一つで六人の子供を育て上げた父親に感謝するため、教会で彼の誕生日を祝ったのが始まりといいます。

 

父の日が国民的行事となったのは、クーリッジ大統領時代の1924年以降。

その後、正式に六月の第三日曜日と決められました。

日本でも1950年ごろから広まったようです。

 

日本では、父の日のプレゼントといえば、ネクタイやワイシャツなどビジネス系の人気が高いですよね。

財布や定期入れなどの革小物も定番です。

一方、アメリカでは、週末用のバックパックやオリジナルTシャツなど、プライベートで使うようなアイテムがポピュラーなようです。

 

父の日は、カーネーションを贈る5月第二日曜日の「母の日」と比べ、日本では世間に対する浸透がいま一つの印象があります。

プレゼントの単価も、母の日に比べるとかなり低いようです。

 

ただ、最近は、父の日のプレゼント用のパン教室や陶芸教室なども人気だといいます。

日ごろ感謝の気持ちを示したいという人が増えていのでしょう。

政府の進める「働き改革」もあいまって、いわゆるマイホームパパがどんどん増えていけば、父の日ももっと盛り上がっていくのではないでしょうか。


ダンワールドの夏至ライトダウン2017

2017-06-08 16:22:18 | コラム

こんにちは、ダンワールドです。

 

6月21日は夏至の日ですね。

日本だけでなく、世界の各地で催しが行われます。

 

ヨーロッパでは古くから、夏至の日になると神聖な太陽が天の頂点で静止し、耕地に恵みを与えると信じられてきました。

 

このため、豊作と好天を祈る「夏至祭」が各地で開催されます。

 

スウェーデンでは、これがキリストに洗礼を施したヨハネの生誕祭6月24日と結びつき、夏至祭はこの24日に一番近い週末に集中して行われます。

 

夏至祭はスウェーデン語で「ミドソンマル」と言い「真夏」の意味だそうです。

スウェーデンの人たちは、この時期に休暇を取り、夏至を祝います。

同時に湖で泳ぎ、マス釣りを楽しみ、森を歩き、精いっぱい太陽の恵みを満喫します。

これは短い夏の国に住む人たちの生活の知恵であり、夏至祭はそのシンボル的行事だとされています。

 

スウェーデンの夏至祭りでは、集落ごとに「夏至柱」が立てられます。

夏至柱は、太陽を象徴する輪が共通しているほかは、飾り付けのデザインは地域によってさまざま。

三角やハートの飾り、てっぺんに風見鶏を付けるところもあれば、国旗を飾るところもあります。

 

祭りの当時は、みんなで掛け声とともに力をあわせて夏至柱を持ち上げ、柱を囲んでダンスなどで祝います。

 

祭りの日時が集落ごとに少しずつ違うので、祭りの“はしご”を楽しむことができます。

 

☆       ☆   ☆

 

ダンワールドは、今年も夏至のライトダウンに参加します。

 

6月21日(水)の20:00~22:00、全国各地のスタジオで、看板などのライトの消灯などをいたします。