こんにちは、ダンワールドです。
昨今の世界的な日本食ブームでは、「寿司」のようにパッと見が分かりやすい料理にどうしても注目が集まっているようです。
しかし、健康的な日本食の真髄は、お寿司のようなメインディッシュよりも、煮物やおひたし、お新香などの小皿にある、という専門家も多いです。
煮物やおひたし、お新香の魅力は、なんといっても、野菜をおいしく食べられることです。
サラダとして食べると飽きっぽくなってしまう野菜も、煮物やおひたし、お新香にすることで無理なく食べることができます。
小皿で少しずつ食べれば、それだけ豊富な種類の野菜を摂れるのもメリットです。
野菜を食べることのメリットの一つは、活性酸素を退治できることです。
高カロリーを摂ると体内に活性酸素という毒素が増え、身体の細胞やDNAが傷んでしまい長寿の妨げになると言われますが、野菜に多く含まれるビタミンCなどは、活性酸素に対抗する力を持っています。
また、抗酸化物質を含んでいる野菜の摂取は、がんや心臓病、脳卒中の予防にも効果があることが学術研究で裏付けられています。
野菜の摂食が認知症の予防にもつながるという研究もあります。
こうした研究成果をふまえ、ビタミンをサプリメントで補う人も増えているようです。
とくに肉食が中心になりがちなアメリカなどでは、ビタミン系サプリは重宝されているようです。
とはいえ、やはりサプリよりも、美味しい自然の恵みから直接ビタミンを摂るほうが、体に吸収しやすいのは間違いないでしょう。
健康寿命を延ばすためにも、豊かな野菜料理の文化をぜひ大切にしたいですね。