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股関節の捉え

2022年02月16日 | 身体のこと

おいでやす。ではなく大阪の地下鉄中津駅のトイレ看板です。
大阪店に来られる際に御堂筋線を利用される方は目にした事はある方もいるのでは無いかと思いますが、トイレにおいでやすですね・・・

今日の名古屋は寒いデス。雪も舞いました。早く春よ来いですね。

さて、今回は身体の使いでの武道から私が習得してきたことを幾つかに分けてお話ししていきたいと思います。

実はご存知の方も見えるかも知れませんが、実は私自身仕事として空手道を30年以上指導しておりまして、今は1カ所を住んでる地域で稽古指導して一緒に少年・少女の子供達と
動いています。
大人の部はおやすみ中です。

そんな事から武道の動きからは呼吸・胴体力・動きの脱力(余分な力)など色々先人の師が残したことを反復して稽古して身体に無駄のない動きを自然に出せる様に覚えさせてます。
子供達は既成概念がほぼないので、吸収は早く指導する私の鏡の様です。一緒に稽古する事で学ぶことが多いです。

その点、大人の成人は既成概念がありすぎて、無駄な力が入り過ぎて子供より難しいですね。

今回のテーマでは股関節の捉えですが、稽古で指導する中で各自が股関節で地面を捉える事であるのです。

武道の動作前には結び立ち(※次回図解をブログにて店ます)で立ち→礼を立礼にて行い→用意の構え(※内歩進・ナイファンチン)内歩進立ちで準備します。
その時が動く前の空手の究極のニュートラルポジションとなります。
普段の立ち動作も同じで、股関節と脚の骨(大腿骨など)が正しい角度にある状態となるのだが、正しい角度は万人にとっては同じではないとこれまでの稽古を何十年してきた中で感じ、
これは来られる患者さん方々にもこれまで直接話の中で一人一人に合う動作を話してきた。

以前は名古屋の患者の方々と毎月1回『歩く会』として実技・講義を行ってました。その後にランチ会で質疑応答で和気あいあいで行ってましたね。

と話を戻して、『いかに上手に地球上に立っているか』と思います。今行っている冬季オリンピックでも雪上・氷上に転倒せずいかに立っているかを限界ギリギリの動作の中で
選手は稽古してきたことを本番に如何に平常心で筋肉を動かせる事ができるかが鍵でしょう。

また、武道の用語での臍下丹田等もお話出来る様に準備します。

皆さんも立つ際に無駄に力を入れずに感覚を身に付けてくださいね。『上達するコツは力を抜く事です』

では、また次回まで・・・

下の写真は今は大学生になりましたが、右の女生徒は今も稽古に来ています。初段になり後輩指導を手伝ってもらいます。看護師になる様です。



コロナ前の3年前の祈願祭





患側荷重が痛みで出来なくなると・・・

2022年01月26日 | 身体のこと
寒さも今日はひと段落の名古屋から



コロナ禍での蔓延防止宣言が発令されたので、名古屋栄の街も人の歩いている数は少ない様に感じてます。


皆さん。お元気でお過ごしでしょうか

オミクロンの影響で外出を控えているのではありませんか

どうしても感染を警戒して、自宅で座っている時間が長くなっているのではありませんか

座っている長時間の影響によって、エコノミークラス症候群(※座位姿勢で長時間同じままでいると、血液の流れが悪くなり血管の中に血の塊が作られ、そこに痛みや腫れが生じることが起こるのです。
                             深部静脈血栓症となり、血の塊が剥がれ、肺の血管につまると、胸が痛い、呼吸が苦しいなどの症状を起こします。肺塞栓症となります。)

足の下腿部に浮腫が出たり、皮膚の血色が悪くなります。鼠蹊部やお腹を締め付ける服装でも影響します。

30〜40分ほどに立って、歩いたり、踵をあげたりのカーフレイズの動きで下肢の筋肉で血液プーリングを促すことが大変大切なことです。

是非、痛みを緩和させて患側に荷重できる様に股関節症の方々は筋肉をケアすることが患側荷重のステップとなります。

ここで、2枚の下記の写真を見て気づきますか





患側荷重が出来なくなることにより、筋肉の筋繊維が細くなるので、血流も悪くなり、栄誉や老廃物が骨や筋肉に影響します。




急に痛くなる事は病的もしくは事故でない限りはないので、変形生股関節症には徐々に筋肉痛から筋肉が萎縮・硬結から血流障害からが影響します。


是非、身体を動かした後にはケア(ほぐす・温めてストレッチ)は必要な事なので、皆さん田山先生の動画を参考に実施してみては如何でしょう。

私も動いたら必ずケアしております。湯舟にもしっかり入り、その際にほぐします。


では、まだ寒いですが、筋肉を動かして身体の体温調節してみてはどうですか。

私もこの時期も海に入って寒いながらも楽しんでいる一人です。笑

好きな事は出来るし、続くのですが、ケアが不十分であると身体に影響を受けて出来ないのは嫌であるので、ケアは入念にこれからもずっと行います。


では、手術した方も術前の痛みは軽減したと思われますが、筋肉のケアは必要ですよ。

2022年を良いスタートにしましょう。




孫の奈那を初お披露目させて頂きました。

今後とも宜しくお願いします。












関節炎による痛み

2020年10月22日 | 身体のこと
そろそろ雨が降りそうな名古屋の空

明後日からは広島出張しますが、天気は秋晴れの予報。良かった〜

この所、気候・気圧が変化して、痛みが出ている方が多くなっている様です。

私の施術所に来られる方の中にも、メールで今回広島出張・来月の福岡出張で施術をされる方々からも近況連絡でメッセージを頂きます。

今回は関節炎について松本深圧院の勉強会でテーマにした内容を踏まえてお伝えします。

さて、関節炎では、滑膜繊維芽細胞や軟骨細胞からのIL- 1(インターロイキン-1)や、TNF- α(腫瘍壊死因子~α)を始めとする各種炎症性サイトカインの放出が
起こり、軟骨の変形や骨増生が起こる。

ここでの内容から骨の変形は関節炎に伴う炎症物質により起こる。骨と骨がぶつかって変形と患者へ話すのはおかしい説明である。

炎症は、関節内のみに留まらず、関節周囲組織にも広範囲に波及する。
慢性的な炎症に、末梢神経や中枢神経における可塑性変化が生じ、神経障害性疼痛の側面も持つ様になり、痛みのメカニズムは複合的となる。





ある文献の図を参照して関節炎メカニズムが痛み・関節へ影響の仕組みである。

したがって、炎症での熱感や骨髄内圧が落ち着き、そこからは血流をよくする為に筋肉を弛緩してあげることが大事となります。

骨髄内圧が軽減することにより、痛みが軽減する事になるので、皮膚にも関連痛の痛覚過敏に影響を与えることも挙げられている。

深圧でのサポートを提供させて頂いています。

では、コロナ影響で外出を控えている方も少しずつですが、お越しになられる様になり、かなり筋肉が硬結して血流が悪くなり、
痛みが出ている方が多いです。

お待ちしています。







私も昨日は気分転換で近所の海へ愛犬の杏と散歩へ。



代謝性骨疾患と骨離モデリングについて

2020年09月15日 | 身体のこと
今日の名古屋はお日さまが、顔を出さないどんよりした天気・・・

今朝は愛犬の散歩で玄関を出た時に、蝉のツクツクホウシが夏の終わりを知らせて盛んに鳴いてました。
しかし、猛暑が続いた夏でしたね。
マスクが毎日必需品となり、これまた暑さを倍増させて参った

皆さんも大変だったのでは まあ今でも大変ですが・・・

我慢も大切ですが、外出することも身体を大切ですので、身体を動かして下さい。


さて、今回は骨についてを少し話させて頂きます。以前のブログでも骨のリモデリングを掲載した事がありますが、
コロナ影響でスティ・ホームで外出する事がほとんどなく、自宅では座っている時間やほとんど動かない生活が多い方が股関節症の方々で以前より
ご来店されている方の中や出張先の大阪や広島周辺圏で多く見られます。

その際に身体に出てくるのが、筋肉の硬結により痛み、動作が鈍い、ましてやコロナ太りとなってしまった方を施術する事が多かったのです。

これからの時期は食欲も出ますが、気候も良いので身体を動かすことも大切ですね。

股関節症の方の場合は特に骨の状態を健康に維持するには動いて、骨への負荷刺激が大事となることでしょう。

今回の代謝性骨疾患は、健康な骨では維持されている骨形成と骨吸収を絶えず繰り返す骨代謝のバランスが崩れることによって
発症します。
代表的な代謝性骨疾患である骨粗鬆症は骨吸収が亢進することによって、骨代謝のバランスが崩れて骨密度が減少する疾患です。

また、特に女性の場合は閉経に伴う女性ホルモンの減少が主な原因で60歳以上の女性に多く見られます。
骨粗鬆症は骨折に至る病的過程であり、股関節症の変形にも影響力を及ぼしてしますのです。

さて、男女問わず、すべての年齢を通じて骨粗鬆症を予防する事が必要であるとされています。
さらに代謝性骨疾患にはカルシウム代謝に必須であるビタミンDの欠乏や活性化障害による骨軟化症やくる病あります。

しかし、骨を病的になる日常生活が今のこのコロナ影響によって近づいています。
身体を動かさない時間が多くなっているのと太陽に当たらない事が骨退化してしまい、骨変形を進行させてしまう原因となります。

下図は骨の代謝の関する図


骨を元気にする為には筋肉を正常にさせて、血流をよくする事がリモデリングを活性するキーとなるので、徐々に外出する事も大事。

名古屋では私の施術所の設立と同じ年に隣の画廊に来ていた「TINGA TINGA]アフリカタンザニアの絵画展が開催されていますので、
気分転換に出掛けて見ては如何でしょうか?


私も期間中に主催者の島岡夫妻に会いに行く予定です。

行く時にはマスクを忘れずにね







今、日々できる事を大切にして

2020年08月08日 | 身体のこと
暑い夏がお出ましですが、皆さんは如何お過ごしでしょうか

今週、大阪出張から帰社した日から、愛知県も県独自の緊急事態宣言を発令されました。

私の施術所がある栄もアルコールを扱う店などへの要請が出ています。人の往来も激減してますね。

しかし、明るいニュースは愛知県もあります。

将棋の藤井棋聖が2冠目を王手となり、最年少での達成となるかが話題です。号外も勝利すれば名古屋は出るでしょう。

コロナ影響で沈んでいる時に若い刺激はいいですね
これまで、将棋に興味ない女性方々へも火付けとなっているようです。これまた暑い夏になりそうな愛知です。


この暑さに加えて、コロナで外出を控えているのでは皆さんありませんか

自宅では皆さんどの様に過ごしているのでしょうか

●座ってテレビを1日観ている
●座って本を1日読んでいる。
●座って携帯電話を使って1日過ごしている。
などなどの様な日々の日常生活ではないでしょうか

上記の条件を意識して変えては如何でしょう。
●立ってテレビを観る時間を取り入れる。
●立って本を読む様にする事を取り入れる。
●立って携帯電話を取り扱う様にする。

この所、施術に来られる方の大半は足のむくみ、筋肉の硬結があり、血流が悪くなっている方々がです。
コロナで来られてない方はもっと筋肉の硬さと痛みも出ているのではないかと私も顔を浮かべながらどうかなぁとこの頃です。
それと、皆さんに多いのがエアコンでの冷えもあり、シャワーだけで湯舟に入らず、温めない方も多いので、是非身体を湯舟に沈んで温める事は
自律神経の緊張もリラックスできる効果、血流を良くし、発汗により熱を体内から代謝させて、水分補給し血液成分をきれいに出来る事でしょう。

私も立つ時間を多くする様に意識しています。

自粛で自宅でも出来る事を見つけてみては如何でしょうか


毎朝、私も愛犬と2㎞程朝早く空気が澄んでいる時間に行うのが名古屋にいるときのルーティンです。
是非、皆さんも身体を動かす毎日を探して下さい。
風呂も湯に浸かってね。