もう少し患者の気持ちを・・・

2014年08月24日 | 治療のこと
広島は雨が降ったり止んだりの毎日です。


私が広島で施術をしている、賀茂泉酒造内にある酒泉館の建物内からは曇り空で、何時雨が降ってもおかしくないです。
今回の土砂災害地域の方は施術を受けられる方には被害にあった方はいなかったのですが、来られる方々の友人や親類が被害にあって
いる事を耳にします。
まだ捜索活動を大規模にしているニュースが毎日流れていますが、早い救出を願っております。


今年の夏は天気が異常になっている様に思います。
この天候の影響もあってか、来られる方々の変調が見られるのをこの夏は感じます。
今回の広島の方々も雨の日が多い事もあり、湿度がいつもの夏よりあり、身体がだるさを
感じる日が多かったようです。

さて、術後の病院での対応は様々ではありますが、手術をされた皆さんは入院中から退院後は如何でしょうか?
手術数が多い某病院は人工関節手術後は日常生活がリハビリであるのでと2週間程で退院させられます。
自骨の手術ケースはまた入院日数等の状況は異なりますが、リハビリについては外部の病院にと言うのも多々あります。

北は北海道から南は九州までの病院選択されて、術後はあまり状態が・・・と言うケースの方が施術に来られるのが、増えています。
今回の広島の方々の中にも術後は両松葉杖のまま退院し、半年経過しての状態でも両松葉杖がないと日常生活では不安と痛みがあってお越しに
なられた方です。

(写真掲載、了解済み)

広島の病院で手術を行った後は、退院までの期間では両松葉が取れないままの様でした。
現在も痛みがあり、荷重が患側に掛からないまま生活であり、毎朝目が覚めると一日が不安が最初にあり、
起き上がるとどうしても筋肉に力が入らない様です。


さて、この方の筋肉を施術前に可動域を計測し、脚が座位の状態で屈曲位方向へ挙らないようである。
可動域を動かす中で私たちの診るのはブレーキが掛かるような感覚的な筋肉を見つけて、狙いをつける様にします。
また、能動的に動かしての痛み・動作もチェックします。

このMさんの筋肉を触り、大腿四頭筋・大腿筋膜・内転筋群・殿筋・ハムストと全般に硬結がみられ、どうも怪しいのが
腸腰筋でしたので、ポイントを絞り腹臥位・横臥位・背臥位で弛緩させる様にし、座位での脚を挙げてもらうと力の入る感じと
立ってもらい、立位の状態を自身の足で左右に荷重を乗せる事が出来、痛みも無く患側への荷重をしてもらい終了。
自宅での行ってもらう項目を3点程を指導させてもらい、10月広島出張までの課題をメールで近況報告して頂くことと
なりました。

先日、早速松葉杖を片方にして歩行しているそうです。

必ず良くなりますよ。


病院の定期検診で、先生方にはもう少し具体的にどうしたら良いのかを悩んでいる、患者さんに日常の不安に耳を傾けて欲しいですね。
本当にメスを入れて良くなると患者さんは委ねて行う訳ですから。
私のつぶやきとして下さい・・・・


と言う事で広島の美味しいものです。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする