鼠蹊部ラインの筋群とハムストリングの筋群について

2019年05月25日 | 治療のこと
先月は福岡出張で博多に行きました。

この日は予想最高気温は福岡31度のようです。
私は毎日の日課で愛犬の散歩を6時頃から涼しい時間で行う習慣で、今朝の博多も同じ時間帯で祇園まで散歩してきました。














これで、ホテルの部屋に帰ってからはケアでほぐして、準備して患者さんを待ちます。


皆さんの痛みの症状はそれぞれ違う中で、原因でありそうな筋についてはほぼ似てる傾向があるようです。

鼠径部前面に症状を言われる中で、日常動作や股関節可動域を聞いて・動かす中で探るのですが、股関節の屈曲拘縮、それに伴い
伸展可動域が10度以下での状態が出ている事が傾向としては多い方を診る事が多いです。
今回はハムストリング筋群と鼠蹊部ASIS下部周囲が硬結しているケースが原因の場合です。
やはり、痛みを庇う歩行・患側への荷重を避けるようになるので、前文の筋群は硬くなり、血流も悪くなり、どんどんと慢性痛を引き起こしてしまう
のです。

図1

図2

上記、図1のハムストリングの半膜様筋の坐骨結節への起始部周囲は柔らかくする様に施術させて頂きます。

図2の鼠径部へも屈曲・伸展が可動域チェック時にスムーズな関節の動きを見ながら施術していき、初診で来られる方へはピンポイントでは厳しいので
徐々に圧して緩めて正常に近づけるようにしていきます。

皆さんもボールやラッコでのほぐすポイントの筋肉です。


では、是非自己ケアを行ってください。


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