ハムストリング筋の考察

2013年05月21日 | 身体のこと
名古屋の気温31℃とは・・・もう夏

ゴールデンウィークには大阪で過ごし、名古屋に帰ってからはぼちぼち休日を久しぶりに取りながら今日まで
ブロブUP出来ず・・・

一昨日の日曜日は名古屋総合リハビリセンターで、歩く会(松本深圧院名古屋の有志会名称)の実技・勉強を股関節の有志で行いました。
主に身体の解剖学を分かりやすくと各自の筋肉を手入れの仕方・筋肉の動かし方などを行います。

てな訳で終了後はコメダ珈琲本店にて皆さんでお茶会して解散。

次回は6月30日 日曜 10:00~ 同じく名古屋総合リハビリテーションセンターにてです。
参加簿希望の方はinfo@shin-atsu-nagoya.com. まで、参加希望のご連絡下さいませ。


◎「股関節講演会」のお知らせ


上記の申し込みはメールにてお願い致します。

※定員人数に達した際は誠にすみませんが、申し込みを打ち切らせて頂きます。ご了承下さい。



先日のお越しになられた方が膝痛が出て、膝の膝蓋骨下部と膝の裏が痛いと言われたので、

探って行くと、大腿四頭筋とハムストリング筋に硬結があったので施術をこの部位にポイントを絞り込み
弛緩させることを最初から最後まで。


このゴールデンウィークにイタリアに旅行に行かれた方は日によっては25000歩を歩き、
私がこんなに歩けるとはご主人も本人も思わなかったようです。
海外旅行へ行ける事が出来たのも自信になったようです。

ちなみに脚のレントゲンは・・・

(ご本人には了解済みです。)両側の脚長差あり、温存の方です。



歩いて頂くと痛みはほとんど軽減し荷重も患側へ掛けられる状態で歩行可能。

さて、ここでのハムストリング筋を考察してみましょう。

『ハムストリング』の語源は18世紀のイギリスである。
ハムストリング(大腿屈筋群)は後大腿部に沿って、外側広筋を大内転筋の間にある。



3つのハムストリング筋は全て共通の起始点を坐骨結節に持ちます。



そのハムストリング筋の筋腹は、大腿部体表近くを下向きに走行し後膝を横切る長くて薄い腱となる。


大腿二頭筋は外側ハムストリング筋である。






浅部の長頭と、深部の見分けにくい短頭の2つの頭で構成されるのですが、上記の図は横から
左側の骨盤から脚部(大腿部)の大腿二頭筋の長頭と短頭の停止部が分かるようにした図です。

大腿二頭筋の停止部については下腿部の腓骨に付着しております。


また、内側ハムストリング筋は2つの『半』筋で構成されてます。
半腱様筋はより幅広く深部にある半膜筋の浅部に位置しているのです。


2関節筋であり、股関節伸展と同時に膝関節屈曲にも働く点であるのが、特徴となるのです。

ハムストリング筋の筋質は硬くなりやすいのでマメな手入れが必要な筋群でもあります。

今回の膝や股関節の可動域での外旋の際に膝が痛く感じる事もある方の中には大腿二頭筋の硬さから影響が
出ている方が居たのでここをほぐした事により膝への負担が軽減したようです。


今回のハムストリング筋についてはもう少し次回も考察してみようと思います。

では、次回はもう少し早いブログUPを心がけますね。



股関節痛の筋肉をほぐしてより良いクオリティライフを楽しんで下さい




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする